"SCHOOL DAYS" Stanley Clarke
produced by Stanley Clarke and Ken Scott
1. SCHOOL DAYS(スクール・デイズ)(7:48)
2. QUIET AFTERNOON(クワイエット・アフタヌーン)(5:06)
3. THE DANCER(ザ・ダンサー)(5:24)
4. DESERT SONG(デザート・ソング)(6:53)
5. HOT FUN(ホット・ファン)(2:52)
6. LIFE IS JUST A GAME(ライフ・イズ・ジャスト・ア・ゲーム)(8:58)
スタンリー・クラーク( discography )4枚目のリーダー作にして、代表作の1枚にあげられる "スクール・デイズ" ーーー。
1951年 6月30日 ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれのS・クラークは、オペラ歌手の母親の薦めで幼少時からヴァイオリンやチェロを習い、コントラバスに転向したのは14歳のとき。地元の音楽院で学びながらプロとしても活動し、19歳でN.Y.に出てスタン・ゲッツのバンドに参加。そこでチック・コリアと出逢い、"リターン・トゥ・フォーエヴァー" の初代ベーシストに。"ピッコロ・ベース" などを "ギターのように" 弾き、時には "弓" でベースを奏で(← ヴァイオリン奏法)、そして自在な "スラッピング" で、ジャズからファンキー・チューンまでこなしてしまう "異才" ーーー。なぜ "クラシック" の演奏家を断念しなければならなかった(?)のかは不明ですが、そのテクニックや知識を活かした音楽性は秀逸。
ジャズ・ロックのクラシック的な一曲。ドラムはスタンリーと馴染みの深いジェリー・ブラウン。
うねるベースにスティーヴ・ガッド( discography )のドラムが絡む、骨太ファンク。
ジョージ・デューク( discography )のキーボードにビリー・コブハムのドラム(渋)。「人生なんてゲームみたいなモノ」・・・と、笑い飛ばしてみたいもんだわ(笑)。
全曲S・クラークのオリジナルで、4. はジョン・マクラフリンと共演(美)。
彼が手がけた映画音楽( filmography )からもよくわかるように、幅広い音楽観の根底にあるのは "soul" や "funk" など、身に染み着いた "Black Music" ーーー。結局私が "惹かれる" のは、そういう "feeling" や "taste" が溢れている人ばかり(実感・笑)。
>> 'mellow_groovy'(CD/LP)- discography