鮒の里

　　　　東北地方の皆さん、大雨被害、お見舞い申し上げます

　このところ、東北地方は災難続きになっています。地震、津波、原発、水害となんと言ったらいいのか、言葉が見つかりません。
　東北地方の災害といえば、大雪の被害は四国の人達もよく知っていますが、水害とはあまりにもひどいと思います。東北地方の人達が我慢強いことはわかりますが、あまりにも被害が重なっている気がします。
　四国も台風の玄関口でしたが、近頃は気象が変化したのかあまり台風も近寄ってこないのです。今年は一度台風が上陸しましたが、あまり大きな被害はありませんでした。今年は台風がだいぶ上陸するような気がします。自然の現象は地球環境の保全には必要な現象ではあるのですが、あまりにも頻繁に被害に見まわれるのは人間の試練をこえています。
　この狭い国土では何処に行くわけにもいかず、住めば都の気持ちで生活していかなければなりません。皆さんに頑張ってくださいというのも何か失礼な気がしますが、ほかに言葉が見つかりません。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より

鮒の里

　　　　　　　中国、脱線車両埋める

　新聞の見出しを見て驚いたというより呆れるという感じです。
しかし、その新聞の写真を見て、また驚いた、作業をしている建設重機が日本のメーカーの重機ではないか、何か日本で起きた事故かなと勘違いするような報道写真だ。
　脱線した車両はほとんど日本製で、運行システムだけが中国独自のものらしいです。
一番安全でなければいけないところが、不安定なシステムでは高速鉄道とは言えまいと思うが、中国はそんなに急いでどこに行こうとしているのだろうか、明治維新の日本を見ているようだ、遅れているものを急いで取り返そうとしている姿が、日本の１００数十年前によく似ている。
　日本にとってはその中国に商品を売って生活をしなければ経済が成り立たなくなっているのも事実だけに悲しい気がする。かって、欧米諸国から日本が追いつけ、追い越せの時代と同じで、なりふりかまわぬのように見える。
　その経済力の中で、富裕層というやっかいな人種が育ってくる、にわか金持ちが出てくる、この金持ちは本来の金の使い方が分からないのでとんでもない方向に進む危険な人種だ、日本のバブル時代が中国で再発し負の遺産を多く残すことになるだろう。
人間という生物は喉もと過ぎれば熱さ忘れるの如くで、同じ過ちを繰り返すようになっているようだ。



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鮒の里

　　　　　台風６号四国遍路道に立ち寄る

　台風の四国への上陸は２００４年の１０月以来７年ぶりで、今年は台風も四国遍路道を歩く遍路が少ないのを知ってか、知らいでか鮒の里にも立ち寄ってくれた気がしました。徳島に立ち寄って太龍寺の本堂に杉の大木を強風で倒し本堂の屋根に大きな穴を開けてくれました。
　札所の寺に何かしら気合いを入れてくれたのかも知れません。鮒の里に台風を避けて連泊したお遍路さんもその大きな穴の開いた屋根を見てびっくりするかもね。台風の被害などは、東北の震災、原発の被害にくらべれば小さいことですが、あまり歓迎出来る台風ではありません。今日も暑い中をお遍路さんがやって来ています。まさに、修行のほかありません。



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　　　　　なでしこジャパン金メダルおめでとう

　すばらしい、まさか、アメリカに勝つとは思いもしなかったが本音です。
久しぶりにうれしい元気づくことが起こりました。今まで暗い事件ばかりでしたが本当によかった、サッカーをあまり知らなかった者にも元気をもらえました。
　女性がどんな場所でも活躍することが多くなってきた日本ですが、今回の金メダルは戦後初めての快挙かも知れません、戦後初めての原発事故、どいう巡り合わせかわかりませんが、地獄と天国がいっしょに来たような気がします。
　日本政府もなでしこジャパンを見習って、政治屋、官僚もみんなが一丸となって今回の事故処理を進めて欲しいと思います。
　みんなが力を合わせることが一番大切なことを、なでしこジャパンが教えてくれたではないですか。



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鮒の里

　　　東京のお遍路さん

　昨日、東京のフジテレビの近くで住んでいるお遍路さんが鮒の里に立ち寄った。
そのお遍路さん、２０階のマンションに住んでいるらしいですが、地震でもう駄目かと本当に思ったそうです。東京も大変な状態でしたが、少し落ち着いてきたので、予定していた四国遍路に来たそうです。東京も放射能にかなり汚染されていると思いますと言っていました。政府は本当のことが発表出来ないのではないかと思いますとも言っていました。国土が広ければ被災地より避難することも出来るのですが、狭い日本ではどうすることも出来ないのが現状だろうと思います。
　この狭い国土に原発を何十ヵ所も発電しているのだから、国民みんなが「板子一枚下は地獄」の運命共同体で生きていくしかないのだろうと思います。



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鮒の里

　　　　　　九電のやらせメール

　今に始まったことではない、日本国家がやらせ政治の御本家であると思う。
戦後６０年間、国がやって来た事業はほとんど政治屋、官僚、地方役人、学者、業者など利権にまみれたハイエナの集団が経済成長の大儀名文を看板にやって来た結果が今日の負の遺産ではないだろうか、また、国民もその恩恵にあやかってきたのは事実である。国民全体が、中流意識の貧乏公家のような生活をしていたではないか、日本国にはもともと何もない貧困な国であることを肝に銘じなければならないときだろう。　　　　公共事業の地元説明会などと銘打った集会は工事ありきの説明会で参加した人達のほとんどが事業主の思惑の人達である。近頃の環境問題の事業までもが、やらせに加担した地元の人達が参加しているのは情けない限りである。事業主の都合のよい調査資料を見せられ納得しているのだから始末が悪い、国民は真実を見極めることが肝要だと思う。

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鮒の里

　　　　　　セシウム牛、四国にも流通

　福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛１１頭から国の暫定規制値を超える放射性セシフムが検出された。
　政府の対策が後手になると、こんなことになるのは分かっていることです。国民が心配していることが現実になってきたのです。東北地方の農産物が全国に出回り日本全体が放射能汚染になってくるわけです。風評被害が東北地方のみならず日本全体に及ぶのは時間の問題になっていると思います。
　政府は、総理が誰になるなんて言ってる場合ではないのです。国家が滅亡してしまえば何にもならないと思いますが、現在は有事であるということが、平和ボケしてしまった国会議員、官僚には理解できていないのではないかと思います。

　一刻も早く大事な決断をお願いします。


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鮒の里

　　　　　ストレステスト

　原発再稼働にはストレステストをクリアしなくては再稼働は無理だと政府は言っている。
言ってる政府がストレステストの意味がよくわかっていないようだ。

　古いことわざに「為す有る者はたとえば井を掘るが若し、井を掘ること九軔にして、泉に及ばざれば、猶ほ井を棄つと為すなり。」なにか有ることを行う者は、たとえば井戸を掘るのに似ている。井戸を掘ることが何十メートル、何キロで有っても水の出るところに届かなければ、井戸掘りを放棄したことになってしまう。

　今回の原発のストレステストはそんなことになっては絶対にいけないことである。
日本流のストレステスト、原発再稼働ありきのストレステストでは有ってはいけない。




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鮒の里

　　　　大国を治むるには、小魚を煮るが如く、

　大きな国を治めるには、あまり小細工をするなと「老子」が説いてある。
今日の日本政府は、今回の大惨事に対する政策があまりにも、あれや、これやと小細工が多すぎるのではないだろうか、誰が総理になったところで大きく事態はよくならないと思う、現在進めていかなければならないことは、誰が考えても答えは同じだろう。
　国民からすれば、本来の政策を執行出来ることにするのが、一番であるのに何もかも全部のことをやろうとしているようにか見えてこない、本来の的を外しているようだ。
　被災者の方々の我慢も限界に来ていると思う。暴動が起きないのが不思議なくらいです。　
　　
　
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鮒の里

　　　　　世界一になったコンピューター

　この間、科学者、技術屋が鬼の首でも取ったような顔で世界一になったとスパコンの自慢をしていた。おまけに仕分けの議員に一番にならなければ意味がないと言っていた
その世界で生きていくには仕方のない価値観かも知れないが、仕分けの議員さんが言っていた意味が全く理解できていないのが少し空しい気がする。
　日本人の勤勉な人間性だから仕方がないと言えばそれまでだが、今回の原発事故もその世界に負けまいと言う国民性が不幸な結果になってるのは否定できないと思う。
　今、中国が日本の高度成長時代と同じ過ちを経済成長という大義名分のもとで政治が行われているように思う。おまけに軍備力を整えようとしている。まるで日本の歴史の過ちをもう一回見ているようだ。富国強兵そのものです。
　日本には、原発が国中に点在している・もし、相手国が攻撃するのであれば原発を攻撃すれば日本中に核爆弾を落としたことと同じことになる、人間という生物は文明は進歩しても心の煩悩は進歩しないことを頭にたたき込むことが肝要と思う。
　人間は同じ過ちを繰り返す生物だから始末が悪い。



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