ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

【お知らせ】インターネット教材で受験生の直前対策をバックアップします

2012-01-29 00:17:51 | イベント告知
 被災地の公立高校受験まで約1カ月、ふんばろうの学習支援PJではインターネット教材で受験生の直前対策をバックアップします。
 
 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」(代表:西條 剛央 早稲田大学大学院商学研究科 専任講師)は、東日本大震災により被災された子どもたちを対象に、インターネット教材による学習支援を無償にて実施します。
 震災の影響で教材や学習道具、学習環境に大きな影響を受けてきた中学生。3月上旬の公立高校受験を目前に控える中学3年生を中心に、2012年3月まで直前対策用インターネット教材の提供と学習相談を行います(中学1年生、2年生にも、順次教材提供を開始します)。
 この度のキャンペーンは、(株)建築資料研究社/日建学院ニッケンアカデミー本部様よりインターネット教材の提供を受け実現いたしました。今後はより対象を広げ、学習支援を展開していく予定です。

<対象>
 中学1、2、3年生 合計100名(先着) ※中学3年生を優先します。

<応募条件>
○東日本大震災で被災した家庭の中学生(罹災証明書のコピー提出が必要/画像可)
○自宅から通える範囲に塾・予備校がないこと(または経済的事情により通えないこと)
○高校受験予定があること
○インターネットに接続可能で、毎日使用できるパソコンがあること
※パソコンをお持ちでない場合はご相談ください。お申し込み状況によっては、貸与することも可能です。なおこの場合のパソコンは新品とは限りませんのでご了承ください。
※パソコンは、自宅以外の集会所やその他の場所にて使用できるものがある場合でも受講いただけます。

<学習支援内容>
○学びたい科目のインターネット教材のIDを貸与します。基本は、ひとり1科目ですが、学習カウンセリングの結果、複数科目の教材で学ぶこともできます
○インターネット教材のためのテキストを提供します
○学習内容でわからないことの質問や、学習に際しての相談などが電話やFAX、Eメールなどでできます
○教材の無償提供期間は、2012年3月末までとします

<申込方法> 
 学習支援を希望する中学生の保護者より、以下の事項を、電話にてご連絡または任意の用紙に記入いただき郵送にてお送りください。
□受講を希望するお子さまの氏名(フリガナも)/性別/生年月日/学年/希望学習科目
□保護者氏名
□住所/電話番号/Eメールアドレス
□FAX番号(お持ちの場合)
□インターネットが使えるパソコンの状況について(自宅/集会所/その他)
※罹災証明書は、画像データでお送りいただくか、または郵送にてコピーをお送りいただきます。

<申込期限>
 2012年2月29日(水) (申し込み順に順次提供していきます。)

<申込先>
 ふんばろう東日本支援プロジェクト・学習支援プロジェクト
◇電話の場合:0570-06-4439
◇郵送の場合:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学9号館604号/ふんばろう東日本支援プロジェクト・学習支援 係

※お申込後、学習サポートスタッフよりお電話をおかけし、プログラムのご説明や学習状況など現状のご確認、今後のカリキュラムなどについてお話しいたします。
※り災証明書の内容などを勘案して、優先順位が高いと判断した学習者から教材を提供します。そのためお申込をされても選外になる場合があります。ただし選外となっても「問題集希望」とのご連絡があれば、「問題集」をお送りします。

同時募集:学習サポートスタッフ
サポート希望者にできるだけ対応したいため、同時に学習サポートスタッフも募集いたします。
<募集用件>
□教員、家庭教師または塾講師の経験があること
□ボランティアで子どもに勉強を教えたい社会人・大学生
□子どもたちからの質問に、電話やFAX、Eメールで対応いただきます。
可能な場合は、指導する子どもと直接顔を合わせるために被災地に1〜2回足を運ぶことできる方、または、現地で支援できる方を広く募集します。

【ふんばろう東日本支援の学習支援プロジェクト】
2011年11月に開始した「学習支援プロジェクト」は、震災によって大きく変化した子どもたちの学習環境において、学びをサポートする大学生・社会人の派遣、学習教材の提供などを通して、子どもたちの学びたい気持ちを伸ばし、未来を選んでいける力を育てるお手伝いをしていきます。中でも、震災の年に高校受験生という境遇にある中学3年生が、今年3月の受験まで精一杯学び、本番を迎えていただけることを大きな目的としています。
[ホームページ] http://wallpaper.fumbaro.org/gakushu_support

浪江町民の集い「仙台でなみえを語ろう交流会」へ参加

2012-01-27 08:41:33 | 活動報告
 「被災者支援」という言葉のカテゴリーの中には、福島第一原発事故によって自宅に住むことができない方々も含まれると思っています。そのような避難者からの声を直接聞き、できるだけの支援をさせてもらえればと思っていたところ、ふんばろう福島支部の方の矢内寿さんから「仙台でなみえを語ろう交流会」のお知らせをいただき、参加してきましたました。

 浪江町(なみえまち)から宮城県内に避難してこられた大内善一さん(大内接骨院)、鈴木荘司さん(鈴木酒米店)、齋藤清弘さん(まちづくり会社東遊記)の3人が発起人となり、浪江町役場が企画・運営した浪江町民の交流会。同町の上野晋平副町長も参加され、警戒区域、計画的避難区域の現状などが報告されました。宮城県内には約600人の方が避難されていて、アパートを借り就職活動をされている方、県内の親せき宅へ身を寄せている方など約70名の方々が参加されました。

「がんばっぺ〜」コール
 ふんばろうでは、昨年末に実施した「冬物家電支援(コタツもしくはホットカーペットの提供)」を今回の交流会限定で申込受付ブースを会場内に設置させていただき、24世帯から支援要請を受けました。ほとんどの方が借り上げ仮設住宅(みなし仮設)や親せき宅へ住まわれているため、さまざまな団体からの支援は受けていないそうです(一部行政からの支援のみ)。

 県内には南相馬市からの避難者も多いと聞いています。東日本大震災がもたらした自然災害、想定外とはいえ人災の感が否めない福島第一原発事故による放射能漏れによる被害。これらの被害に見舞われた方々ができるだけ早く自立した生活が営めるよう支援を継続していきたいと思います。(こせきかつや)

【ふんばろうサポーターズクラブ ご協力のお願い】
 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」では、毎月ラクに寄付ができる「ふんばろうサポータークラブ」が2011年12月からスタートしました。寄付金額は、一口1000円から自由に設定可能です。
 指定口座から毎月定額が自動引き落としされるため、毎回手続きをする手間がかかりません。これまでキャンペーンごとに寄付を募り、被災地支援活動に使わせていただきましたが、このたび、ご要望の多かった”継続支援”のあたらしいカタチを発足させました。
 活動を長期間にわたって行うためのサポーターを募集いたします。寄付金をスタッフの給与にすることなく、すべて被災地・被災者支援に使わせていただきます。
http://wallpaper.fumbaro.org/supporter

【ふんばろうタイムズ】 No.29 / 2012.1.21発行

2012-01-23 15:22:17 | ふんばろうタイムズ
『ふんばろうタイムズ』は、プロジェクト内外の動向をふんばろうボランティア・メンバーへ向けてお伝えするWeb新聞です。

▽ふんばろうトップニュース 1/21付
◎西條代表から提案のあった3月11日のイベント「3.11 縁から絆へ〜ずっと忘れない」の各種スタッフを募集しています。
詳細はFacebookのページにご参加下さい: http://www.facebook.com/groups/181979021892418/
◎漁師さんがお使いになるサンドバッグを大量に作っています。このサンドバッグ作りのミシン部隊を募集しています。
詳細はFacebookのハンドメイドプロジェクトページまで:http://www.facebook.com/groups/fumbaro.handmade/
◎ふんばろう東日本支援プロジェクトのリンク用バナーに新しいサイズが追加になりました。
詳細:http://fumbaro.org/about/about-link.html
◎既に済んでしまったものもあるのですが、エンタメ班の方々が出演する「まなざし展vol.18」が1/15(日)〜 2/ 2(木)で開催されています。
詳細:http://wallpaper.fumbaro.org/entertainment/schedule/ss5m13

▽今週のWeb-up 1月13日(金)〜1月19日(木)
今週サイトへUPした情報をダイジェストでお伝えします。
◎1/17(火)と1/24(火)、FM大阪「LOVE FLAP」に西條剛央と さかなのみうら 嶋津さんがゲスト出演します。関西地区では、パソコンからラジオを聞くことができます。http://radiko.jp/
http://fumbaro.org/news/2012/01/117124fmlove-flap.html
◎2/5(日)チャリティ・セルフケアの会【表現アートセラピー】@むさしの
http://fumbaro.org/news/2012/01/115cejcure-east-japan.html

▽ボランティア募集状況
◎ふんばろう内の各種ボランティア募集状況を以下で確認することができます。
http://bit.ly/fumbarov
◎Yahoo!の「ボランティア情報ホットライン」でも確認できます。
http://shinsai.yahoo.co.jp/volunteer_db/search/?p=%A4%D5%A4%F3%A4%D0%A4%ED%A4%A6%C5%EC%C6%FC%CB%DC
▽編集後記
東京でも先日初雪が降りました。都内でもこれだけの寒さということは、東北や福島の寒さは相当なものだろうと容易に想像ができます。
暖房器具やあったかい洋服や小物などを続々と届けてらっしゃるプロジェクトのみなさま、本当にありがとうございます。また、3月11日のイベントに向けての準備も進められているようです。みなさまの長期的なふんばりを拝見し、いつも私もがんばらなきゃ!と想いを強くしています。
今月末、福島と宮城に行ってきます。できることはごく僅かですが、一瞬だけでも笑顔が…そして1人でも多くの方に届けられるといいなと思います!
イズミカワ(facebook:@sora.izumikawa)
◇次回第30号は2/4(土)発行予定です。

発行元:ふんばろうタイムズ編集部

シンガポールNGO「マーシー・リリーフ」から届けられた毛布

2012-01-20 07:40:32 | 活動報告
 全世界に飛び交うインターネットがもたらした、とてもハッピーな出来ごとがありました。
 昨年12月初旬、私のケータイ電話へ国際電話がかかってきました。「FEEDERのTAKAさんかな」と思いつつ、電話に出ると「はじめまして、シンガポールのNGO団体マーシー・リリーフの小林です」と日本人女性の声。「じつは…」と話し込むこと20分。小林恵梨子さんが通訳ボランティアとして所属するマーシー・リリーフから被災地へ物資支援をしたいという申し出だったのですが、そのきっかけとなったのがこの「ふらっとブログ」。もりや産業(大阪市)さんから寄託を受けた「寒さ対策シート」7000本の配送手配の様子などを書いたブログをマーシー側がネットで知り、連絡をくれたというのです。

 その後、年末にかけて支援内容などを詰めて、毛布の支援をしてもらうことになりました。マーシー側はできるだけ地元で物資を調達したいと、秋田県にある寝具会社で5000枚の毛布を調達、19日に仙台、福島の拠点へ搬入されました。14日にはマーシー・リリーフ代表のHassanAhmad(ハサン・アハマド)と広報メンバー、そして小林さんを加えた6人が来日され、県沿岸部の視察と私がお世話になっている石巻の個人避難世帯を回って直接毛布を届けました。

伊藤さん(石巻市緑町)

菅原さん(石巻市大街道)

 22日以降、昨年末に冬物家電を申し込まれた方で、「毛布が必要」との要望をいただいた避難者を中心に配送させていただきます。(こせきかつや)

【ふんばろうタイムズ】 No.28 / 2012.1.7発行

2012-01-13 09:57:35 | ふんばろうタイムズ
『ふんばろうタイムズ』は、プロジェクト内外の動向をふんばろうボランティア・メンバーへ向けてお伝えするWeb新聞です。

▽ふんばろうトップニュース 1/7付
◎毎月ラクに寄付ができる「ふんばろうサポータークラブ」キャンペーンを実施しています。
寄付金額は一口1000円から自由に設定可能で、金融機関指定口座から毎月定額が自動引き落としされます。"継続支援"のあたらしいカタチです。ご支援下さい。
ふんばろうサポータークラブ:http://wallpaper.fumbaro.org/supporter
◎1月15日(日)、第12回全体ミーティングが開催されます。
新年会を兼ねた懇親会もありますので、ぜひご参加下さい。
詳細:http://fumbaro.org/news/2012/01/11512.html

▽今週のWeb-up 2011年12月23日(金)〜2012年1月5日(木)
今週サイトへUPした情報をダイジェストでお伝えします。
◎地元小売店も盛り上げよう復興市場応援キャンペーン!〜冬物家電配布プロジェクトとのコラボ企画冬物家電を、被災地のお店でオンラインで購入し、被災地で届けることができます。
http://fumbaro.org/news/2011/12/20111223.html
◎【公演&チャリティーオークション&トークショー】 宮本亜門作・演出・振付『アイ・ガット・マーマン』とふんばろうコラボ。出演者・スタッフが出品しているチャリティオークションは、1月19日(木)までは『アイ・ガット・マーマン』の劇場シアタークリエで、オンラインでは2月 22日(水)まで入札できます。また宮本亜門さんと、西條さんのトークショーは、1月9日(木)の公演後に行われます。
http://fumbaro.org/news/2011/12/I-got-Merman.html
◎イギリスの人気ロックバンド、FEEDERのTAKAさんからチャリティー・シングル『Side By Side』特別スライド版と応援メッセージが届きました。
http://fumbaro.org/news/2011/12/feeder.html

▽ボランティア募集状況
◎ふんばろう内の各種ボランティア募集状況を以下で確認することができます。
http://bit.ly/fumbarov
◎Yahoo!の「ボランティア情報ホットライン」でも確認できます。
http://shinsai.yahoo.co.jp/volunteer_db/search/?p=%A4%D5%A4%F3%A4%D0%A4%ED%A4%A6%C5%EC%C6%FC%CB%DC

▽編集後記
みなさま、2012年明けました。今年もよろしくお願い致します!
西條代表もtwitterで呟いてらっしゃいましたが、年末の特別番組で震災についてのさまざまな番組が放映されていました。また、2011年を振り返るという特集でも再び何度となく津波の映像が放映されていました。
ちょっとうまく言えないのですが、東京で今は何事もなかったかのように生活できている私でさえ、あの映像を見ると、3月11日当時に実際に味わったいろいろな感覚が蘇ってきて、ちょっと情緒不安定になるといいますか、何とも言えない心の痛みが襲ってきます。被災者の方々やそのご家族・知人・お友達・・の方々は、これが毎日・・・そしてこれからもずっと感じていく痛みなのだと思うと、胸が締め付けられる思いです。
震災から支援という形で走り続けて来た方々も、最近資金面や精神的なところで歩みを止めてしまった方々もいます。1年が経とうとしている今、日本国民は「のど元すぎれば・・」で、どうしても関心が薄くなりがちです。
そんな中、支援を呼びかけるのも大変だと思いますが、「継続支援」・・本当に大切な気持ち。私もがんばります!
イズミカワ(facebook:@sora.izumikawa)

▽次回第29号は1/21(土)発行予定です。
発行元:ふんばろうタイムズ編集部