縁の下の眠り猫 ~寝言は寝て言う~

縁の下の眠り猫こと中野泰祐の小休止ブログ
只今フィリピン赴任中!!

お前はゴルゴ13かっ!!

2015-09-18 15:05:39 | 日記
さぁ、本当に久しぶりの投稿です。

なんというか、FBで事足りていたのでなかなか書く機会がありませんでした。

そんな中、今回はそんなFBやtwitterで流れてきた話について


皆さんご存知だと思いますが、

今月14日に千葉県で人を襲った中型犬を駆けつけた警官が3人で計13発の発泡で射殺した件です

警察はこの行為を妥当と発表しています。

さて、この件に関して日本では様々な意見が交わされているようです

少なくとも私のSNSには沢山入ってきました

内容は殆ど肯定なのですが、中には

「かわいそう」

という意見もチラホラ。

まぁね、人情的にはわからなくもありませんが、判例からいって人を襲った時点で殺処分ですのでしかたありません

主な反対意見には

「13発は多すぎる」
「素手で対応できなかったのか」
「他の人に当たったらどうする」

という物が殆どでした

そんな反対の意見の中で私の目に飛び込んできたのは松井計という人の意見です
(よく知らない人なので調べてみると作家さんだそうです)

ぶっ飛んだ意見だったので、できるだけ原文のまま紹介します

「私はね、住宅街で13発も発泡したときくと、相手も住で武装してて、銃撃戦になったような状況を想像しますよ。それが犬一疋だと聞くと、やはり、ちょっと魂消ますね」※この後犬が向かってきてパニックになっていたのかも?と加えています

「ただ、怖いのはそれよりもむしろ、撃って当たり前なんだ、ちっともおかしくないんだ!という一部のネット世論だな」

「<住宅街><13発>といった点を考慮しても、そういう意見になるという状況が私はやはり、怖い」

「私は、住宅街で13発もの銃声が響き渡るような社会は異常だし、そういう状況は困ったことだと言っているのです」

「警棒持った警官が3人もいたのなら、犬の一疋くらい、警棒で制圧できるのではないかと思いますよ。また、そのくらいの能力は求められるのではないかな?」

この意見に多くの人が

「120cmの犬が暴れて警棒だけで勝てるわけない」

といった反論を、それに対しては

「接近戦とか、格闘用の犬とか…。なんなんでしょうなぁ。アニメなのかな?」

の返し、その後はひどいものです。

「私がガキの頃、役所の獣医職さんがガネという器具で、野犬狩りをやっていた」
「犬を飼ったこともなきゃ拳銃を撃ったこともなさそうな子がよく言うよなー」

と書いておきながら「ならお前がやってみろ」という意見には

「俺は交番勤務警官じゃないっての」

との一言。

なんというか、いろいろツッコミどころありすぎです。

一応彼の意見としては「住宅街で13発の発泡は異常」「それを肯定するのはアニメの観すぎ」ってことらしいです
※あくまで私の感想です

つまり何が日常で、何が非日常なのかという話です。

しかし、彼は彼が主張するような日常を見ているのでしょうか?

警官の多くは普段から拳銃を携行しています。

これは別に繁華街や住宅街に関わりなくです。もちろん戦場でなくても持っています

それは何処であろうと銃の使用が想定されているからです

つまり、住宅地であろうが銃が発砲される可能性のある日常に我々は存在しているのです。

これは犬だって同じです。120cmの犬は基本的に人間より高い殺傷能力を有しています。

普段は人間とともに戯れていても、なにかのきっかけでそれが牙として襲ってくる可能性があるのが日常です

13発の発砲も

銃を撃った事のない私には判断が難しいですが
1、飼い主を襲っている(接近している)
2、自分より身体能力が高い
3、自分に向かってこようとする

このような状況で、周りに被害を出さず1発で仕留めろというのは無理なのでは?くらいは思います

ましてや警棒でとはいったい何を考えているのでしょうか?
※彼の言うガネという道具を知りませんが、恐らく刺叉の先端が輪っかのワイヤーになっている捕獲道具だと思いますが、これと警棒を比較する時点で喧嘩をしたこともないのでは?と疑ってしまいます

彼は反論してくる人を「アニメ理論」と侮蔑していましたが

敵を物音なく仕留めろとか、獣相手に銃は使うなとか

お前はゴルゴ13か範馬勇次郎か!!

と、余りに非日常な意見に思わず漫画のキャラクターで突っ込みたくなるわけですよ
※これが言いたいがためだけにブログ書きました


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