
早大、省エネ分を奨学金に CO2削減促す(朝日新聞) - goo ニュース
徐々にではありますが、こういう活動が世に広まりつつあるそうです。
當寮においても、身近なところから始められるエコアクションというものを推奨しておりましたが、人間ひとりが寄与できる環境保全活動など微々たるものでありましょう。
以前もある記事で触れましたが、結果を残すのであれば政治や行政、資本力のある企業が社会を巻き込んだキャンペーンを張るのが一番効果的だと思います。
しかし、その活動への第一歩は、やはり一人ひとりの意識の問題に拠るところは言うまでもありません。
「実利」を求める以前の、一人ひとりの意識の啓発にこそ、自覚を促す教えを説く仏教が果たす役割は大きいと感じます。
我々は、「塵も積もれば山となる」という言葉の意味を再認識すべきでありましょう。
塵をも積もうとしない姿勢(意識)に、仏教は一石を投じられるものだと思うのです。
今回の早稲田大学の試みは、九つあるキャンパスのCO2削減分を学生たちの奨学金制度に還元する画期的な試みです。
こういうシナジー効果を盛り込んだ発想というものも、エコアクションの持続性(Sustainability)を促すものと期待したいところです。
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> 塵をも積もうとしない姿勢(意識)に、仏教は一石を投じられるものだと思うのです。
仏教に於ける塵とは、ときに払われたり、ときに「無い」とかいわれたり、そして今新たに「積まれたり」と大活躍でございます。
うぅっ、深みのあるコメントですなぁ。。。
一本取られた感じがしますね