WordやExcelで作業をしていると、
フォント（書体）の変更を行う機会も多いと思います。
多くのパソコンではあらかじめ多くのフォントが用意されています。
フォントをよく見てみると［MS ゴシック］と［MS Pゴシック］、
［MS 明朝］と［MS P明朝］のように、「P」が付いているフォントと、
付いていないフォントがあるのにお気付きですか？
あまり意識せずに使っている方も多いと思いますが、
この「P」にはちゃんとした意味があります。
［MS Pゴシック］や［MS P明朝］のように、
「P」が付いているフォントのことは
【プロポーショナルフォント】と呼ばれおり、
付いていないフォントを【モノスペース】
と呼んでいます。
たとえば「P」の付かないモノスペースは、
どの文字でも同じ文字幅になるように
文字の左右には文字ごとに異なる余白を設けています。
そのため文字幅の少ない「i」や「1」などは
ほかの文字に比べて余白部分が多く、
見栄えが悪くなってしまうことがあります。
そこで、余計な余白を省いて文字をくっつけたフォントを
別に「プロポーショナルフォント」として用意しているのです。
プロポーショナルフォントとモノスペース、
どちらを使わなければいけないというわけではありませんが
英語の場合はプロポーショナルフォントを使ったほうが
見栄えがよくなります。
日本語の場合は好みにもよりますが
文字が詰まり過ぎて見づらくなる場合もありますので気をつけましょう。
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