ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

フキの花とネギ坊主

2006-04-30 | デジカメ-花、植物

1つだけ残しておいた「フキノトウ(蕗の薹)」が伸びて、白っぽい花が開いた。


少し地味だけど、アップで見るとなかなか幻想的できれい。ちなみにフキは雌雄異株だそうで、雌花は白っぽく雄花は黄色い。家のはどうやら雌株の模様。


「フキ(蕗)」をいそいそと収穫する母の様子。花が咲く頃には、フキの葉っぱも大きく成長する。


フキは、フキノトウ、葉、茎と無駄なく食べられてとても有能だ。これからしばらく、煮物におひたしにと大活躍してくれるだろう。

●フキ(蕗) キク科
学名:Petasites japonicus

(2006年4月3日~4月24日撮影)




「あの床屋、坊主にしてとは言ったけど刈り過ぎやろ。スキンヘッドやん・・。まあ、伸びてくるのを待つとするか・・。」


「ふんふん、だいぶ伸びてきたな。」


「これこれ!やっぱり、髪の毛立ってないとな~、ネギ三郎!!」
「そうだね!すごくかっこいいよ、ネギ太郎兄さん!!」

( ´-ω-)v─~~ とても幸せそうなネギ坊主兄弟たちであった・・

●ネギ(葱) ユリ科
学名:Allium fistulosum
別名:ネブカ(根深)
原産地:シベリア地方
地中の白い部分を食べる「根深ネギ」と、軟らかい緑葉を食べる「葉ネギ」に分けられるそうだ。家のはどっちだろう。スーパーなどでは青い部分を切って売られるという話を聞くけど、勿体無い話だ。

(2006年4月16日4月24日撮影)


モチノキ(黐の木)の並木道

2006-04-29 | デジカメ-花、植物

駅前からまっすぐ北に伸びる本通りには「モチノキ(黐の木)」がずらっと植えられていて、赤い実が今見頃だ。


モチノキと言うから実から餅でも作れるのかと思っていたら、どうも樹皮からトリモチが採れるかららしい。まあ、そりゃそうか。餅は作れそうにないわな。


オレンジがかった赤い実がとてもきれいだ。ナンテンやセンリョウの実にもよく似ている。


そういえば、確か正月頃から実が出来ていたと思うのにまったく鳥に食べられた気配が無い。あまり美味しくないのかもしれないな。見た目はうまそうなんだけど。

●モチノキ(黐の木) モチノキ科
学名:Ilex integra

(2006年4月24日撮影)


小さな公園

2006-04-28 | デジカメ-風景

こないだちょっと出かけた時に、通り掛かった小さな公園に入ってみた。東京にいた時はよくこういった公園でお昼を食べたり一服したりしていたけど、こっちに帰ってからは寄ろうと思った事がなかったな。


古びた良い感じの水飲み場。何か落ち着く・・。


人間には水が必要不可欠だ。水無しでは1週間と生きられない。


心にとっても、それは同じ事。渇きを癒すための水がなくてはやがて干からびてしまうだろう。


ふと見ると、生け垣のツツジが咲き始めていた。こういう花や公園も、人の心を潤す水なのかもしれないな。

(2006年4月24日撮影)


翼の折れたキアゲハ

2006-04-27 | デジカメ-花、植物

いつものように写真を撮っていた3月のある日の事、ムスカリの傍の草むらでアゲハチョウを見つけた。これはキアゲハだ。


もうアゲハがいるとは、暖かくなったんだな。今年最初のアゲハチョウ。逃げない内にと、夢中でシャッターを切った。


しかし、どうも様子がおかしい。一向に逃げる気配が無い。弱ってるのか?時折羽をバタバタさせるが飛びたてない様だ。


よく見ると、右の羽が奇妙にねじれている。左の羽がきれいに開いているので、羽化したてではないと思う。生まれつきなのか何かの事故でこうなったのかは分からないけど、あまり長く生きる事は出来ないだろう。


そう言えば、去年の夏にも弱ったキアゲハに出会った。よほどキアゲハに縁があるのか・・。僕には何も出来ないけど、何とか頑張って生き抜いてくれる事を願う。

虫の世界は弱肉強食。可哀想だけど、これも自然の摂理。むやみに人間が手を貸す事は、するべきでは無いのだ・・。頑張れよ、キアゲハ・・。

(2006年3月26日撮影)


●関連過去記事
夏の虫たち~その3「疲れ果てたキアゲハ」


ムスカリ

2006-04-26 | デジカメ-花、植物

3月の初め頃、裏庭の所々に青紫の小さなトウモロコシのような物が顔を出してきた。なんだろうと思っていたら、それは「ムスカリ」だった。


最初は固そうだった花も、しだいにふっくらと膨らんできた。「グレープヒヤシンス」の別名の通り、たわわに実ったブドウのようで、とてもおいしそうだ。


オキザリスと同様、これも勝手に増えて至るところに広がっている。ん?なんかニョロニョロの行進みたいやな・・。


プランターから、ニョロニョロ~。


このムスカリは、彼女の白いオキザリスと記念撮影。幸せそうや~。でも、確実に尻に敷かれると思われ・・。

(-ω⊂) いい夢見ろよ~・・うう・・

●ムスカリ ユリ科
学名:Muscari armeniacum
別名:グレープヒヤシンス
原産地:地中海沿岸、西南アジア
Muscari(ムスカリ)と言う名は、ギリシャ語の「moschos ムスク(麝香:じゃこう)」から。また別名の「グレープヒヤシンス」は、ブドウに似ているヒヤシンスのような花という事から名付けられた。花色は、青紫色の他に白いものもある。

(2006年3月17日~3月26日撮影)


我が家の椿~その2

2006-04-25 | デジカメ-花、植物
前回の続きで、今回は残りのツバキを。数えてみたら、全部で7種類あった。


左上は、匂い椿の「舞姫」と言う品種。右下のバラのようなピンクのツバキは「乙女椿」。その他はよく分からない。


椿は、ほんとに種類が多い。似たような外見のものも多々あり、見分けが付き難い。


これは、裏庭にある高さ3mほどの真っ赤な椿。家の椿の中では、これが1番長く咲いている。


藪椿では無いようだけど、やはり品種は不明。青空に深い赤がよく映える。


ふと地面を見ると、花びらで敷き詰められた赤い絨毯が。そろそろ椿の季節も終わり。ツツジやサツキにバトンタッチして、しばしの休息だ。

●ツバキ(椿) ツバキ科
学名:Camellia japonica

(2006年3月17日~4月23日撮影)


我が家の椿~その1

2006-04-24 | デジカメ-花、植物
どうも先週から回線が繋がりにくいと思ったら、ADSLモデムの故障だったみたいです。土曜日の午後にウンともスンとも言わなくなりました。で、プロバイダに電話したら交換してくれると言うので、今日の午後に行って来ました。レンタルじゃなく買取だったので料金がかかると思ってたら、なんと無料。助かった~。この3日間ほどネットのない生活をしたけど、たまには良いもんだと思いましたわ。


さて、と言う訳で、さっそく更新を。今回と次回で我が家のツバキを簡単に。確か、全部で5種類ぐらいあったかな。


1回目は、特に気に入っている玄関前の絞りのツバキ。


花見に行った時に撮ったのと同じ種類だと思うけど、花びらの地の色が違う。家のはちょっと濃いピンクだ。


次回は残りのツバキをダイジェストで載せる予定。

●ツバキ(椿) ツバキ科
学名:Camellia japonica

(2006年3月18日~4月3日撮影)


スイセン(水仙)再び~その3

2006-04-21 | デジカメ-花、植物
水仙シリーズ最後の今回は・・。


トイレは水洗・・いや、トイレの水仙。

(;´-ω-)v─~~ ベタなんでこれだけはやめとくつもりだったんですが・・


でも、西日を浴びて透ける花びらが、思いの他きれいだったんですわ。


で、この水仙は外で撮った写真が無く、トイレで撮った数枚だけだったので。副冠がちょっと変わった形だ。


母は意識してないようだけど、水仙はトイレによく飾られている。やはり、そういう運命なのだろうか・・。


ふと見ると、とび職のクモがお仕事中。


外のラッパ水仙ではモンシロチョウもよく休んでいたっけ。水仙では、蝶やクモをよく見かけたな。蜜蜂は、あまり来ないようだ。虫によって好き嫌いがあるらしい。

●スイセン(水仙) ヒガンバナ科
学名:Narcissus spp.
英名:narcissus
原産地:地中海沿岸

(2006年2月24日~3月31日撮影)


スイセン(水仙)再び~その2

2006-04-20 | デジカメ-花、植物
前回の続きで、中型から小型の水仙をダイジェストで。


これは、家にある水仙で1番変わった形のもの。複雑な咲き方をする。


なんか、咲き始めの頃の方が可愛い気も・・。


白い花びらに副冠がオレンジの品種。花の直径は10cm弱ぐらいだったかな。


上の水仙の色違い。


やや小型のもの。直径5~6cmほど。本数は少なかった。


ここから下は、直径3~4cmの小さな水仙。まず、黄色。


以前に載せた白い水仙と同じに見えるけど、副冠がわずかにクリーム色を帯びている。花びらの色も微妙に違う。横に置いて比べないと分かりにくい。


母が知り合いに頂いた、鉢植えの水仙。副冠が長い。


次回は花瓶の水仙などを載せる予定。

●スイセン(水仙) ヒガンバナ科
学名:Narcissus spp.
英名:narcissus
原産地:地中海沿岸

(2006年3月23日~3月26日撮影)


スイセン(水仙)再び~その1

2006-04-19 | デジカメ-花、植物

今回から数回に分けて、再び「スイセン(水仙)」を載せていく予定。後回しにしていたら、いつのまにか花がほとんど終わってしまっていたので、取り急ぎ。


実は以前に載せた時、家には2種類しか無いものとばかり思っていた。でも、3月に入ってから次々と別の品種が咲き出してきてびっくり。


母の話では、たぶん7種類ぐらいあるとの事。微妙に色が違うだけのもあって、分かりにくい。


今回載せたのは、その中でも最も大きい品種。詳しい品種は分からないけど、ラッパ水仙と呼ばれているものだ。


青空に向かって鳴り響くラッパ。一体どんな音がするのだろう。


1本でも迫力があるけど、たくさん集まってるとさらに見応えがある。


パッとサイデリア~♪(もうええか・・)


後ろ姿もどことなく威厳を感じるな。

●スイセン(水仙) ヒガンバナ科
学名:Narcissus spp.
英名:narcissus
原産地:地中海沿岸

(2006年3月10日~4月3日撮影)