余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

孫文蓮・長府庭園

2009-07-21 | ドライブ・たび
 ♪ 今日はいい日~ おめでとう~ ♪ 

今日のいい日を祝してるのでしょう、朝から雷さまも大音響で
☆気合はいかがとキアイを入れております☆ ので
気合いを入れて、「孫文蓮」が開花したという長府庭園をご紹介します。

  下関市の長府は、 江戸時代には長府毛利藩5万石の城下町だった町で、
 「長府庭園」 は、 長府藩の家老 西運長(にしゆきなが)の屋敷だったものを整備し、 池を中心に書院、茶室、あずまやが残された、 敷地約33,000㎡の廻遊式日本庭園です。
  池を巡って四季おりおりの自然を楽しめるようになっているらしいその池に、中国「孫文」ゆかりの「孫文蓮」が、 例年より20日も早く開花したというニュースです。
子供が誘ってきたので、 開花にあわせて早朝開園するという18日(土曜日)、
♪何かいいことがあるかも^^♪ と早起きをして行ってきました。


(1) 早朝 05:30 に到着しました



(2) 書院玄関



(3) 皆さんが集っているところに咲いてるのが孫文蓮 


  「中国革命の父」孫文は田中隆の支援に感謝して、 「中国では、蓮は君子の交わりを象徴し、 蓮の実は同士の契りを表します。  その蓮の実を貴方に贈ります。  どうか花を咲かせてください・・・」  そう言って蓮の実ののし袋を手に握らせたのが1918年。

  その後、ハス博士大賀一郎氏に発芽育成が託され、 東大農学部付属緑地実験所で、 4粒のうち1粒が発芽し、 「孫文蓮」と名付けられたそうです。
44年振りのことだったそうで、 それから更に32年後の平成6年、 やっとこの長府に根を降ろすことになったのだそうです。

  『熱い想いのハスの実が 大正時代、下関の料亭で孫文から田中隆に渡され、76年ぶり、ゆかりの下関・長府に花開く』 とパンフレットにあります。
  昭和35年8月8日、 「孫文蓮発芽式」 というめずらしい儀式も行われたらしい。

(4) 最初の1枚 

孫文蓮・sonbunrenn (スイレン科)

(5) 美しいウスピンクのふちどり 

やさしく包み込むように丸みをおびた花びら
(花言葉 : 神聖、 過ぎ去った愛)

この蓮は夜明けと共に咲き始め
早朝に満開となって午後には再び閉じる。
これを2、3日繰り返し
4日目にはすべての花弁を落として花托となるそうです。


(6) 蕾もいくつかありました  
(7) 既に花の散ったものも 


(8) この日咲いていたのはこの1輪だけでした 

フォトストーリーにまとめました(↑Click)



(9) 帰り間際の 07:35  花は開ききっていました 

この時間には花びらも2、3枚落ちていました


以上、「孫文蓮」をざっとご紹介しました。


この日はお茶とお菓子の接待(無料)もあるということで、
書院にあがりいただきました。



 

お茶はしいたけ茶、お菓子は蓮の実が入っている
「はすの実甘納豆」「厚切りれんこんチップス」などでした。

  
上の二つのお菓子と、「はすうどん」をおみやげに買って帰りました。

はすうどんは、蓮の葉をねりこんであるということで、
美しい薄い黄緑色で〝しこしこもちもち″とてもおいしかったですよ。


(10) お茶をいただいた書院の部屋 


早朝5時開園だというのに開放するだけでなく
10人ぐらいの女子職員の方が、訪れた私たちのために
説明したり、お茶を入れたりしてくださいました
〝ありがとうございました″


(11) 書院からながめた庭園 



(12) 左側の方 



(13) 右側の方 



(14) 庭に下りて左に廻ったところ



(15) 池を挟んで書院の反対側から 



(16) 池に沿って廻ったところ



(17) スイレンの池 



(18) スイレンの池 



スイレン池の向こうの方に
すっくと伸びたがまの穂を見つけました!
♪が~まの穂絮にくるまれば~
うさぎはもとの白うさぎ~♪

というではありませんか・・・☆!
人にはイエンけど胃炎の人にはイイかもシレン・・・^^
孫文蓮よりもこっちの方がきっと喜んでもらえる
はず ・・・ということで
スイレン池に凛々しい姿を写すがまの穂を!

(Clickしてもう1枚)
穂絮にくるまれたように気持ちよい1年を重ねられますように


  書院の前に広がる池の周りをご紹介しました。
  とてもしっとりしたみどりの庭園が分ってもらえたかは少々自信がありませんが、 山の方からこの池に小さな川が流れ込んでいて、 その川に沿っても四季それぞれの花木が植えてあり、 そちらも回遊できるようになっています。
  その様子はまた次回に・・・ということで今日はこれで、、