余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

ときわ公園・初夏の頃

2009-06-26 | ときわ公園
春先から何度かときわ公園に行って
撮っていた写真です。
初夏の頃、と言いながらいきなり3月に撮ってた
ドウダンツツジからですが^^。

ドウダンツツジ・満天星 (ツツジ科 ドウダンツツジ属)(2009/03/24)
ときわ湖の土手に植えられています。
ツボミが開くと中からすずらんのような花がポロンと、、、^^


(1)
(2)
(3)

灯台躑躅と書いたものもあります。




シャクナゲ・石南花 (ツツジ科 ツツジ属) (2009/05/09撮影)

ときわ公園の「シャクナゲ苑」では、約300株のシャクナゲが、
赤・白・ピンク・紫など色とりどりの花を咲かせていました。


(4)

(5)


(6)





ボタン・牡丹 (ボタン科 ボタン属) (2009/05/18撮影)

「ぼたん苑」では、ボタン、芍薬合わせて約200株が
花を咲かせるらしいのですが、
見ごろの期間が短いらしく花のいい時期に
なかなか出逢えませんでした。


(7)



ぼたん苑 開け放たれし 茶屋のあり   ふじ

(8)





アジサイ・紫陽花 (ユキノシタ科 アジサイ属) 

「あじさい苑」には、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、セイヨウアジサイなど
約1,500株のアジサイが植えられています。


(9) (2009/06/12)

(10) (2009/05/28)


移ろひの  夢うず巻くや  額の花   ふじ
額あじさい思い思いのエアチェック   ふじ

(11) 額紫陽花 見とれてしまいます (2009/06/08)



(12) あじさいと花ショウブを見渡して (2009/06/12)






ハナショウブ・花菖蒲 (アヤメ科 アヤメ属) 

「しょうぶ苑」は2200平方メートルあり、
品種約150種類の美しいハナショウブを楽しむことができます。


(13) 白鳥大橋をバックに (2009/06/12)



ささやきも 吹く風に乗り 花しょうぶ   ふじ

(14) (2009/06/12)



(15) 紅椿(2009/06/01)

(16) (2009/06/08)


しょうぶ苑 名と較べつつ そぞろ行く   ふじ

(17) (2009/06/01)




(18) スイカズラ・吸葛  (スイカズラ科 スイカズラ属)
白い花が黄色に色づいていきます。 (2009/05/28)



(19) シラン・紫蘭   (ラン科 シラン属) (2009/05/09)



(20) 紫カタバミ・紫片喰 (カタバミ科 カタバミ属) (2009/06/08)



(21) あざみ・薊 (キク科 アザミ属) (2009/05/28)


(22) おまけつきです! (by 300)


もう一つおまけ! この蜂さん、飛んでっチャッたらしいヨ^^v
 照れまん君の俳句歳時記「薊・あざみ」 



これがタンポポモドキ? (キク科 エゾコウゾリナ属)
(23)(2009/05/28)
(24) (2009/06/01)


次は、シロバナタンポポ? でいいのでしょうか?
(25) (2009/05/09)
(26) (2009/05/09)



ヒメウズ・姫烏頭  (キンポーゲ科 ヒメウズ属)

ときわ公園にもヒメウズがたくさん咲いていました。
3月にも5月にも咲いていました。 花の時期が長いんですね。

(27) (2009/03/24)


(28) (009/05/09)
(29) (2009/05/09)


(30) チガヤ・白茅 (イネ科 チガヤ属)

気が付けば、公園の周遊散歩道にチガヤが白い穂を見せています。
吹き千切らんばかりの折からの風にも
しなやかに頭をなびかせていました。 (2009/06/17)


ひとしきり 西へとなびく 白茅かな   ふじ



 最後に、待ちに待っていた 「夏椿」の花 を!




(31) 2009/05/09 大きい株と小さい株の2箇所


(32) 2009/05/18 去年の実が美しい形のまま残っています


(33) 2009/05/09 固い実と、  少し膨らんできた実 (34) 2009/06/01
 

(35) 2009/06/08 ついに咲いていました! (36)(下の写真)


急きもせず 和ぎに風待つ 沙羅の花   ふじ



(37) 2009/06/12 あっ、逃げた!(^^)


(38) 2009/06/12 小さい方の咲いてる様子


(39) 2009/06/17 大きい方の向こうに小さい方が見える


(40) 2009/06/17 また来年も会いましょうね

まだまだツボミがたくさんあるので、もう暫くは会えそう・・・



ということで、今回は初夏のときわ公園を彩っている花を、
野草も一緒にざっと・・2週間ぶりの投稿でした~。



続・イヌノフグリ

2009-06-11 | 野の草花
「この花はなあに?」

  イヌノフグリに似た花として、「オオイヌノフグリ」「フラサバソウ」「タチイヌノフグリ」をあげましたが、次の花はナンでしょうか。 花はオオイヌノフグリに似ていますが、長く立っていますし、葉も違うような気がするのですが、、、。
  ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。((7)番まで2009/06/11撮影)


(1)



(2) 右はアメリカフウロ(果実)



(3)



(4)a 全体の姿


(4)b



みごとなピンぼけ3連発><;3oo
(5)
(6)
(7)



たぶんオオイヌノフグリだろうと思いながらも
うーんどうだろうと思っているもの
♪ 3連発 ♪

(8) (2009/02/15) チョット変わったオオイヌ、、でいいよね?


(9) (2009/03/07) 前イヌフグリの記事の比較写真(終りから2枚目)に同じ


(10) (2009/03/06) イヌノフグリと思い込んで撮ってた写真


今日もう一度行ってみたら周り一面きれいに草刈機で刈られていました。
その刈られた草の中から見つけ出した
(11) 「タチイヌノフグリ」


上と同じものの見つけた直後のアップ写真です。
(12) (縦に長いです。右のバーを動かすと下の部分も見られます。)

左は誰が見ても「タチイヌノフグリ」の初夏の姿、さて右側は?
たちいぬよりも小さく感じるぐらいで、
見た直感はタチイヌだったんですが、、、

ついでに
タチイヌノフグリの ふぐり

(13) ビッシリつけています。下のほうは色づいています。(04/23)


********** 追加です (2009/06/15) **********

ブログ仲間のPu'uwaiさんが、
オオイヌノフグリの丈なした今の姿を写真に撮ってくださいました。
こちらです ⇒ 「6月15日 おお犬 たち犬」
Puさん、お忙しいところありがとうございました~。

それに、嬉しいことに長い間お休みされていた
私たちの野草のセンセ 「のらさん」 からコメントをいただいて
「この花なあに」 は 「オオイヌノフグリ」 に決定!
大変お騒がせしましたが、のらさんはじめ
一緒に考えてくださった皆さんありがとうございました~^^~。

(10)以下についてはまだ少し気になるところがありますので
このまま様子をみていこうと思います。


イヌノフグリ・犬の陰嚢

2009-06-06 | 野の草花
  子供の頃から、いぬふぐり、イヌフグリと親しんできた、空を映したような水色の花が、 実は 「オオイヌノフグリ」 だと言うことを知ったのは、 このブログをはじめて野草などを撮り始めてからのことですが、 ついに本当のイヌノフグリの花を見たのは 去年の3月 のことです。
 ハコベやキューリグサなど春の野草を撮っていて、偶然見つけた小さな花が、最近では数少なくなっているという 「イヌノフグリ」 でした。  ヤッター!です。

  嬉しいことに今年も同じところに見つけることができました。 昨年はとうとう見ることができなかった果実を、 今年こそは見ようと毎日のように通い詰め(笑)、 ついに写真に納めることができました。


イヌノフグリ・犬の陰嚢 (ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)
(学名 Veronica didyma var. lilacina)

(花言葉 : 信頼  女性の誠実
                  : 真珠に似た(日本古来の奥ゆかしさ))


  帰化植物が多い中、在来種だと言われているこの 「イヌノフグリ」、 分布は各地に広がってるようですが数は少なく、 今や珍しい存在で絶滅の危険が増大している種に指定されてるらしいのです。
  石垣やレンガのちょっとした隙間、路傍、畑などに生育すると言われています。
そんな生育の仕方を見て、在来種ではなく 「古い時代の帰化植物とするのが適切のように思われる」 とした記述も見かけました。

  葉はオオイヌノフグリに似ています。
  花はフラサバソウに似ていますが、 葉や茎がフラサバソウほど毛深くなく、
3~5mmの淡い紫っぽいピンク色をした花の花弁には、 紅紫色のスジが見えます。


ツメクサやキューリグサ、松葉^^に混じって、今年も本葉が出ていました。
(1) 2009/03/06
(2) 2009/03/06
・葉は大きな鋸歯です
・根元で枝分かれし
地を這うように
伸びています。

(3) 2009/03/06

↓つぼみが付いています

花が咲いていました!
(4) 2009/03/06
(5) 2009/03/10
(6) 2009/03/10


  ↑(4)の左に見える石の部分は歩道で、 写っていませんが右は石垣となっていて、 その石垣と歩道のちょっとした隙間の地面、 そんなところに生えていて目立ちません。
  ネット上のどの写真を見てもアップの写真なので、 これを頭に描いて探しても見つかりません。  実際はオオイヌノフグリよりももっと小さな3ミリ程度の花です。  写真のあちこちに((7)の右端など)茶色の細い棒のようなものが見えますが、松葉です。  比較写真が撮れませんでしたので、 こちらの(イヌノフグリ・観察ノート)で 確かめてみてくださいね。

(写真はクリックすると大きい写真になるものもあります。)

四人ゐて四人が跼(かが)みいぬふぐり    増田春恵

(7) 2009/03/10


(8) 2009/03/10 (7)の花のアップです


  ネット上では間違ってオオイヌノフグリをイヌノフグリとしているものが結構あります。 特にブログでは、 「カーペットのように広がって青い小花を咲かせるイヌフグリ」 などとしてしっかりオオイヌノフグリの写真がアップされてるものが何件かありました。


(9)↓では花がポロッと落ちていました、落ちやすいらしいです。
(9) 2009/03/12
(10) 2009/03/12 ツボミ
(11) 2009/03/15


  イヌノフグリに似た花には、 オオイヌノフグリ、 タチイヌノフグリ、 フラサバソウとありますが、 見た目でイヌノフグリだけ違っているところは、 ほかが立っているのに比べ、 イヌノフグリだけ寝ている、 横に伸びていて先だけが上を向いてるということが言えると思います。 

(12) 2009/03/17 地を這って放射状に伸びています



(13) 2009/03/21 ハコベと比較

上の写真↑を あとからよく見ると、既に左下に果実らしきものが!><;


(14) 2009/03/24 つぼみ


(15) 2009/03/24 (14) ↑ のつぼみのアップ


  ついに果実を見つけました。  「イヌノフグリ」 の名前のいわれは、 この果実がイヌのフグリ (陰嚢・睾丸) に似ているかららしいです。  それを聞くまではフグリの意味も知らないし、 「ふぐり」 という音感・語感がいいなぁ、 優しい小さなこの花にぴったりと思っていたのに、 そうは言いにくくなってしまいました。
  しかも 「イヌの」 と助詞までつけるからなお変です。  固有名詞なんだから 「イヌフグリ」 でよかったのに、、ぶつぶつ、と思っておるのであります^^。


最初に見つけたのが(16)いきなり色づき始め?というもの
丸いボール二つをくっつけたような形で、ぷくっと膨らんでいます。
果実は4枚のガクで守られています。

(16) 2009/03/26
(17) 2009/03/28
(18) 2009/04/11

(18)の右上には、果実の落ちた後が写っています。  ↑

(19) 2009/04/01


果実を見るために、茎を根本からひっくり返しています。
元に戻すと上からはほとんど果実は見えません。

(20) 2009/04/01 (19) ↑ の果実のアップ


普通に上から見ると下の写真 ↓ のように
果実はほとんど4枚のガクに隠れて見えません( ○印 )。

(21) 2009/04/11


この後何度か行って見てるのですが、
周りの野草の生長が著しく見失ってしまって写真がありません><。


こんなに丈なした雑草の中では見つけるのが難しい。

(22) 2009/05/18


無事に実は熟して来年のために地面にもぐりこんだでありましょうか。
しりきれトンボの感もありますが^^ゞ
以上で今年のイヌノフグリの巻を終わります。

絶滅の危険が増大している種ということで、場所の記述はどうしよう?と
思いつつ入れておりませんが、公共の敷地内なので
大事な時に一斉に草取りなどされるのではないかとヒヤヒヤしました。
今年はそんなことはなかったのですが、
このまま黙って見ていて生き延びてくれるでしょうか、、ねぇ、、





最後に 「イヌノフグリ」 に似た花を


(23)オオイヌノフグリ
(24)フラサバソウ
(25)タチイヌノフグリ


  オオイヌノフグリについては 照れまん君の俳句歳時記「犬ふぐり」 で説明されていますのでリンクさせていただきました m(^-^"m)ペコリ。  フラサバソウについては
 「春探し」の4 で説明していますが、両方とも果実の写真は撮れていません><ゞ


(26) タチイヌノフグリ  (タチイヌノフグリの果実 ↓ ) (2009/05/14)
 


(27)大きさ比較 (上 オオイヌノフグリ  中央 フラサバソウ  下 コハコベ)



○○○○○○○犬ふぐり 星のまたゝく 如くなり    高浜虚子
○○○○○○○ホロと落つ 空の雫か 犬ふぐり    ふじ(ぅーn似てます?ーー)
(28)

オオイヌノフグリ (2009/03/01)

俳句では一般には 「イヌフグリ」 と言えば 「オオイヌノフグリ」 をさすようです。