旦那さまは認知症

32歳で若年性認知症(アルツハイマー)になってしまった夫との日々を綴った日記です。

まさかリハビリの報告で知ることになるとは…

2020年04月14日 18時17分32秒 | 日記
今日は入浴の日。
洗濯物を取りに病院へ。
受付で先月分の入院費を払い、病棟へ連絡してもらう。
それと今日はリハビリ担当の方から先月の報告と今月のリハビリ計画について話があるとのことで、受付で待っていた。
先に来られたのは看護師さん。
そんなによく話す看護師さんではなかったが、何かあれば知っているかなと思い「変わりないですか?」と尋ねてみた。
「はい、変わりないです」と。
私が「宜しくお願いします」と言うと、看護師さんは帰って行かれた。

その後、リハビリ担当の方が来られた。
夫を担当してくださっている作業療法士さんは育休明けの方で、時短勤務だと聞いている。
なので、私が夕方行ってももう帰宅されていてなかなか会えない。
今日も代わりの方が、計画書の書類と担当の方からのメモを見ながら説明してくださった。
「リハビリ中ではありませんが、3月は痙攣がありました。痙攣があったあとなどはいつもより筋肉が硬くなっていて…」と。
「痙攣?聞いてないけど??」
となった私。
とりあえず説明を聞き、同意書にサイン。

駐車場に行きながら、支払いの時にもらった明細書を見てみる。
痙攣の薬が増量されていて、いつもはしない血中濃度の検査もされている。
これは痙攣が起きた時のお決まりパターン。
「変わりないって言ってたじゃん!」とちょっとモヤモヤ。
とりあえず家に帰って、明細書をじっくり見てみる。
薬の日数から考えると、痙攣が起こったのは面会禁止になる数日前みたいだった。
その時期、多少面会の回数は減らしていたが、1日おきには行っていたので教えてくれてもいいのに…。
面会禁止が始まった時点で“事後”だったのなら、看護師さんがずっと「変わりないです」って言われていたのも仕方ない。
でもよ、でも!
別に先生からじゃなくてもいいから、「痙攣があってお薬が増量になりました」って家族に言うくらいの申し送りは看護師さんの中でしていて欲しい。
まさかリハビリの報告で痙攣のことを知ることになるとは…。
直接家族に会えない前提で、メモを残してくださっていた作業療法士さん。
ありがとうございます!
グッジョブ!!

こちらは病院を信頼して大切な家族を預けている。
何か変化があった時は、ちゃんと教えて欲しい。
ただでさえ今は本人に会えないのだから、看護師さんから様子を聞くしか方法がない。
あー、やっぱりひと目でいいから夫に会いたい…。

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様子を知りたい

2020年04月04日 15時57分39秒 | 日記
4月に入って新年度の始まり。
天気もいいし、桜もきれいだけど…やっぱり今年の春は何だか気分がどんより。

夫と会えなくなって2週間。
変わらず入浴日には洗濯物を取りに行っているが、ひとつ困ったことが。
最初の2回は洗濯物を持って来てくれたのが、顔なじみの看護師さんだったので夫の様子を聞くことができた。
それが3回目は(恐らく新しく入った)知らない看護師さんで、夫の様子を聞くことが出来なかった。
(新しく入った看護師さんは患者の管理は任されていないようなので)
そして昨日は看護助手さんだったので、また様子を聞くことが出来なかった。
まぁ、何も言われないということはいつもと変わりないということなのだろうが、家族としては何でもいい、ちょっとしたことでいいので様子を聞きたい。
そのために夫の様子がわかる看護師さんにお会いしたいが、看護師さんからすれば「洗濯物の運搬なんて看護師の資格がなくてもできる。看護助手さんや新人看護師に任せないと仕事が終わらない」というところだろう。
実際、夕方には日勤の看護師さんは記録や申し送りで忙しそうだ。

あー、夫は元気にしているのだろうか。
寂しい思いはしていないだろうか。
私が来ないから見捨てられたと思っていないないだろうか。
毎日、どんなことを考えているのか。

ひと目でいいから、遠くから出いいから、会いたいよ~。
コメント (2)
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