また倉庫から「こんなのまだ持ってるのかよ!」っていうアメトイが出てきたのでご紹介。
今やディズニーグループ傘下のマーベルコミックスですが、昔はトイビズという会社からフィギュアが発売されていました。
今回レビューするのは「ヘヴィヒッターズ」というフィギュアを使った対戦ゲームの玩具。
「怒れる」ハルクと「切り裂く」ウルヴァリンの対決セットです。
ちなみにこのセットの他、スパイダーマンとヴェノムのセット、さらに12インチの大型アイテムでスパイダーマンとウルヴァリンが発売されていました。
こちらが附属のハルクのフィギュア。
当時はまだ5インチフィギュアも出来が良いのが少なく、このセットのフィギュアは出来が良い方だったんです。
顔の表情はハルクではお馴染になっている怒り顔。
そして髪型は、おそらく当時の成型技術の問題もあったと思われますが、オカッパです。
首は左右に回す事が出来ます。
そして、このフィギュア最大の魅力はこの背筋!!
範馬勇次郎かと思うほど見事にオーガが現れています。
そしてコチラがこの玩具の特徴であるコントローラー。
このコントローラーに5インチフィギュアをセットすることで対戦させることが出来ます。
フィギュアの足の裏にはジョイント用の穴と、アクションを伝えるための四角いポッチがあります。
土台に足のジョイントを差し込みます。
さらにコントローラー側に紐で繋がっているミサイルをセットします。
これで対戦準備は完了!
操作はコントローラーの三つのボタンで行います。
まずは横にある二つのボタンの内、下のボタンを押すと左腕を振り上げます。
どうやら「アッパーカット」の様です。
上側のボタンを押すと、今度は右腕を振り上げます。
右腕はもともと肘を曲げたポーズになっているので、一応攻撃方法としては差別化されています。
パッケージを見ると「フックパンチ」らしいです。
そして、一度の対戦で一回しか使えない切り札、ミサイル攻撃!
コントローラー上部のボタンで発射します。
紐の長さしか飛ばないので、発射タイミングの見極めが大事です。
バキバキに割れた腹筋を良く見ると、ここもボタンの様になっています。
この腹部に攻撃がヒットすると、カクンと腰が折れてダウンします。
当然、こうなってしまうと対戦は負けです。
同じくこちらはウルヴァリン。
コントローラーは色違いで差はありません。
ウルヴァリンは超人気キャラにも関わらず、トイビズのフィギュアでは造形技術が確立する前の初期にラインナップされてしまったがため、出来の良いフィギュアがなかなか出ませんでした。
ヘヴィヒッターズのフィギュアは他と比べると身長が設定より高く感じますが、非常にいい出来です。
自分もこのセットはほぼこのウルヴァリン目的で買った記憶があります。
攻撃方法がハルクと違い、上のボタンはキック攻撃になっています。
下のボタンはハルクと同じく腕の振り上げですが、ウルヴァリンの特徴であるツメがあるので若干リーチで有利です。
腹部を叩かれたやられポーズ。
ハルクより体型的にはっきり腰を曲げていますね。
最近はあまり見かけることも少なくなってきた、アナログ対戦ゲームですが、なかなか味のある玩具です。
この頃のアメトイは今見ても魅力的ですね。
まあ、自分が知らないだけで今でも海外ではこういう玩具が出ているのかも知れませんが。
今ならやっぱりアベンジャーズなんかで作るんでしょうかね。
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