
たまにはこのような、レジェンド扱いされている映画も観てみる。まぁ往々にして、レジェンド扱いされている往年の映画は、高尚すぎて退屈である。
さて、1959年の映画。もう50年以上前の作品ということだ。大体モノクロの映画を観るのが久しぶりだ。恐らく4年くらい前にハンフリー・ボガートの「三つ数えろ」を観て以来だな。アレもラストのクライマックスこそは、さすがフィリップ・マーロウめちゃくちゃカッコ良かったけど、そこに至るまでが退屈で退屈で、、。
今回もそーゆー事になるんだろうなと予想していた。
眺めてみると、13歳の主人公が学校でも先生に叱られてばかり、家でも親に叱られてばかり、だから友達と学校サボって遊び歩いてまた叱られて、叱られて腹いせに家出して、家出したら金なくなって親父のタイプライター盗んでまた叱られて、しまいには親にもサジ投げられて少年鑑別所送り。と見事なまでに「パリ生まれ HIPHOP育ち 悪そなヤツは だいたい友達」な中二病。
2010年の今ならば、こんな話、掃いて捨てるほどあるが、恐らくそうなのだろうと思い、真面目に映画を語ってらっしゃる他ブログ様をあちこち参照させていただいた。
そしたら、やっぱそうだった。
この映画が、「中二病」映画の、元祖。
なるほどー、この映画が世に出るまでは、こんな風な映画は、存在しなかったんだ。すごいぞトリュフォー、すごいぞヌーヴェルヴァーグ。きっと創る方も勇気が要っただろう、観る方も色々考えさせられただろう、おかげで50年以上経った2010年でも、フツーに観られたyp!
なんつーか、フツーに面白かったな。部屋や学校、建物や風景全てがつくりものじゃなく、マジで古いからむしろ新鮮。モノクロ映画であることも、観ていてかえって想像力はたらかされて、これはどんな色なのかな、どれくらいの明るさなのかなと色々思わせてくれる。
ファミコン時代のロープレが掻き立ててくれた想像に通ずるものがある。ラダトーム城ってさ、画面だとすげー狭いし、案外人少ないけど、本当はすげーー広くて、中で働いてる人もすげーー多いんだと思うよ。ガライの町までも、画面だと歩いて数分だけど、実際は1~2週間歩き通して着くかどうかなんじゃないかな。
話がそれた。
とにかく、まさに古きを知って新しきを知る。たまにはこーゆーのもいいですね。
作品紹介はこちら
さて、1959年の映画。もう50年以上前の作品ということだ。大体モノクロの映画を観るのが久しぶりだ。恐らく4年くらい前にハンフリー・ボガートの「三つ数えろ」を観て以来だな。アレもラストのクライマックスこそは、さすがフィリップ・マーロウめちゃくちゃカッコ良かったけど、そこに至るまでが退屈で退屈で、、。
今回もそーゆー事になるんだろうなと予想していた。
眺めてみると、13歳の主人公が学校でも先生に叱られてばかり、家でも親に叱られてばかり、だから友達と学校サボって遊び歩いてまた叱られて、叱られて腹いせに家出して、家出したら金なくなって親父のタイプライター盗んでまた叱られて、しまいには親にもサジ投げられて少年鑑別所送り。と見事なまでに「パリ生まれ HIPHOP育ち 悪そなヤツは だいたい友達」な中二病。
2010年の今ならば、こんな話、掃いて捨てるほどあるが、恐らくそうなのだろうと思い、真面目に映画を語ってらっしゃる他ブログ様をあちこち参照させていただいた。
そしたら、やっぱそうだった。
この映画が、「中二病」映画の、元祖。
なるほどー、この映画が世に出るまでは、こんな風な映画は、存在しなかったんだ。すごいぞトリュフォー、すごいぞヌーヴェルヴァーグ。きっと創る方も勇気が要っただろう、観る方も色々考えさせられただろう、おかげで50年以上経った2010年でも、フツーに観られたyp!
なんつーか、フツーに面白かったな。部屋や学校、建物や風景全てがつくりものじゃなく、マジで古いからむしろ新鮮。モノクロ映画であることも、観ていてかえって想像力はたらかされて、これはどんな色なのかな、どれくらいの明るさなのかなと色々思わせてくれる。
ファミコン時代のロープレが掻き立ててくれた想像に通ずるものがある。ラダトーム城ってさ、画面だとすげー狭いし、案外人少ないけど、本当はすげーー広くて、中で働いてる人もすげーー多いんだと思うよ。ガライの町までも、画面だと歩いて数分だけど、実際は1~2週間歩き通して着くかどうかなんじゃないかな。
話がそれた。
とにかく、まさに古きを知って新しきを知る。たまにはこーゆーのもいいですね。
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