皆現世卒業!楽しかった!有難う20171230越前17才。20141101孟徳14才♂前。20131018玄徳13才前
犬・フレンチブルドッグとの生活




先に越前肥満細胞腫発見記事を書きましたが、
その後結局切除手術をしました。
もしかしたらステロイド投与だけで消失してくれて
手術をせずにすむかも・・・と薬服用での治療を開始したのですが、
そのステロイドでの副作用(免疫力低下)で血尿・膀胱炎になってしまい、
長い期間ステロイドを使うのは越前にはきつそうであることがら
ふくらみはほとんど消失していたんですが、手術をすることに。
病理検査の結果はグレードI。マージンもしっかりとれており、
とりあえずは収束に向けて順調に進んでくれそうな気配です。
2007年末~2009年初めにかけて、孟徳は肥満細胞腫を何度も手術したり
抗がん剤を服用したりして乗り切りましたが、
2011年の今越前はもう年ですしできるだけ抗がん剤投与や麻酔手術を
避けたいところです。
このまま落ち着いてくれますように・・・。

フレンチブルドッグはただでさえ色々問題がありがちな犬種ですが
シニアになってきた今、何かあると心配で心配で
ガラス細工を扱うような気持ちです。
それに年取ってくると益々可愛くなってくるんですよね・・・。
カンガルーみたいな袋がおなかにあれば、皆ずっと入れておきたい。

シニアフレブル飼いの皆さん、色々あるかと思いますが
みんなで長生きできるように
楽しく毎日を過ごしましょうね。


以下は私自身の覚書のための経過メモ。
長々とした雑文です。


●4月16日(土)夜 
越前左足腿外側にぶっくりした膨らみを発見して飼い主驚く。

●4月17日(日)
病院にて針検診。肥満細胞腫が判明して飼い主落ち込む。
いきなり手術をすると飛び火する可能性もあり、
ステロイド服用で腫瘍が消えてしまうこともあるので
まずはステロイドを飲んで状態をみて
手術をするかどうか判断することに。

ステロイド(5mg1錠)、
H1,H2ブロッカー(ネオマレルミンTR6mg1錠、シメチジン200mg1錠)
を17日夜から朝晩1日2回服用開始。1週間後に再診予定。

●4月18日(月)~
おならが異常に臭い。うんちがなんとなく油っぽく柔らかい。
(後の先生による診断ではおそらくステロイド副作用による胃腸炎。)
たくさん水飲んでたくさんおしっこする。

●4月23日(金)夜10時頃
血尿を出す。午後10時ー0時位まで2時間程5-15分間隔で血尿。都度、うんちもふんばり、軟便。
午後11時頃晩ご飯を嘔吐してまた食べる。
午前0時40分頃2度目の嘔吐。片付ける。
午前3時頃3度目の嘔吐。全て吐ききった。
●午前2時頃から尿に混じる血が少なくなる。その後朝まで45分ー1時間間隔で水を飲んでおしっこ。出たりでなかったり。その都度、うんちもふんばる。
●足の筋肉がぴくぴくし出す。
●朝方、脱水を懸念して砂糖・塩水を与える。一度少し飲むが、その後飲みたがらないので
真水に戻したら真水を飲む。
飼い主は、腎不全でも起こしていたらどうしよう、と一晩中不安で堪りませんでした。

●4月24日(土)
飼い主あせって朝病院に駆け込む。脱水状態なのでまず点滴。
ステロイド副作用による炎症か
肥満細胞腫が内臓で悪さをしたか
どちらなのか判断するために預ける。
血液検査結果。肝臓数値が上昇。GPT145 ALKP676
診断結果、肥満細胞が悪さをしているのではなく、ステロイド副作用による軽い膀胱炎。
病院では嘔吐も血尿もなく日帰りしてもかまわないとのことだったが
心配なので一泊入院させることに。
徹夜看病で飼い主も疲労困憊していたし(涙)。

●4月25日(日)夕方
越前退院。
副作用がでてはいるが腫瘍治療薬であるステロイドを止めることはできないので減量し対症療法薬を追加することに。
お薬6種類に変更(ステロイド減量、H2ブロッカーを減量、整腸剤と肝臓サポートと抗生物質を追加) 
夜から服用開始。
朝晩1日2回服用。週末に再診予定。
ステロイド1/4錠
H1ブロッカー(ネオマレルミン I44)1錠
H2ブロッカー(シメチジン t231)1/2錠
抗生物質(オレンジ色1錠)
整腸剤(黄色ORGANON/PB1)一錠)
肝臓保護剤(ニチファーゲン配合グリチルリチン NS33)1錠

●4月30日(土)
再診。
腫瘍のふくらみはかなり引いているが、2週間前の針検診の後が未だ赤く残っているのは正常ではない。
血液検査肝臓数値 GPT122 ALKP 451
ステロイドによる肝臓負担が継続されていることもあり、
手術をして結果がグレード1であればステロイドを早く止められるので
5月6日(金)に手術を予約。
但し、当日まで薬服用を継続して、完全に腫瘍が消失(ふくらむが全くなくなり、
針検診の後も消えてしまう)していれば、手術をしなくても良い。
前回と同じ薬を更に継続。

(同日孟徳と玄徳も血液検査とエコー検査。問題無し。玄徳は秘蔵が相変わらず大きいが
腫瘍等の所見は無い。フィラリア3匹とも陰性)

●5月6日(金)
朝絶食絶水で病院へ。
ふくらみはまったく無くなっているが、針検診の後が変わらず消えていないので
手術をすることに。
ステロイド治療で腫瘍は小さくなっているので、切除部分はあまり大きくなくて良いとのこと。
昼 手術。無事に終了し
夕方お迎え。
お薬はステロイドを1日2回から1回に。
後は前回と同じものを1日2回。

エリザベスカラーの終日着用を指示されましたが、
がしゃがしゃして大変なので、
傷口が隠れる洋服をホームセンターで探すも
ズボン型の服が無く、レインコートで代用することに。

当日レインコートを着たままクッションに横たわる越前。




5月10日
先生から病理検査結果の連絡を頂く。
グレードIかつ浸潤なくマージンがとれているとのこと。
飼い主一安心する。

その後大きな問題なく
今日に至る。
朝ご飯を食べてゆっくりする越前。
いっときガリガリになりましたが
少しづつ腰回りがふっくらしてきました。


傷口が見えますが
次回15日に診察をして、出来れば抜糸予定。



数日前の3匹。



みんな元気でいてね。







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