11月12日(土)冷え込んだ朝、加久藤盆地に雲海が広がりました。
魚野から望む北東側 えびの市方面 (以下の画像は全て11月12日撮影)
同じく南東側 湧水町と背後は霧島連山 5時43分
加久藤盆地は鹿児島県湧水町から宮崎県えびの市および小林市 にかけて広がる東西約15km、南北5kmのカルデラ性盆地です。北は矢岳高原、南は霧島山系に囲まれ、春先や晩秋を中心に雲海が出現します。
明るくなった東空 6時16分
4時半頃に魚野に着くと既に15台ほどの車が止まっていました。土曜日でもあり、一昨日の雨、冷え込みと無風で雲海出現を見込んで多くの人が集まったようです。
すぐに撮影地に向かい、多くの人が三脚を並べる列の北端に撮影場所を確保しました。
日の出前
雲海が厚く、田園風景も眼下の道路を走る自動車の光跡も全く見えませんでした。3時過ぎに月が沈み、美しい星たちを回して写すには好都合だったようです。
小島が浮かぶような雲海
海面が少しうねるような雲海で、風が弱いため変化は少ない状態でした。日の出直前は光の変化が美しく、熱心なシャッター音が響いていました。
霧島に朝日が昇る 6時48分
上空に全く雲がなく空が白む単調な夜明けです。惜しいことには視界が悪く少しもやがかかっています。加久藤のアメダス観測値は、11日の最高気温18度、12日朝の最低気温は4度、6時の風速は0.1m、7時は無風でした。
撮影の人たち
撮影者はおよそ20名、これまでに訪れた中では一番多い日でした。一通り雲海を撮影した後に、雲海とカメラマンの姿を写し込む人が多くいました。
磯を洗う波のような雲海
風が弱くて雲海が長く続き、田園地帯が姿を見せたのは8時過ぎでした。見た目にはきれいですが、何枚撮影しても同じような場面なので大半の人たちは7時半頃には引き上げました。
薄い光芒
PM2.5の影響でしょうか、遠景はかすんでいて小林方面の山並みは見えず残念。
朝日が単調に輝き光の変化に乏しく、光芒がしっかり見えることはありませんでした。8時過ぎになっても写真仲間数名と、時間を忘れて昔懐かしい話ができてありがたいことでした。
8時頃にはパラグライダーの用具が多数運び込まれ、東風も少し出てきました。8時半頃には雲海が消え街並みや田んぼが姿を見せました。まだ時間は早く、天気が良いので白鳥神社に向かいました。
白鳥神社 道沿いの大きな紅葉
道沿いにあり目立つ大木です。色付きが進み、来週半ばがピークになりそうです。この木はピーク後の落葉が特に早いように感じます。
白鳥温泉下湯の紅葉
半分ほどが色付いて見頃です。来週末までは楽しめるのではないでしょうか。温泉客が次々に訪れていました。
生駒高原方面側の紅葉
山麓側では見頃になっています。えびの高原に近い方は色がさえないまま枯れて落葉しそうです。
湧水町で雲海撮影。帰りは霧島白鳥からえびの高原、生駒高原方面の紅葉を眺めてきました。えびの高原では硫黄山の有毒ガスが警戒されている中、韓国岳登山者、池巡りのハイキングなど多くの人が訪れていました。不動池横では両側からの路上駐車で通行に気を使いました。
硫黄山周辺は有毒ガスが観測されており、車両の駐停車が禁止されています。徒歩での通行も危険との案内看板が出ていました。多くの人が集まる時期、事故のないことを願っています。
大浪池登山口と周辺道路空地には無理やり多くの車が止めてありました。例年よりも紅葉時期が遅れているため一週間遅れで登山者が集中したようです。
午前3時に自宅を出発し、雲海撮影と紅葉見物で霧島からの帰り道は疲れました。自制しないと車で事故など起こすと大変だと言い聞かせながら慎重に運転することでした。
魚野から望む北東側 えびの市方面 (以下の画像は全て11月12日撮影)
同じく南東側 湧水町と背後は霧島連山 5時43分
加久藤盆地は鹿児島県湧水町から宮崎県えびの市および小林市 にかけて広がる東西約15km、南北5kmのカルデラ性盆地です。北は矢岳高原、南は霧島山系に囲まれ、春先や晩秋を中心に雲海が出現します。
明るくなった東空 6時16分
4時半頃に魚野に着くと既に15台ほどの車が止まっていました。土曜日でもあり、一昨日の雨、冷え込みと無風で雲海出現を見込んで多くの人が集まったようです。
すぐに撮影地に向かい、多くの人が三脚を並べる列の北端に撮影場所を確保しました。
日の出前
雲海が厚く、田園風景も眼下の道路を走る自動車の光跡も全く見えませんでした。3時過ぎに月が沈み、美しい星たちを回して写すには好都合だったようです。
小島が浮かぶような雲海
海面が少しうねるような雲海で、風が弱いため変化は少ない状態でした。日の出直前は光の変化が美しく、熱心なシャッター音が響いていました。
霧島に朝日が昇る 6時48分
上空に全く雲がなく空が白む単調な夜明けです。惜しいことには視界が悪く少しもやがかかっています。加久藤のアメダス観測値は、11日の最高気温18度、12日朝の最低気温は4度、6時の風速は0.1m、7時は無風でした。
撮影の人たち
撮影者はおよそ20名、これまでに訪れた中では一番多い日でした。一通り雲海を撮影した後に、雲海とカメラマンの姿を写し込む人が多くいました。
磯を洗う波のような雲海
風が弱くて雲海が長く続き、田園地帯が姿を見せたのは8時過ぎでした。見た目にはきれいですが、何枚撮影しても同じような場面なので大半の人たちは7時半頃には引き上げました。
薄い光芒
PM2.5の影響でしょうか、遠景はかすんでいて小林方面の山並みは見えず残念。
朝日が単調に輝き光の変化に乏しく、光芒がしっかり見えることはありませんでした。8時過ぎになっても写真仲間数名と、時間を忘れて昔懐かしい話ができてありがたいことでした。
8時頃にはパラグライダーの用具が多数運び込まれ、東風も少し出てきました。8時半頃には雲海が消え街並みや田んぼが姿を見せました。まだ時間は早く、天気が良いので白鳥神社に向かいました。
白鳥神社 道沿いの大きな紅葉
道沿いにあり目立つ大木です。色付きが進み、来週半ばがピークになりそうです。この木はピーク後の落葉が特に早いように感じます。
白鳥温泉下湯の紅葉
半分ほどが色付いて見頃です。来週末までは楽しめるのではないでしょうか。温泉客が次々に訪れていました。
生駒高原方面側の紅葉
山麓側では見頃になっています。えびの高原に近い方は色がさえないまま枯れて落葉しそうです。
湧水町で雲海撮影。帰りは霧島白鳥からえびの高原、生駒高原方面の紅葉を眺めてきました。えびの高原では硫黄山の有毒ガスが警戒されている中、韓国岳登山者、池巡りのハイキングなど多くの人が訪れていました。不動池横では両側からの路上駐車で通行に気を使いました。
硫黄山周辺は有毒ガスが観測されており、車両の駐停車が禁止されています。徒歩での通行も危険との案内看板が出ていました。多くの人が集まる時期、事故のないことを願っています。
大浪池登山口と周辺道路空地には無理やり多くの車が止めてありました。例年よりも紅葉時期が遅れているため一週間遅れで登山者が集中したようです。
午前3時に自宅を出発し、雲海撮影と紅葉見物で霧島からの帰り道は疲れました。自制しないと車で事故など起こすと大変だと言い聞かせながら慎重に運転することでした。