もっと幸せな星を目指して

2007年ごろまでは、「持続可能な社会を目指して」でした。

危機感の持続って!?

2006-06-05 22:24:06 | ・提言
日曜・月曜と仙台周辺に家族旅行に行ってきました。
松島とか秋保温泉とか牛タンとか。ワンボックスに乗ってガソリンをガバガバ使いながら。
ガソリン高いですね~。高速道路価格で136円/L@レギュラーでした。
ま、でも旅行代の総額に比べれば大した事ないので、ガソリン代が高いから旅行を止める・交通手段を変えるなんて人もいないのでしょう。

実は先週の私は、去る5/26の『公開シンポジウム エネルギー・環境と人類の未来』のレポートを仕事の後に書き続けており、
危機を考えるとかなり気が重くなって、何をするにもピークオイルの事とかが頭から離れない状態になってました。
である程度レポートも完成し気晴らしの旅行となった訳ですが、やっぱり旅行の最初は運転しながら”あ~しよう”とか”あれはどうなってるんだ”とか色々考えていました。
がどうでしょう。。旅行初日の夜には殆ど思い出す事もなく、ホテルで夜読む予定だった関連書物も結局よまず・・。
楽しく、一見何の問題もなさそうな平和な世の中によって、”あ~、俺は何を悩んでいるんだ。危機なんて訪れないよ。もっと楽しく生きようよ”
という気持ちがちょろっと出てきました。

私は、過去にも一回成長の限界を読んで悩んで何とかしなきゃ~って気持ちが盛り上がった後に、しょ~がね~か。
俺がどうこう頑張った所で地球レベルでは何にも変わらないし、
実際問題が発生するかどうかも解らないし、
それよりも現実的に目の前にある仕事や家庭の問題なんかをしっかりやるべき と思い、考えなくなった事がありました。
(結局又思いが復活したのですが・・)

やっぱり人間(個人・企業・国)ってそんなもんですね。
危機が訪れないと真剣に考えないですよね。。

石井先生も講演で 
”ピークオイルの話を初めて聞いた人は、目から鱗が落ちるような話だとおっしゃるが、すぐ忘れて(鱗が戻って)しまう。これがなんとかならないか”とおっしゃってました。

又、成長の限界では
”大多数の人間の視野(関心)は、空間的・時間的には家族や友人に対する短期的な事に限られている”とあります。

でも危機が訪れた後に考え始めても遅いんです。
第一次オイルショックは供給低下9%でパニック。
第二次オイルショックは供給低下4%でパニック、と
ちょっとの変化でパニックが起きるのです。

ということで、
平和な石油が安くて安定供給されている間になんとかしないと。
平和な世の中に流されては駄目です。影に潜んでいる色々な危機に備え(対処し)ないと。

でも今の自由経済・資本主義経済では国や企業に期待するのは無理っぽいですね。
底辺(国民)からの声が大きくなって社会を変えるようにしないと!

という事で、
メディア や ブログのような草の根活動 や 皆さんの周辺 などから国民の意識を変えて社会を変えていきたいですね。(当然上流から変わって貰えると幸いだけど)


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