昨日6月26日(木)の神奈川新聞地域面《県西面に掲載!!》から
『カナロコ・営巣確認されず/酒匂川に飛来したコアジサシ』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
コアジサシの繁殖地で知られる神奈川県の県西地域の
酒匂川で最近、ヒナがほとんど確認されない異変が
起きているそうです。コアジサシを『市の鳥』とする小田原市は
天敵の猛きん類、チョウゲンボウの影響などが原因
とみているということです。
コアジサシは、近年個体数の減少が著しく、環境省のレッドデータで
絶滅危ぐ種に指定されていますからね・・・。
《リンク先は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。》
おまけに、1997年度から実施されてきた子育て観察会も中止せざるを
得なくなったのはすごく残念なことですからね・・・。
貴重な繁殖地である酒匂川でヒナがほとんど確認されないというのは
危機感を持ってコアジサシが子育てをしやすい環境づくり・
環境整備を早急に進めないといけませんね。
しかし、河川の氾濫《はんらん》を防いだり、水運・かんがいの
便をよくしたりする治水や環境の改善によって、天敵である
チョウゲンボウが訪れやすい環境になったとすれば、
これはまた複雑で皮肉なことですね・・・。
《リンク先は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。》
ただ、日本野鳥の会神奈川支部西湘地区コアジサシプロジェクトチームの
代表の方がおっしゃっているように、5月の台風4号の影響が大きいとなると
これからの本格的な梅雨のシーズン、そして秋の本格的な台風シーズンを前に
早急に人工営巣地づくりを進めないといけませんね。