【柏市のリトミック・音楽教室】フォリア・ミュージックダイアリー

千葉県柏市で総合音楽教室を運営しています。声楽やリトミックのレッスンを通しての、毎日の発見や感動、思いを綴っていきます。

巻き舌のコツ

2012-09-13 17:29:48 | 声楽
こんにちは。

木曜日は、声楽の生徒さんが続くので、たまには声楽のお話を。

歌を習い始めて、少しすると、イタリア語やラテン語の曲を習いますね。

合唱団でも、こういった曲に挑戦している方も多い方と思います。

イタリア語は、ほとんどローマ字読みですので、初心者の方にもなじみやすいと思いますが、

ちょっとだけがんばってほしい発音が、「r」

いわゆる、巻き舌。

これができるようになると、発音もよりイタリア語らしくなり、歌うのも楽しくなります。

初めから、なんの苦もなくできてしまう人もいますが、

難しいと思ってる方もいらっしゃるでしょう。

ちょっとしたコツで、すぐできるようになります。

私が、声楽を習い始めた時に先生から教わった方法を書きますね。

まず、今日から毎日、暇なときは「トラトラトラ」と絶えず言い続けてください。

これは、太平洋戦争の始まりの、ハワイ真珠湾攻撃成功を伝えた電信の暗号なんだそうです。

私の初めの先生は、大正生まれでらしたので、時代を感じますね。

・・・という話は、おいといて、「トラトラトラ」言い続けてますか?

で、ずーっと言いながら、だんだん「ト」と「ラ」の間にちっちやい「ル」を入れてみましょう。

「トルラ トルラ トルラ」という感じです。

そのとき、ちょっとでもルで舌がふるえたらしめたもの。

その感覚を大事にして、ルルルルルルができる時間を少しずつのばしましょう。


さて、トラトラトラ作戦の次は、いろんな母音のあとに舌を巻く練習。

これは、地道に、五十音表のとおりに すべての語のあとにrを巻いてみます。

あーr いーr うーr えーr おーr

かーr きーr くーr けーr こーr

という感じです。

この時、英語の得意なかたは、rを見ると舌を奥に入れて、あいまい母音のようになることがあります。

そうならないように、舌はひっこめないでくださいね。


さて、地道の練習な後は、知ってる歌で遊んでみましょう。

たとえば「かたつむり」

この歌詞に、すべてrをつけて歌うのです。

でレーんでレーん むルしリむルしリ かラたラつルむルりリ

おロまラえレのロ あラたラまラはラ どロこロにリあラるル  

という感じです。

片仮名のところは、ちゃんと巻いてくださいね。

ちょっとした宴会芸にもなります。

さあ、がんばって巻き舌をマスターしてくださいね。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かたつむり (2年生のクマ)
2012-09-14 20:05:57
でレーん、でレーんがウケてしまいました。
この手の歌い方は
「ぶんぶんぶん」しか知らなかったのでなんか新鮮です!
ぶルん、ぶルん、ぶルん、はラちリがラとロぶル♪
ぶんぶんぶん (foglia-music)
2012-09-15 11:15:40
2年生のクマさん

ぶんぶんぶんも r を入れるとなかなかおもしろいですね。
これもレパートリーに入れますね。

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