本日、お休みをいただいて、「再会の街で」と「ONCE ダブリンの街角で」を鑑賞してきました。
「再会の街で」は、とても素晴らしい作品でした。
順風満帆な人生を歩んでいる歯科医が、9.11で家族を失い自分の殻に閉じこもってしまった、大学時代のルームメイトに再開するところから話は始まります。
歯科医は不幸な彼を何とか助けようと奔走しますが、それは何か満たされないものがあった自分のためでもあるかのようでした。
彼が少しずつ、本当に行きつ戻りつ心を開いていく様子は迫真の演技で表現されています。
今まで頑なに口を閉ざしていた彼が、義父母に思いの丈をぶつけた場面では、不覚にも涙がこぼれてしまいました。
優しい気持ちになれる作品です。
ホントのことを言うと、今年初めて、やっと気に入った作品を見ることができました。
お勧めの作品です。
「ONCE ダブリンの街角で」はアイルランドのダブリンという街でストリートミュージシャンしている男性とチェコ移民の女性が出会い、音楽を通して惹かれ合い、そしてそれぞれの道に戻っていくというお話です。
ほのかに芽生えた愛を家族のため、また、相手を思って身を退く移民女性の姿がとてもいじらしく、切なさを感じます。
演出なのか予算のためなのか、ハンディーカメラを多用したドキュメンタリータッチのスクリーンは、あまり私は好きではありませんが、それでもとても素敵な作品でした。
音楽がいっぱいのお気に入りの作品です。
今日も素敵な作品を鑑賞できました。
お勧めですよ。
| Trackback ( )
|
|