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三宮 ミント神戸6Fフレッツ@メディアスタジオのスタッフが兵庫県の地域情報、スタジオ情報をつづります。

高架下アートプロジェクト★part2

2011-10-22 | 神戸 美術館


こんにちは
前回のピノblog
高架下アートプロジェクト
part1
は見ていただけたでしょうか?


今回は、
高架下
アートプロジェクト
part2
をお送りします




どこまでも続く元町高架下!
とても長い!

次はどんな作品を見る事ができるんだろう?



ふと気がつけば、ある部屋に到着

松延 総司さん
”私の石”



この作品は全て人の手によって作られた石
人工物、自然物、作品の境界は、
場所または人との関わりで
どのように変化させることが可能か。

「作ること」、「置くこと」、「見ること」
通して表現されています。




ちなみに、ここにある石は
全部セメントで作られているそうです。
素材を知ることで、また作品の見方も変わりますね


続いての作品は・・・

○×○×○[ゼロバイゼロ]




電車の音、会話や車の音など…
この作品では、音に反応して光る電球を用いて、
神戸の街の活動を光の動きで表現します。

何気ない街の音に合わせ、
光を点滅させることで、
人々の活動を視覚的に際立た作品です。




ピノがこうして眺めている間にも、
電車が走る度に反応して光っていました


こちらの作品は・・・

三浦 真琴さん
”スブ ヨア メオレ”





空き店舗に訪れた、
様々な人達の会話や思い出を、
ガラスに文字として刻み込んでいます。




よく見ると・・・

グラスの一つ一つに文字が!!

細かい作業!!
たくさんの方々から、お話を聞く事で、
出来上がっていくアート作品
素敵です



どんどん進んで行くと・・・

戸矢崎 満雄さん
(チーム’銀の雨’代表)
”銀の雨・金の環[カン]”



作品は、闇を表す群青色に天井と壁面を塗り、
天から数千の銀色釦(ボタン)を降る雨のように
吊り下げます。
そして、水色の地(床面)に落ちると、
雨は金色とカラフルなボタンで環(波紋)に変わる。

それは、未来を映す鏡としてを暗示しています。




カラフルな色使いで展開される空間。
一つ一つ異なるボタン。
銀の雨に、
思わず手にとってしまいたくなりそうです


うわあ!!

人長 果月さん
”Etoile” 



その場に集う人の動きが星のイメージとなり、
流れるインタラクティブインスタレーションです。

小さな星の煌めきが舞降りてくるような空間
を作ります。



 
ピノが見たときは、少女がバレエを踊っていました。
幻想的でずっと見ていたい


いよいよ最後になりました!

大倉 尚志さん
”VOID289”



アートの文脈で観客が追体験することにより、
高架下とアート、人と人、人とモノ、
そして、現在と過去が
「空き店舗=VOID」で出逢う事となる。

人、物流など高架下の動きそのものを、
アートとして作品化する。



今こうして作品を見ている行動が、
アートですね
不思議な感覚です



元町高架下は、
あまり馴染みのない場所でした

今回の高架下アートプロジェクによって、
アート作品と共に、元町高架下の魅力も
発見する事ができました
神戸ビエンナーレ2011
公式HPはこちら

是非、足を運んでくださいね