こんにちは スミレです
昭和の大修理から約半世紀…
ただいま姫路城では、
大規模改修工事
“平成の大修理”が行われています
このたび、そんなお城に
天空の白鷺
がOPENしました
大天守をすっぽり覆う
素屋根の内部から、
修理のようすを見学できる施設です。
さっそく行ってみましょう
入口はこっち
まずは、エレベーターを使って
最上階の8階へ
上昇
修理中のお城が見えてきました!
ドキドキ
あっという間に
到着
海抜100mの展望窓から、
姫路周辺の景色を眺めてみましょう
キレイやなぁ
13階建てビル相当の大きさを誇る
天空の白鷺
一体どのようにして建てられたのでしょうか?
まずはこちらのモニターを
「天空の白鷺が誕生するまで」
大天守へ資材を運ぶための
構台工事
(2009年11月~2010年4月)
天候に左右されない環境を作るための
素屋根工事
(2010年4月~2011年3月)
のようすを記録した映像です
姫路城の高さは約46m。
これをすっぽり覆う素屋根の
高さは約53m総重量は6000トン
骨組みを建てた後、
メッシュシートとパネルを
1枚ずつ丁寧に取り付けていきます。
パネルに描かれた線画は、
高さ34m 幅34.5mと世界最大級
こうして、世界初の大天守修理見学施設
天空の白鷺が誕生しました
「ほ~なるほど すごいなぁ」
みなさんモニターにくぎづけ
8階では、お城の最上層
屋根修理のようすを見学できます
…とその前に、
瓦と屋根について、ちょっとお勉強
こちら、屋根瓦の模型
姫路城の屋根には
平瓦 丸瓦
などなど
9種類もの瓦が使われています
な、なんですと
素人のスミレには、違いがわかりません…
姫路城の屋根修理は、
瓦をすべて葺き直します。
瓦の傷み具合を1枚ずつ確認し、
使えるものは再利用するんですって
昭和の大修理では、
築城時の旧瓦3480枚を再利用しました。
築城時の姿を次世代へ引き継ぐために、
いろんな工夫が施されているんですね!
古くから伝わる巧の技を学ぶことができました
さて
そろそろ実物の屋根修理のようすを
見学してみましょうか
これだ
で、でかっ
今春から本格的に始まった工事。
五重瓦の解体が行われていました。
瓦の解体・破損調査の完了には、
6~8ヶ月間かかるそうです!
気が遠くなるわ~
間近で見る修理のようすに、
みなさん感嘆の声をあげてました
天空の白鷺には、
まだまだ見ドコロ盛りだくさん
あさってのブログでは、
7階
壁面修理のようすをお届けします!
お楽しみに
by スミレ