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三宮 ミント神戸6Fフレッツ@メディアスタジオのスタッフが兵庫県の地域情報、スタジオ情報をつづります。

オカリナコンサート@湊川隧道♪

2008-11-18 | 神戸 おすすめイベント・観光情報

先日、湊川隧道(みなとがわずいどう)
一般公開を見てきました
トンネルの中でオカリナコンサートがあったらしいよー

湊川隧道とは
氾濫しやすかった湊川の流路を変更するのに伴い、
明治34年竣工された会下山の下をくり抜いて
作られたトンネルです。


湊川隧道

レンガ積みアーチ構造の、
わが国初の近代河川トンネル

なんです

新湊川トンネルができたことにより、
湊川隧道はトンネルとしての役割を終えたのですが
内部は歴史的価値を後世に残すため
今も当時のまま保存されているということです
ホェ


こちらが入り口
「コンサート始まりますよー早く中に入ってくださーい。」
と声をかけられ、慌てて中へ

トンネルが
奥までずっーと続いています


額の文字は湊川隧道の坑門に掲げられていたもの(扁額)

『湊川』は上流側に、 『天長地久』は下流側に
掲げられていたんだそう。

現在は新湊川トンネルに取り付けられています
ということで
キャメロン見てきました
▼コチラ
目を凝らして見てください

上流側 『湊川』
    
 下流側『久地長天』


さて、トンネルに戻ります・・・
  
震災で被災したトンネルの様子や、
復興写真などが展示されていました

湊川隧道は明治時代の掘削当時
現在のような土木技術もなく
全て人力による手堀りで行われていました。
このことから、この工事がいかに難工事であったかを
伺い知ることが出来ます

全長600mのトンネルを人の手だけでーーー!!??
昔の方の知恵と技術力、努力ですね・・・

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さて、トンネルの奥が気になります
どんどん進みましょう

うす暗くて、空気はヒヤッとしてます。
 ただいまの温度↓16゜C



 側壁は約450万個のレンガで覆われ、
底面には花崗岩(かこうがん)が敷き詰められていて、
近代土木遺産としての価値が高いとされているそう


大胆なことにそのレンガをなんと販売されていました
竣工時より、約100年間使用されていたものです
収益は湊川隧道保存友の会の活動補助費となるそう


トンネルを歩いていると
ぽたぽたと上から謎の水滴が。「ひえっ!」
軽い肝試しです

しばらく歩いていくと
人群れが見えてきました
と同時にオカリナコンサートもスタート

オカリナの音色がトンネル内に響き渡って
なんとも幻想的な世界に

 
豪華8人のアンサンブル!
崖の上のポニョ、コンドル、聖者の行進
などを披露してくださいました

素朴だけど心に響くやさしいオカリナの音色
場所が場所だから?
心地の良い空間が確かにそこにはありました
素敵でしたーーーぁ


トンネルもここで行き止まりになっていて
もと来た道を引き返して

外へ。

次回の一般公開は
12月20日(土)です

ここは絶対お勧めです
また行きたい!

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by キャメロン