イーヴォ・ポゴレリッチは、ショパンコンクールの3次予選で落とされた時、審査員のマルタ・アルゲリッチが怒って辞任したという、いわくつきの論争で名声を高めた異色のピアニストである。
たしかに、アルゲリッチが推したその豊かな音楽性は、彼が演奏したどの盤からでも十分に窺いしれる。
この盤で聴かれる演奏は、強靭性を帯びた響き、精緻な技術、チャイコフスキー独特の旋律に対する豊かな表現力で私の耳に強く訴えかける。
ピアノとクラウディオ・アバド指揮する管弦楽が、対等に自己主張を繰り広げ多彩な音楽を繰り広げている。
この盤の録音も素晴らしく、私はこの曲の有名な出だしの所をオーディオ装置のチエック用に利用している。
この曲のべスト・スリーは。
・イーヴォ・ポゴレリッチ、アバド指揮、ロンドン交響楽団 <Grammophon>
・スヴィヤトスラフ・リヒテル、カラヤン指揮、ウィーン交響楽団 <Grammophon>
・マルタ・アルゲリッチ、キリル・コンドラシン指揮、バイエルン放送交響楽団 <PHILIPS>
たしかに、アルゲリッチが推したその豊かな音楽性は、彼が演奏したどの盤からでも十分に窺いしれる。
この盤で聴かれる演奏は、強靭性を帯びた響き、精緻な技術、チャイコフスキー独特の旋律に対する豊かな表現力で私の耳に強く訴えかける。
ピアノとクラウディオ・アバド指揮する管弦楽が、対等に自己主張を繰り広げ多彩な音楽を繰り広げている。
この盤の録音も素晴らしく、私はこの曲の有名な出だしの所をオーディオ装置のチエック用に利用している。
この曲のべスト・スリーは。
・イーヴォ・ポゴレリッチ、アバド指揮、ロンドン交響楽団 <Grammophon>
・スヴィヤトスラフ・リヒテル、カラヤン指揮、ウィーン交響楽団 <Grammophon>
・マルタ・アルゲリッチ、キリル・コンドラシン指揮、バイエルン放送交響楽団 <PHILIPS>
ポゴレリチの演奏は繊細なのに豪快、面白い演奏でした。録音もエエですね。アバドもよく合わせたものだなと思います。
録音から20年、今もよく聴きます。