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Operation Waltzing Matilda 1.0

2009-12-14 20:16:42 | 捕鯨騒動
今日になって、「調査捕鯨」団と Sea Shepherd が今シーズン1度目の対決をしたらしい。
・Whalers and Whale Defenders Clash for the First Time This Season (2009年12月14日 blogs.myspace.com)

といっても、現時点では「調査捕鯨」団からの声明が出てない状態なので、Sea Sheppherd の総帥こと Watson 船長の書き込みをネタにしてみる。

なんでも、「調査捕鯨」団の船8隻を確認した Steve Irvin 号は氷山を迂回する形で「調査捕鯨」団の第二昭南丸の左舷側約400mまで接近したという。
第二昭南丸については以下を参照。
・Vessel information SHONAN MARU NO 2 from Japan(digital-seas.com)

その後、「調査捕鯨」団から恒例の(?)水圧砲噴射→ Steve Irvin 号から反撃、という流れとなった。
この後、Steve Irvin 号が距離をとるまで約2時間この状態が続いたという。
もう少し盛り上げてくれよ

・・・で、この対決が終わった後、Watson 船長は今後の作戦について意味深なことを書いていた。
以下、2009年12月14日分 blogs.myspace.com『Whalers and Whale Defenders~』から、その部分を引用する。

---- 以下引用 ----
(中略)
The Japanese whalers are spending a great deal of money, first locating the Steve Irwin by air and then directing the Shonan Maru #2 to the coordinates of the Sea Shepherd vessel.
By staying on the tail of the Steve Irwin, the harpoon vessel is able to keep the rest of the fleet aware of the Sea Shepherd position.
Captain Paul Watson needs to lose the tail of the Shonan Maru #2 in order to locate the whaling fleet.
He is counting on heavier ice conditions to assist in this effort.

“We will use the icebergs and the ice floes to our advantage.” Said Captain Paul Watson.
“I’ve observed today that I am a more experienced ice navigator than the Japanese captain chasing us. We need to get him to follow us into the ice fields and let the ice work for us.”
(以下略)
---- 引用以上 ----

氷山の浮かんでる海域で勝負、と来たか。
すると、Ady Gil 号は、そうでない場所で「調査捕鯨」団を追跡するために使う、ってことになるんだろうか?
謎だらけである。


もっとも、「調査捕鯨」団も今回は随分とおとなしい対応だったような(苦笑)。
流石に、Steve Irvin 号との距離がそんなに近くない以上 LRAD の使用は余り効果はなさそうだし。
これから2ヶ月以上の間 Sea Shepherd と対決する以上、「奥の手」を最初から出すわけにもいかないしな。

果たして、先に「奥の手」を出すのはどっちなのやら・・・。


(念のために書くが、「調査捕鯨」団と Sea Shepherd が事故を起こした場合同じ立場で責任を問われるべきという考えは色々問題があるんだよな。Sea Shepherd の場合せいぜい Watson 船長の責任を問えるくらいだが、「調査捕鯨」団の場合日本政府の責任でもあるから・・・)


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