7日夕方(日本時間だと8日未明)、イスラエル政府による Gaza 地区封鎖に抗議するために、活動家達が船に乗って Gaza 地区に向けて 3回目の航海に出て、昨日無事に Gaza 地区の港にたどり着いた。
実は、この船には一部の好事家(笑)の間で知られている Amira Hass 氏も乗っていたのだが・・・。
・Amira Hass / How we busted the naval siege on Gaza(2008年11月9日 Haaretz.com)
何かにつけて物議を醸す記事を書く Amira 氏。
今回の記事は、活動家達が出した船に自身が乗り込んで、Gaza 地区到着前⇒到着後のことについて書いている。
せっかくなので、Amira 氏の記事を適当に日本語訳にしてみた。
例によって正確さは一切保証しな(略)
---- 以下訳文 ----
Gaza 地区の海上封鎖をいかにして破ったか
By Amira Hass, Haaretz Correspondent
土曜日の朝午前7時25分、Gaza 回廊の約40km西で私達は事前に(近づいてくると)知らされていたものと違う船を見つけた。
数分のうちに、本物のイスラエル海軍の船だという私たちの疑惑は、海軍の船から拡声器によって呼びかけてきたことにより確信となった。
イスラエル海軍はどこの港から航海してきたのかを質問し、15分後にこの船(Dignity)に乗っている(パレスチナの人達以外の)人達の名前を聞いてきた。
「その必要はないですよ」、と Free Gaza Movement に所属する乗組員は返答した。
「この船に乗ってる人の名前はインターネット( Free Gaza Movement の公式サイト)で調べられるし、募金もできますよ」とも。
キプロスから Gaza 地区に船で乗り込む目的で過去に成功した活動は、この船の購入代金として約 24万ユーロの資金提供をする気を人々に起こさせた。
イスラエル海軍の船から呼びかけの声がしてから数分後、再び船に呼びかけの声があった。
「良い一日を」という呼びかけがあった。
「あなた達もね」と乗組員は返答した。
再び Gaza 地区に向けて航海することになった。
この船の通過を妨害することはイスラエルの印象を悪くするだけと認識したからこそ、計画を立てた人とイスラエル軍が(船を通すという)合意に達していても驚きではない
(多分この船が)入港を予定してる港には、いろんな種類の船による船団が私達の船を待っていて、乗組員たちは手を振り涙を浮かべていた。
岸辺には、人垣ができていた。
多くのでは、Hamas による Gaza 回廊の支配による変化を私は見た。
Gaza 地区には、未だ統一された意思決定組織はない。
Hamas は、パレスチナのかつての指導者である故 Yassar Arafat 氏と 暫定政府の Mahmoud Abbas 議長の肖像画を壁から消していない。
突然、私達は白黒で書かれたパレスチナの地図を手渡された。
地図の上では、Gaza 地区とヨルダン川西岸地区は黒く塗りつぶされていた。
ほんのちっぽけな2つの黒い点だった。
---- 訳文以上 ----
確かに、今回 gaza 地区に乗り込んだ船には色んな人が乗ってたからな~。
イスラエル政府としても、この船にうっかり手を出せなかったんだろうな。
なんせ、それなりに知名度の高い人達も乗り込んでたみたいだし・・・。
長いものには巻かれろ、ってことだろうか。
現に、今日の午前中に Gaza 地区の沖合いで漁をしてた漁船がイスラエル軍か警察から銃撃を受けたし・・・。
・URGENT ALERT: Israeli gunboats firing on fishing boat(2008年11月9日 Free Gaza)
イスラエル軍や警察は弱い人達にはとことん強いようだ。
ちなみに、Amira 氏は最初に紹介した記事以外にも↓の記事を書いてるんだよな。
・Haniyeh: Hamas willing to accept Palestinian state with 1967 borders (2008年11月9日 Haaretz.com)
果たして Amira 氏は、どこからこの2つの記事を書いてるんだろうか(苦笑)。
それはそうと。
イスラエル政府にとって都合の悪いことをやってる人達の行動に関しても取材する Amira 氏の姿勢ってのは、他のジャーナリスト達にも見習って欲しいところだ。
特に、某J国政府が推し進めてる「商業捕鯨」について伝える立場にある人達にね・・・。
実は、この船には一部の好事家(笑)の間で知られている Amira Hass 氏も乗っていたのだが・・・。
・Amira Hass / How we busted the naval siege on Gaza(2008年11月9日 Haaretz.com)
何かにつけて物議を醸す記事を書く Amira 氏。
今回の記事は、活動家達が出した船に自身が乗り込んで、Gaza 地区到着前⇒到着後のことについて書いている。
せっかくなので、Amira 氏の記事を適当に日本語訳にしてみた。
例によって正確さは一切保証しな(略)
---- 以下訳文 ----
Gaza 地区の海上封鎖をいかにして破ったか
By Amira Hass, Haaretz Correspondent
土曜日の朝午前7時25分、Gaza 回廊の約40km西で私達は事前に(近づいてくると)知らされていたものと違う船を見つけた。
数分のうちに、本物のイスラエル海軍の船だという私たちの疑惑は、海軍の船から拡声器によって呼びかけてきたことにより確信となった。
イスラエル海軍はどこの港から航海してきたのかを質問し、15分後にこの船(Dignity)に乗っている(パレスチナの人達以外の)人達の名前を聞いてきた。
「その必要はないですよ」、と Free Gaza Movement に所属する乗組員は返答した。
「この船に乗ってる人の名前はインターネット( Free Gaza Movement の公式サイト)で調べられるし、募金もできますよ」とも。
キプロスから Gaza 地区に船で乗り込む目的で過去に成功した活動は、この船の購入代金として約 24万ユーロの資金提供をする気を人々に起こさせた。
イスラエル海軍の船から呼びかけの声がしてから数分後、再び船に呼びかけの声があった。
「良い一日を」という呼びかけがあった。
「あなた達もね」と乗組員は返答した。
再び Gaza 地区に向けて航海することになった。
この船の通過を妨害することはイスラエルの印象を悪くするだけと認識したからこそ、計画を立てた人とイスラエル軍が(船を通すという)合意に達していても驚きではない
(多分この船が)入港を予定してる港には、いろんな種類の船による船団が私達の船を待っていて、乗組員たちは手を振り涙を浮かべていた。
岸辺には、人垣ができていた。
多くのでは、Hamas による Gaza 回廊の支配による変化を私は見た。
Gaza 地区には、未だ統一された意思決定組織はない。
Hamas は、パレスチナのかつての指導者である故 Yassar Arafat 氏と 暫定政府の Mahmoud Abbas 議長の肖像画を壁から消していない。
突然、私達は白黒で書かれたパレスチナの地図を手渡された。
地図の上では、Gaza 地区とヨルダン川西岸地区は黒く塗りつぶされていた。
ほんのちっぽけな2つの黒い点だった。
---- 訳文以上 ----
確かに、今回 gaza 地区に乗り込んだ船には色んな人が乗ってたからな~。
イスラエル政府としても、この船にうっかり手を出せなかったんだろうな。
なんせ、それなりに知名度の高い人達も乗り込んでたみたいだし・・・。
長いものには巻かれろ、ってことだろうか。
現に、今日の午前中に Gaza 地区の沖合いで漁をしてた漁船がイスラエル軍か警察から銃撃を受けたし・・・。
・URGENT ALERT: Israeli gunboats firing on fishing boat(2008年11月9日 Free Gaza)
イスラエル軍や警察は弱い人達にはとことん強いようだ。
ちなみに、Amira 氏は最初に紹介した記事以外にも↓の記事を書いてるんだよな。
・Haniyeh: Hamas willing to accept Palestinian state with 1967 borders (2008年11月9日 Haaretz.com)
果たして Amira 氏は、どこからこの2つの記事を書いてるんだろうか(苦笑)。
それはそうと。
イスラエル政府にとって都合の悪いことをやってる人達の行動に関しても取材する Amira 氏の姿勢ってのは、他のジャーナリスト達にも見習って欲しいところだ。
特に、某J国政府が推し進めてる「商業捕鯨」について伝える立場にある人達にね・・・。