勇者のくせになまいきだ

最近、一番はまっていて、基地ゲーとでもいった感じ

バンゲリングベイ（古い、古すぎる）とかミリティア（古い）とかに似ている。
とにかく掘ればいいというのではなくてバランスが大切というのは
とかくインフレ気味の成長をするゲームの中で
貯金も大切だよと教えてくれている。

夢を持てばなんでもできるんだよと、
超インフレの調子のよいフレーズの自己啓発の本を書いている
作者たちにやってみて猛省してもらいたいものである。

勇者が休みなくやってくるものだから
勇者を倒すのが目的なのに室内の拡充に必死で
やつらはたいてい知らないところで倒されていて、
実はいろいろなＲＰＧのダンジョンも隠れた苦労が
あるのだなーと感じたりする。

魔王なんてのもいるのだがこれが実は他力本願の極みで
今まで魔王とついたものの中で一番弱いのかもしれない。
自覚しているようだが、夜風にあたって反省してもらいたい。

しかし何故こんな弱い魔王をすまきにして連れ帰らなければ
ならないのか？
きっと勇者にも証拠とか生活がかかっているのだろう。

このゲームでは魔王を倒したらその魔法がとけて、
空が青色になって石になった人がもとに戻って、
証拠もなく自己申告だけで王様にほめてもらえるほど甘くなく、
勇者のその後は何もわからないのである。

そもそもダンジョンの地下だけでひっそり生きている
生態系を壊そうとするところに
過敏に脅える人類の特性が垣間見えるたり、
文章にしてみていろいろと考えさせれた。

あとやっちゃいけないよということを
やらないと先に進めない教育上問題のある
ＲＰＧも多く存在していることを問題提起しておきたい。
（このゲームとはまったく関係のない脱線した話）

ＰＳＰといえば最近２Ｇをやっている人をよく見かけるが、
私はあえて、ダンジョンのモンスターたちのささやかな
幸せをつくるため仕事帰りでも穴を掘り続ける。

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購入価格2500円
ゲームクリア度100（表のみ）
満足度80