楽しきかな第二の人生

黒衣おじさん&看板おばさんと愛犬福太郎の物語。

イタリア縦断9日間の旅ーその4-

2012年07月17日 | 旅行(イタリア)

今日(6月15日)は、ナポリ(サンタ・ルチア地区)・ポンペイを見学したのち、ナポリに戻りイタリアの新幹線ユーロスターに乗りフェレンツェへ

  

ナポリで見た光景                               

テッシュ・テーパーを抱えた人が、信号待ちしている車のフロントガラスにポンポン投げて行きます。どうするのか、見ていると、もとに戻ってテッシュを回収しています。その時、テッシュが必要な人はお金を払う仕組みのようです。万が一回収する前に信号が変わったらテッシュを乗せたまま走り去っていきます。また、信号で停車している車のフロントガラスを拭き小銭を稼いでいる人も見られました。車はほとんど路上駐車なので、こんな仕事も成り立つんですね。

 

 

ヌオーヴォ城は、13世紀に建てられたアンジュー家のお城でその後15世紀に再建され、現在は市立博物館となっている。ヌオーヴォ城は、新しい(卵城より)お城という意味。

 

 

 

サンタ・ルチア地区のビューポイントから見た、インマコラテッラの泉と卵城。

この卵城の名は、基礎の中に卵を埋め込み、「卵が割れるとき、城はおろか、ナポリにまで危機が迫るだろう」と呪文を掛けたことが由来だそうで、正式名称はカステル・デローヴォ(Castel dell'Ovo)で、卵城は通称。



サンタ・ルチアから見たナポリ湾とベスビオ火山 イタリア民謡サンタ・ルチア 「♪ 星影白く 海を照らし・・・・・・サンタ・ルチア、サンタ・ルチア~♪」と聞こえてきそうです。  

 

その後、ナポリのトリエステ・エ・トレンド広場、ナポリ王宮等を見学したのちポンペイへ

ポンペイ遺跡は、西暦79年8月ベスビオ火山が大噴火し一瞬のうちに火山灰に埋もてしまったポンペイが、1700年の時を経て本格的な発掘が行われ、古代ローマ時代の都市形成と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で出現した貴重な遺跡です。現地のガイドさんが案内してくれました。



約1700年間、火山灰によって埋め尽くされ忘れ去られていた古代都市が、偶然、農夫によって発見され蘇りました。



1500人も収容できたというオデオン座(小劇場)



 

石で舗装された古代ポンペイの街路。中央が馬車が通る道路、両サイドが歩道で、雨が降っても歩道は冠水しないように高く造られている。手前の石は横断歩道、馬車が通れるように間隔を開けている。飛び石のところの窪みは馬車の轍。右の石に開いた穴は、馬を繋ぐために開けられた穴と言われている。

 

 

5000人を収容できたという大劇場。どんな催しがあったのでしょうか



 

整然と立ち並ぶ居住地 道路には水飲み場が設けれれていた。



ここは、一番観光客で込んでいた場所、情婦の館です。団体客が集中し長い行列ができていました。



フォロ(街の中心にある公共広場)とジュピター神殿 フェロは街の中心地で、人がごった返ししていていたことから、入り口に大きな石が置き、馬車が入れないようにして歩行者天国にしていたそうです。 後方にはベスビオ火山がそびえ立っています。ポンペイから僅か10kmの距離にあります。紀元79年に大爆発し、火砕流がポンペイを襲い、最大7mも降り積もった火山灰で街を覆いつくした火山です。



火山灰で覆われた遺体が、長い間に朽ちて空洞化し、そこに石膏を流し込んで復元された人体。苦痛に満ちた顔の表情は、当時の様子を今に伝えている。



  

一日の疲れを癒したのでしょうか、公衆浴場もありました。  中央は、サウナで火照た身体を冷ます水槽 右は浴槽、大理石でできた立派なものです。



お風呂に入った後に立ち寄り、ちょっと一杯ひっかけたワインバー。中央の丸いくぼみはワインボトルを置いたところ。

 

 

 

街のパン屋さん。手前は粉を引いた石臼、奥はパンを焼いた窯。今でも即使いそう。



アポロの神殿は、残っている装飾様式から見てポンペイで一番古い物で、紀元前6世紀に溯ると言われています。神殿は、48本の円柱に支えられた柱廊で囲まれていたと考えられています。

 突然消えた古代ローマのタイムカプセル、まだまだ発掘作業は続くそうです。どんな新たな発見が有るのか楽しみです。

 

   

ポンペイ遺跡の見学後は、イタリア鉄道ナポリ中央駅に。



このユーロスターイタリア(イタリアの新幹線)に乗ってフィレンツェに向かいます。途中、ローマのテルミニ駅でスイッチバックし列車の向きが変わります。イメージとしては、東北新幹線を走って東京駅まで来た列車が、今度は上越新幹線を走り新潟に向かうような感じです。

 

 

車窓から見たブドウ畑です。ワインは、フランスと1位2位を争うほど生産量が多い国です。



 

14:50ナポリを出て16:00フィレンツェに到着、約3時間の列車の旅でした。夕食はビステッカ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)を頂きました。焼く前に、このお肉を料理しますと見せてくれました。

 

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