フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

どうした!?品川

2012年09月17日 | テレビ
『アメトーーク』
9月13日(木)23:15-24:15 テレビ朝日

N「今夜は東野プレゼン企画、どうした!?品川。おしゃべりクソ野郎はどこへ。ギラギラしたあのころに戻ってくれ! 『どうした?』と言われぬように攻め続けたい、アメトーーク!」

MC
宮迫博之・蛍原徹(雨上がり決死隊)

N「今ではすっかりおとなしくなってしまった品川に対し…」

東野「元気なくなってきて、なんや髪の毛も染めてタイトになって、オレの好きな品川じゃないんだよねー」

N「以前のようなギラギラした芸人に戻ってほしいと東野が熱くプレゼン」

東野「どないしてん品川、もっと悪口言えや! 『禁酒します』すなボケ!」

N「これが視聴者の心をつかみ、採用となった。そして今回同じく、どうした?と思っているメンバーも続々登場」

ゲスト
東野幸治
有吉弘行
陣内智則
板倉俊之(インパルス)
大悟・ノブ(千鳥)
タケト(Bコース)
金成公信(ギンナナ)

2012.7.26 OA 第13回プレゼン大会 どうした!?品川

蛍原「こちらの企画、前回東野さんがプレゼン大会で出したんですよね」
東野「出していただきました、ありがとうございます」
蛍原「ちょっと改めてもう一回(説明)いいですか?」
東野「ボクは品川庄司の品川くんていう芸人がホントにね、昔大好きやったんですよ。クソ生意気でね(笑)、自分が爆笑とったらドヤっていう顔して、人が笑いをとったら苦虫かみつぶしたような…」(笑)

本来の品川祐
他人の芸人に笑いを取られたくない

蛍原「そうですか?」
東野「そうなんですよ。そういうね、言うたらハッタリ野郎が、やっぱり10年に1人とかいてほしいんです、個人的にね。今はホントにタレ目になって目が下がって、やさしい顔してる」

どうした!?品川
すっかり大人しくなってしまった

宮迫「あまりの兄さんのこの熱がね、視聴者に伝わったと言いましょうか、投票、今回『どうした!?品川』ダントツです。…7万8594票。歴代1位でございます!」
蛍原「歴代1位!」
東野「世の中の方がやっぱり、あれ?品川どうしたんやと」

どうした!?品川
7万8594人も同意見

蛍原「有吉もそう?」
有吉「いや、もうそればっかりですよ、頭の中。どうしたと」
蛍原「(笑)そんなことないやろ」
有吉「つまんない。もうホントつまんなくなった芸能界が」(笑)


(というわけで、始まりました。とても面白かったので、少々内容を紹介します。全編通して面白いのですが、お笑い史に残るという「おしゃクソ事変」に触れつつ、品川ヒストリーについてちょっと書いておきます。本当にプレゼンターの東野さんがそれはそれは熱く語っておりまして、品川さんへの愛がひしひしと感じられました。他のゲストの皆さんのエピソードトークも面白くて、テロップ一つ一つにも品川さんへの熱い思いがほとばしっていていました)


◇品川祐ヒストリー

次の3期に分類される
1 ギラギラ期 1995年~2005年
2 調子ノリ期 2006年~2008年
3 どうした期 2009年~2012年


◇品川ギラギラ伝説

・前説がウケて自信満々
・「品川庄司は品川祐だ」
・庄司のキャラ無視で体を鍛える
・品川庄司は品川祐だから!!
・先輩・大地に頭突き


◇おしゃクソ事変 2007.8.23

宮迫「あのときに、『おしゃべりクソ野郎』って言ったときに、客席がハジけたんですよ」
蛍原「いやホンマに凄かったんです」
東野「それはどうなの?有吉くんは、東京の芸人とかみんなでそういうような、品川くんって、おしゃべりちょっとアレよねーみたいな感じで言うてたの?」
有吉「特にボクはとりあえず実害はないですし、周りもね、特に言うわけじゃないんですよ、その品川の悪口を。だけど芸人界の中で、誰とは言いませんけど、その『おしゃべりクソ野郎』って発言をしてから、ボク、世界戦で勝ったぐらいいろんな芸人が、握手を求めてきたんです(笑)。数々の芸人がですよ(笑)、おめでとうございますと」

東野「だから本当に、常にファイティングポーズとってガンガンガンガンしゃべるから反感買うけど、またガンガンいくっていうのが、なんか品川の、ボクは好きなところなんです」
宮迫「結局ほとんど合間を品川が、能力があるから埋めれるんですよ、要は」
東野「そうそうそう」
宮迫「埋めれるから、あいつはメチャクチャしゃべってるように感じるだけで、実は番組としてはすごく救われていたのに、ただ見てる人は、また品川」


◇調子ノリ期

・脇役なのに主役ぶっていた
 カンペで「品川しゃべりすぎ」と注意される
・お笑い軽犯罪法違反
 TKO木本からトークを横取り事件
・料理本「品川食堂」出版(2008年)

東野「(表紙の)顔が自信に満ちあふれてるでしょう!これどうですか?これ。いやホントに『誰もオレを止めることはできねえ』と」
有吉「日本にある利権は、すべて持っていこうとしてたんですね」

・料理、映画と、流行りのものへ全速力で駆けつけ、食い散らかす


◇調子ノリ期伝説

・飲んでいた先輩の頭をはたく!
・お気に入りのブランド販売拒否?
・哀川翔の友人とケンカ
・俳優、女優があいさつに来る

・映画「ドロップ」メイキング映像

東野「成宮くんと似てませんけどー」


◇どうした期

・旅行エッセイ「品川トラベラー」
 旅行も食い散らかす
・映画「漫才ギャング」
 韓流スターになる(2011年)

東野「アニョハセヨー!」


(以上、爆笑シーンをいくつか列挙しました。思い起こせば確かに「虎乃門」で、途中から出なくなっていました。品川庄司の二人がケンカを始めて、服を脱いで裸になってペナルティを課せられていたのは、この虎乃門だったか、内Pだったか、とにかく出禁になったり、マスクマンにさせられたり、お騒がせコンビという印象でした)

(そういえば品川さんが新聞の夕刊で、お料理の連載をしているのを見て、ちょっと驚いたことがあります。お酒のツマミに良さげな、わりと普通のメニュー紹介でした。芸人さんなので、突飛なレシピで笑わせてくれるのかと初めは期待したのですが、ずっと常識的なもので、やっぱ一般新聞だからかなあと思いました)

(今回、有吉さんは「腰抜け隠居野郎」と命名していました)

(最後に、品川さん庄司さんともども丸坊主になっていました。あごヒゲを剃って坊主頭になった品川さんはスッキリしていて、良かったです。でも、庄司さんはオシャレなスタイルのほうがいいと思います)


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2 コメント

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どうした!?品川 (さと(砂糖))
2012-09-17 04:42:19
庄司さんハゲ(でこ後退)てましたしね(笑)品川韓流スターみたいになる。結局それが言いたかった東野さん!
しかし、宮迫さん腕あるとは言ってましたけど、トークの横取りは目に余るものでしたよ。
そこでやってくれたのが有吉さん『おしゃクソ事変』私もモヤモヤしてたものがスッキリしちゃいましたよ。
最後は芸人さんらしくボーズでポーズで良かったでしょう。
ムーブメント (落花生)
2012-09-18 01:01:20
>さとさん
「おかえり品川、いってらっしゃい庄司」
という、まさかの結末。
面白かったです。傑作でした。

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