神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様の世界史 預言者イブラヒーム

2024-09-13 11:25:22 | イスラム教
こんにちは、ファーティマ松本です。

前回まで二回に渡り、現代史におけるユダヤ人とイスラム教徒の関係を書いてみました。
今回は、100年前とか、そんな生易しい昔のお話ではありません。
紀元前?
まあ、まあ、紀元前、、であることはありますが、
もっともっとスゴイ歴史にまでさかのぼっちゃいます。
創世記のアダムとイブにまで行ってしまうくらいの昔の話になります。
しかしながら、
今回ご紹介するお方って
イスラム社会においては、そーんなに遠い昔の人って感じがしないんですよね。
一日5回行う毎日の礼拝でも、このお方のお名前を口にせずして終わることはできませんし、
自分の子供にこの方の名前を付ける人も未だにとても多いんです。
プラス、
あの方は、こんなことをおっしゃった、とか
あんなことをされた、などなど
もう、しょっちゅう名前が出てくるものですから、
なんか昨日まで生きていらしたので?と思ってしまうくらい身近な存在です。

はい、
今回ご紹介しますのは、預言者イブラヒーム“英名アブラハム“さん(平安あれ)です。
物凄くむか~しに産まれたお方でありますが、前述のようにイスラム社会では
とても尊敬され、見習うべき存在として人々の心の中に生き続けています。

さて、この預言者イブラヒームさんでありますが、
ユダヤ人とアラブ人を知るうえで、もうなくてはならない存在であります。
というのも、
イブラヒームさんには、二人の息子さんがいたのですが、
そのお二人がそれぞれ、アラブ人の始祖、ユダヤ人の始祖であるからです。

詳しく見ていきましょう。
と言っても
彼の人生を詳しく書いていくと一年位かかってしまうので、
今回は、そこは省いていきます。

しかし、外していけない点として、挙げておかないといけないことがあります。
それは、
このイブラーヒームさん(平安あれ)は、
神様からの試練というか、テストにすべて合格した人なんです。
ものすごい信仰心、忍耐力、従順さ、
神様に愛される要素をすべて兼ね備えた人で、
*神様のお友達*とまで呼ばれている人なんです。
びっくりする位、神様に愛された人だったのです。

さて、さて
そんなイブラヒームさん(平安あれ)ですが
随分と長い間、子供に恵まれませんでした。
奥さん(サーラ)と共に、忍耐強く子供が授かるように祈っていましたが、
サーラさん自身が、
「自分はもう歳を取ってしまったので子供は無理だから、私の女中と結婚してはどうか」
と提案するくらい、お互い歳をとってしまった様です。

ここでちょっとポイントです。
神様にものすごく愛されたイブラヒームさんのような人でも
子供ができなかった、つまり欲するものが中々手に入らなかった、わけですよね。
彼の周りを見れば、子供なんて欲しいって思う前に授かってしまう人だって
たくさんいたことでしょうに。
なんでもできる神様であったら、
大好きなイブラーヒームさんに、欲するものをすぐに与えることができるのに。

なぜでしょう?

色々考えられますが、まず第一に、、、

私達人間というのは、どうも近視的に物事を見てしまいがちで、
今、なんとかならないか、
今、あれがこうなって欲しいんだ
今、今、今って思いがちですよね。 
私なんて、いつもそれですから。

しかし、神様視点で見ると
それは *今* ではない、ということがたくさんあります。
実際、イブラヒームさんも後々、子供を得られるのですが、
私達の「今、今、今ほしい!」と思う気持ちと
神様から見て、一番良い時期というのには、ズレがある様です。
私達にとって、最善の時に最善の物を与えてくださるのが、
何でも知っていて寛大で、なおかつ慈悲深い神様だと思うんですよね。
 
だから、いつか私の願いは叶う!
最善の時が来たら、必ず願いは叶えられる!と信じ
イブラヒームさんのように祈り続けるべきだと思います。
また、優しい神様は、私達が願った物以上の物を与えられる可能性も大ですから、
お祈りの凄さを過小評価しないようにしていきましょう。

ですから、
パレスチナの人々に対する祈りをずーっと、ずーっと続けていきたいと思います。
彼らの毎日の生活が良くなるように。
彼らの人生、現世が良くなるように。
彼らの来世が完璧な物になるように、と。

続いて、
欲する物がすぐに手に入らない、という点についての他の考え方です。
この世は、自分の欲する物を手に入れるためにあるのではない。
もし、この人生がそのような物であったなら、
神様に愛されていたイブラヒームさんや、モハンメッドさん(平安あれ)には
ありとあらゆる素晴らしい物が与えられていたことでしょう。
でも、
彼らの人生は、困難に次ぐ困難、試練に次ぐ試練。
ホっと一息ついている暇もなかったであろうくらい、毎日が厳しい状況でありました。
それはやはり、この人生というのは
ゆっくり、のんびりストレスフリーで、欲しい物すべて手にいれるために創られてはいないから
だと思います。
そういった楽しい生活は、来世で天国に入った人たちに用意されています。

この人生というのは、神様を知り、その神様に近づくためにあるわけです。
ですから、日々のストレスや、困難というのは、神様に近づくためにあるのです。
大変だから神様に助けを求める、辛いから神様に話しかける、というように。
(私達を懲らしめるためにあるのではないのです。)

また、困難や試練というのは、人を強くします。
預言者ムハンマドさんは、こうおっしゃいました。
「強い信者は、弱い信者よりもアッラーに愛される。
 しかし両者ともに善がある。」
 
ここでいう強い信者というのは、身体的に強いだけでなく、
精神面や信仰心の強さも含まれています。
他にも、金銭面での強さとか、技術力の強さとか、他にも色々とあると思いますが、
とにかく、この世で生きて行くには、
いろいろな面で強さを発揮できたほうがいいではないですか。
そのほうが、多くの人の助けにもなれますしね。

かなりイブラヒームさんのお話から外れてしまいましたが、
ポイントは、
イブラヒームさんの二人の息子たちが、それぞれ
アラブの始祖、とユダヤの始祖である、ということ。
そして、イブラヒームさんは長いこと子供に恵まれなかった。
欲する物がすぐに手に入らなかった。
でも、それは神様に愛されていないからというわけではなく、
この人生というのは、そのようなシステムで創られていないから。
この世では、神様を知り、その神様に近づいて行くことが大事。
最後に、
願いは、いつか叶う可能性が大いにあるので、
諦めず、願い続けることが大事。

次回に続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!


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アハメッドと同じ職場で働くうちに、樹里は今までとは
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幸せとは、
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そして、イスラム教とは?
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一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。

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神様の世界史 第二次世界大戦 ユダヤ人救出 第2弾

2024-09-06 09:26:15 | 中近東
こんにちは、ファーティマ松本です。

今回も前回に引き続き、第二次世界大戦中のユダヤ人救出について書いていこうと思います。

第二次世界大戦中、たくさんのイスラム教徒がユダヤ人を救ったんだよ、ということは前回お話しました。
しかし、世界中の多くの人はそのことをほとんど知らないと思うんですよね。
(私もその一人でした。先頭切ってました。)

しかし、
今回お伝えする話は、本にもなっているし、映画にもなったそうなので、
もしかしたら、私が思っている以上に、たくさんの人に知られている話かも知れません。

アマゾンで日本語の本もありました。
『パリのモスク ユダヤ人を助けたイスラム教徒』
というタイトルです。
ご興味のある方は、 ぜひ読んでみてください。
そして、感想など教えていただけると嬉しいです。
こういった本や映画など、もっともっと世に出てもらいたいものですよね。

では、当時何が起きたのか見ていきましょう。
今回の舞台は、パリです。
つい最近まで、オリンピックで盛り上がっていた場所ですね。
(日本人選手の皆様、お疲れさまでした!)

さて、フランスというのは、
第二次世界大戦中、ドイツに占領されてしまいました。
当然、占領者であるナチスドイツは、フランスにまでユダヤ人を探しにやって来るわけです。
そして、捕まえたユダヤ人を強制収容所に連れて行き、結局は、、。

しかし、その非人間的な行動に立ち上がったのが、
パリグランドモスクのトップにいた人だったんです。
彼の名前は、シ カッドウルさん。
アルジェリア出身の人でした。

彼は、モスクにたくさんのユダヤ人を住まわせました。
大人は地下に、子供達は地上のお部屋に住まわせた様です。
モスクに入りきれない人達は、他のイスラム教徒の家に住まわせたりもしました。
その上、ユダヤ人達に偽の証明書を発行し、
「この人は、イスラム教徒である。」とし、
ナチスの目を誤魔化しました。

もちろん、ナチスはモスクにユダヤ人が隠れていないかと調べに来ましたが、
その度に、秘密のベルなどを使って、地下にいるユダヤ人に「隠れるように」と知らせていたそうです。
カッドウルさんも、何度かナチスに尋問されることがあったようですが、
彼はユダヤ人を囲い続け、偽の証明書を発行し続けました。

また、モスクにトンネルを造り、そこから安全な場所へとユダヤ人を移動させたりといった事もあったそうです。

このような方法で、彼はたくさんの罪のないユダヤ人を助けました。
物凄く立派な人です。

続いて、
フランスに統治されていたモロッコにおいても、
たくさんのユダヤ人が、イスラム教徒たちによって命を助けられました。

ナチの占領下にあったフランスは、はるばるモロッコにまでやって来ました。
そして
「モロッコにいるユダヤ人のリストを出せ、その人達を全員引き渡せ」
と迫りました。
当時モロッコには250000人ものユダヤ人がいたそうです。
それに対し、モロッコの王様は、ここにはユダヤ人はいない。
全員モロッコ人のイスラム教徒であるとし、ユダヤ人を引き渡せなかったそうです。
彼は、一国の上に立つリーダーとして、
「モロッコにいるユダヤ人は、私の管理下にある。
 そして、彼らを迫害から守ることは私の義務である。」
とおっしゃったそうです。
ユダヤ人を守る事が神から与えられて責務であると、自覚されていたようです。

いやー、本当スゴイですよね。
人の上に立つ、というのはただ偉そうにしてればいいというわけではないし、
ましてや自分の私利私欲のために動いてはいけないというのは、
小学生だって分かる事です。
でも、実際に自分の国民を守るために、占領国に歯向かっていくというのは簡単な事ではなかったはず。
凄いですねえ。

「格好良すぎ!。!」
と、私のような語彙力のない、ふざけた者の目からはそう見えてしまいますが、
神様の目には、彼らはどう映っているのでしょう。

クルアーンの中にこうあります。

『誰であれ、人を殺したか、または地上に退廃を広めたという訳でもないのに、
 人ひとりの命を奪った者は、あたかも全人類を殺したのと同様である。
 また、一人の命を生かした者は、あたかも全人類を生かしたようなものである。』
(5章32節)

ここでの ”一人の命”とは、イスラム教徒の命に限ったものではありませんよね。
誰だっていいんです。
アラブ人でも、キリスト教徒でも、無宗教でも、もちろん、ユダヤ人でも。
どんな人でもいい、誰かの命を救った人というのは、地球全体を救ったと同様、と
いう事です。

何千人という無実のユダヤ人を救ったリーダー達。
そして、それを支えた周りの人達。
自分の命、安全、そして快適な生活など全てを投げ打った彼らの行動と、
その行動を内から支える信念というものに、深い深い尊敬と憧れを感じます。
自分がもし彼らの立場に立たされたら、ちゃんとした行動を取れるかどうか
非常に怪しいものですが、
いつ何が起きても素早く(躊躇はしちゃうかもしれないけど)正しい行動、
神様に好かれるような行動を取っていけるように、
常日頃から自分のマインドを律していきたいと思います。


次回からは、遠い遠い過去にまで遡ります。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!


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そして、イスラム教とは?
人生というものを、今までと違った見方で見られるようになった樹里は、
一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。


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神様の世界史 第二次世界大戦 ユダヤ人救出

2024-08-30 03:36:39 | 中近東
こんにちは!
ファーティマ松本です。

今回からユダヤ人とアラブ人、そしてイスラム教徒の歴史を書いていこうと思います。

まずは、遠い遠い過去の歴史ではなく、
結構最近の歴史に目を向けてみましょう。

ユダヤ人と言えば、ホロコースト。
つまり第二次世界大戦の時の話をしたいと思います。

ナチスからユダヤ人を救った日本人、、、いらっしゃいましたよね。
第2次世界大戦中、リトアニアに赴任していた外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)さん、
日本のシンドラーと呼ばれている方です。
約6000人のユダヤ人に、日本を通過するビザを出して命を救ったということは
映画にもなりましたし、多くの人に知られている事と思います。

そしてもう一人、樋口季一郎陸軍中将(1888-1970年)さん。
この方は2万人のユダヤ人を救ったと言われてています。
またナチス・ドイツの迫害からユダヤ人難民を救っただけではなく、ポツダム宣言受諾は
ソ連の北海道侵攻を阻止したという事ですから、凄い人ですよね。
お二人とも、ユダヤ人を救うことにより、自分の地位や職を失うといった恐れがあったのではないでしょうか 。
何しろ日本は、ドイツ側に立っていましたから。
実際、杉原千畝(すぎはらちうね)さんは、戦後日本に帰ってきてから
わずか2ヵ月で外務省から退職勧告が出されました。
事実上の「罷免」だったようです。
そして、彼の存在自体が日本の歴史から長い間、意図的に抹殺されていたそうです。

このような勇気あるお二人の行動と同じような事が、イスラム世界にも起きていました。
そうなんです!!
ヨーロッパや北アフリカのイスラム教徒が、ナチスの迫害に合っていたユダヤ人をたくさん救ったという事実を、皆さんご存じでしたか?
私は全く知りませんでした。
それを知った時は正直驚きましたが、でもすぐに
「まあ、そうだよね。」と思ったものでした。

よく考えてみれば、そーんなに驚くことではないかもしれません。
彼らアラブ人(またはイスラム教徒)というのは、そういう人達なのです。

どういう人達かと言うと、、、、

相対的に心が広く寛大で、困っている人に手だけでなく、身体全部を差し出せるような人達。
勇気のある、そして人道的な行動が、躊躇なくできてしまう人達なのです。

もちろん、昨今のアラブ諸国の事情に詳しい人達からしたら
「えー、マジでそんな事言ってんの?」
「賄賂は横行しているし、ヤバイ奴絶対多いでしょ。」と
反応されるかもしれません。
マー、マー、分りますよ。
もちろん、いますよね~。
よろしくない人達というのは、どこにでも。
ただ個人的に思うに、そういった”よろしくない人達”というのは
イスラム的な知識がなかったり、あってもそれを実践していなかったり、と
ちょっとイスラム教から離れている人達、、、だと思うんです。
プラス、良い人達というのは、目につきにくいものであります。
やたらと目立つ少数派の”よろしくない人達”の中に混じって、
良い人というのも一定数以上いると思いますよ。

では、昨今の情勢はひとまずどこかに置いておいて
歴史に焦点を置いていきましょう。
たくさんある(歴史的に)勇気ある行動を、いくつかを紹介していきたいと思います。

今回はそのうちの一つ、アルバニアについて。
アルバニアは、ヨーロッパの中では珍しく人口の大半がイスラム教徒で
ユダヤ人は当時200人くらいしかいなかったそうです。
しかし、ナチスの迫害が始まると、ドイツだけでなく、その周辺国にいるユダヤ人達が大量にアルバニアに逃れてきました。
それに対しドイツ政府は、アルバニアにいるユダヤ人のリストを渡せと要求。
アルバニアはそれを断固拒否。
そして、ユダヤ人達に偽の証明書を発行し、アルバニア人のイスラム教徒に見せかけました。
そしてアルバニアの国民も、ここぞとばかりにこぞってユダヤ人に助けの手を差し出しました。
ドイツのような戦闘的な国に対し、アルバニアのような小さな国がユダヤ人の為に抵抗、そして歯向かって行ったのです。
それは、アルバニアという国が一個スッポリ無くなってしまうかもしれないような行動だったかもしれません。
しかし、迫害はいつの時代でも、悪です。
相手がイスラム教徒であろうと、そうでなかろうと悪は悪。
不正はよろしくありません。

「正しい行いをする」ことが、正義であるとするイスラム教。
人を思いやり、困っている人を助けるというイスラム教が掲げる教えを
しっかりと行動で表したアルバニアの人々は
きっと、神様からとても喜ばれ、愛された人達だったはず。

神様と共にいる人達、神様に喜ばれるような事をしたいと思う人達にとっては、
ドイツに抵抗するなんて、どうという事はなかったのかもしれません。

実に、本当の成功とは、”神様の元”にあります。
神様に嫌われるようなことをして、成功なんてあり得ません。
実際に、ヒットラーは自殺をして人生を終わらせてしまいました。
過去の栄光もアッという間に、消えてなくなったのです。

次回に続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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一年ぶりの投稿です。

2024-08-23 03:47:23 | 中近東
アッサラームアライクム。
皆様方に平安がありますように。

ファーティマ松本でございます。(汗)
約一年ぶりの投稿になります。

去年の10月に、母の調子が悪くなった為
急遽日本に帰りました!

有難い事に、母は奇跡的に一命を取り留めることが出来、回復に向かうことができました。
アルハムドリッラー!

母の元気が出るまでは日本にいようと思い、年を越し一月にサウジに戻ってきたわけですが、
問題は、ここからで、、、。
サウジに戻ったはいいのですが、
なぜかどうもパソコンに向かう気力がなくなってしまいまして、、、。
書こう、書こうと思いながら、なんだかんだと一年も経ってしまいました。
(いや、正直なところ、書こうとすら思っていなかったかもしれません。)
もう、このまま書くの辞めようと思っていたのですが、

しかし、しかし、

世界の状況が、ずいぶんと変わってきているため、ここは、もしかしたら
「神様の世界史」が必要なのではないかと(勝手に)思い込み、
重ーい、重ーい腰をよっこらしょとパソコンの前まで持ってきた次第であります。

世界情勢の変化とは、皆さんご存じ、パレスチナ紛争です。

「また、中東でなんかやってるな。」
と、大抵の人はそう思っている事でしょう。
そして、それで終わりにしてしまっているのではないでしょうか。
まあ、気持ちは分かります。
皆さん、自分の日々の行いだけで充分に大変ですからね。
毎日やらなきゃならないことがいっぱいで、
それどころではない、という人も多いことでしょう。
分かります、分かります、その気持ち、ホント。
それに加えて、中東の出来事なんてあまり興味もないかもしれませんしね。
ドバイは、まー、別かもしれませんが、
普通の人にしたら、中東なんて遠い、遠い、絶対に行かないであろうエリアのトップ5には
入るような場所でしょう。

そういった、興味がない、 
またはあまり関係ないなあ、と思ってしまう要因の一つが
”知識不足”ではないかと思います。


ユダヤ人ってどういう人?
イスラム教徒って?
そして、そのユダヤ人とイスラム教徒の関係性って何?
歴史的にどんなことをやっていたの?
旧約聖書、新約聖書とクルアーンの違いとは?
これらの質問に答えられる日本人はかなり少ないと思います。
YouTubeで、こう言った関連の”日本語”の動画をいくつか見てみましたが、
どれもこれもはっきり言って、的を得ていません。

YouTubeも的を得ていませんが、新聞やテレビといったメディアも
やはり、やはり、、、ダメです。
あまり”ダメ”なんていう言葉は使いたくないのですが、
実際そうなんですよね。
中東や、イスラム教に関すること、特に歴史的な事に関しては
なかなか普通に暮らしていては手に入らないのが事実です。

しかし、それでも
私は、知って欲しいのです。
「ユダヤ人とイスラム教徒の真の関係」というのを。
もし、この二つの宗教と民族(ユダヤとアラブ)の事を少しでも分って頂ければ、
今起きていることが、どれだけ酷い事であるのかが分って頂けると思います。

という事で、次回からではありますが、
ユダヤ人とイスラム教徒について
その関係性、歴史的背景等々、熱く熱く語っていきたいと思います。

途中でまた、気力がなくなることがありませんよう、
皆様お祈りしていただけるとありがたいです。

それでは、今回はこれまでです。
 

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

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神様の世界史65 その6

2023-10-20 03:29:52 | イスラム教
『ヌーフはこのように啓示された。
「既に信仰した者の外は、もうあなたの民は信仰しないであろう。
 だからかれらの行いに就いて悩んではならない。
 そしてわれの目の前で,啓示に従って方舟を造れ。
 また不義を行う者のために(この上)われに願い出てはならない。
 かれらは溺れ死ぬであろう。」』(11:37)

神様がノアの悲痛な祈りに答えられました。
そして、方舟を造るようにという指図がとうとうやってきました。

こんにちは、ファーティマ松本です。

さて、預言者ノア(平安あれ)の長きに渡る宣教時代は終わりを迎えました、
人々を神様の道に戻す任務は、あまり良い結果を得られませんでしたが、
悲しんではいられません。
ノアには、新たな使命が与えられました。
”方舟の建設”です。

ノアは、神様に言われた通り方舟を造り始めました。
私は、
この”方舟”という言葉から、なんとなーく
小さめの船を想像していたのですが、実際は
結構大きかったようです。

アメリカケンタッキー州には、この方舟の模造品?、つまり、、
こんな感じだったと思うよー的なものがあるそうで(語彙力~!)。
YouTubeで簡単に見ることが出来るので、良かったら
ちょっと見てみてください。
「えーっ、こんなに大きかったの?」ときっと
驚いてしまうような大きさだと思います。

でもまあ、よく考えてみたら、
(後に詳しく書いていくつもりですが)
この方舟には、結構色々な人や動物らが乗るんですよね。
それに、船での滞在期間も結構長くなったようですから、
食料や水など必要品もたくさん積まなければなりませんでした。
という事で、
大きくて当たり前、であったのです。

ではそーんな大きな船を造らねばならなくなったノアさん(平安あれ)。
今まで物作りに携わっていなかったのに
どうやって、大きな船を造ったのでしょうか。

一節によると、
天使が彼に教えたそうです。
ここに釘を打てとか、あの木を切れとか、といった感じで。

また、その建設現場の位置が面白いんです。
海や川、または湖といった水がある所で作ったのかなあと
何の根拠もなく思ってしまいますが、
ノアが方舟を造ったのは、なんと丘の上だったそうです。

お陰で、またもや人々は、ノアの事を馬鹿にしたようです。

「なんだ、お前は。
 今まで、宣教師やっていたのに、今日からは大工さんか」」
といった感じです。

しかし、ノアは今回もいつものように”忍耐”でやり過ごします。
人々に何を言われようとも
もくもくと方舟を作り続けました。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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