235with更新状況

恋愛創作小説ページ『HANG AROUND』の更新状況と管理人の近況報告ページです。

入隊試験。

2012年12月15日 20時46分25秒 | 更新記録とネタバレ話
『気象予報士』第4部、6話アップです。
あと、メールフォームお返事を更新しました。
プラス、一昨日、ブログ小噺『カバーリング』をこっそりアップしてます。


んー、最近、本格的に寒くなってきたので、お風呂に3DSを持ち込み、長風呂三昧な毎日です。
とびだせどうぶつの森を毎日ピコピコやってるのですが、

「Hi, Sweetie!」とか、
「やあ、かわいこちゃん♪」とか、

どうぶつ達に変なあいさつを覚えさせて、ひとり、ほくそ笑んでます。
イケメンに大事にされてる感を演出し、ときめきを偽造しているのですよ。

・・・どうぶつの森、やってる人いたら、試してみてください!


※ここから先はネタバレありです。上記最新話を既読の上お進み下さい※

やっと試験シーンに突入できました。
これ、前からやりたかったんです。門番の仕事を掘り下げるというか、表に出すというか。
かなり前に、何万打かの記念で、マロウ主人公の話を用意しかけたんですが、結局別の話をUPすることになって、なんかもう出すタイミングなくなってしまい。。。でも、四部でやりたかったことが、ちょっと実現できたので良かったかなーと。

えーと、試験は次回も続きます!


カバーリング。

2012年12月13日 22時53分02秒 | アルジェの華麗なお小言
「・・・あの」
「ん~?」

 ふんふんと鼻歌を披露しながら、ご機嫌な様子のベリルが寝台のマットに洗濯したばかりだと思われる、真新しいシーツをかぶせている。

 何故、そんな雑事を彼が行っているのだ。

 いや、それ以前に、何故我が物顔で、勝手にカバーリングを交換しているのだ。ここは、ささやかながらも自分の城であった。確かにそろそろ交換しようと思ってはいたが、それにしても持ち主に無断でそんなことをしないでほしい。

「それはどこから?」
「ああ、新品だから心配しないで。洗濯はしてあるよ」
「そうですか・・・お聞きしたいのは、これの出所ですが」

 自分のベッドなのだから、見ているだけというのも嫌だ。広げられたシーツを、ベリルの反対側に立って、マットの下に折りたたむ。腰をかがめたら、ふわりと鼻先に香りが届いた。
 決して自己主張しない、穏やかな香りに、なんとなく安心する。

「家が頼んでいる店のだよ。アルジェがお風呂中に取りに行ったんだけど・・・手触り、嫌い?」

 色は、薄水色。きっとご丁寧にも、たった今までここにあった手持ちのものと、意図的に同じ色にしたに違いない。けれど、意匠が違う。布地は上質のシルクで織られ、枕カバーには美しい刺繍が施されている。

「いえ、そういうわけでは」
「君の香りつき。ヘリオドールに一式作ってもらったから、今度から使ってね」
「え!?」
「え、ってなに? ヴァーベインでは植樹してないんだよね?」

 にこにこと笑いながら、上掛けの布をかぶせた彼は、寝台をぐるりとまわり、こちらへと寄ってくる。ベリルの言うとおり、彼の一家のように自分の香りは存在しない。だから、ベリルの樹から作られる香りをそのまま受け取ればいのだが、そういう問題ではなく。

「だから、何故、勝手にするんですか!?」

 腰を捕まえられそうになるのを避けて、一歩退き、そして。
 言いたいことを、言った。

 夕飯を作り、一緒に食べた。
 当たり前のように、彼が浴室を使う。髪を拭くベリルが、盛大に色気を振りまきながら、君も入っておいでと言うので、その言葉に従った。そこまでが、許容範囲だった。彼の恋人となったばかりの、自分としては。そこまでが、羞恥を押し隠して最大限譲歩できる、ぎりぎりの。

 浴室から出たら、彼が勝手にシーツ交換をする、この景色に。
 これはなんだと叫ばなかっただけ、ましであろう。


「・・・嫌なの?」
「・・・っ」

 退いた距離は詰めずに、ベリルが青い瞳を揺らして呟くから。
 即座に反撃の言葉が出ない。

「だって、さっき、ぐちゃぐちゃにしちゃったし」

 こそり、と出されたのは、笑みを含んだ声。夕食前に、戯れに寝台を乱された時の熱が、体の奥から蘇ってしまいそうで。

「それに、早く君に香りをつけたかったし」

 そっと寄せられた体に、捕まってしまった。
 薄いシャツを羽織っただけの、そのがっしりとした裸の胸元から、覚えのある香辛料のような香り。整えたばかりの寝台に、そっと体を運ばれる。

「・・・どうでもいけど、君のベッド、ひとりのくせに大きいよね」
「あ、おじ様に用意して頂いて・・・」

 またしても無駄な色気をにじみ出しながら、耳元で囁かれた。反射的に出した答えに、ぴく、と彼の眉が上がる。

「あの、特に他意はありませんよ。他の家具もみんな頂いたから、っきゃ!」

 首筋に、噛み付かれた。

 そう認識したのは、鈍い痛みの上を、彼の舌が舐めてから。何をするのだと抗議しようとした右手を掴まれる。

「・・・他意はないだろうね。でも、癪だから、思う存分、使わせてもらうよ」
「っあ、っ」

 艶を混ぜた声で、悪い笑みを浮かべるな、と。
 言おうとして、口付けに飲み込まれた。

 今は、逆らわない方がいい。
 カバーリングと一緒に、彼に包まれるしかない。
 本能がそう告げたので、大人しく、彼の首に腕を伸ばした。




 


風邪ひきさん。

2012年12月08日 20時42分09秒 | 更新記録とネタバレ話
『ただいまのキス』2話アップです。
あと、メールフォームお返事更新しました。

※ここから先はネタバレありです。上記最新話を既読の上お進み下さい※

なんか、お客様にジーセがまた嫌われそうな予感。。。
女遊びをしちゃうジーセ、引きますよね。
気象~側に出てくる彼とあわせ、今後、男前に成長させてやりたい私としては、なまぬるい目で見て頂きたいのですが(笑)

そんなこんなで、次回は気象~をUP予定です!