画像 ジェリー・サインフェルドのジョークに笑うイーストウッド
(master of my domain様、感謝します)
さっき結果を見て、びっくり。
なんと『ディパ-テッド』が作品賞ですと!
・・・う~む。アカデミー賞の選考って、それほど単純ではないのね。
『硫黄島からの手紙』だと信じこんでいたわたしの読みは、甘かった・・・。
他の受賞は、あてずっぽうの予想がわりと当たっていたので驚きましたが、それだけ下馬評通りの結果に終わったということなんでしょうね。
今年の授賞式、司会はエレン・デジェネレス。ウーピー・ゴールドバーグ以来二人目の女性MCだったそうです。
エレンはスタンダップ・コメディアン/女優で、レズビアンであることをカミングアウトしている。『ウーマン・ラブ・ウーマン』という映画でシャロン・ストーンの恋人役を演じているのを観たことがあります。
さて、作品賞に関して、LAタイムズインターネット版コラムにKenneth Turanによるわかりやすい分析がありました。
原文は→こちら。
<『硫黄島からの手紙』は、もっともアカデミー作品賞らしい映画だが、イーストウッドはここ数年の間で何度も受賞しているため、今回は見送られた。・・・
<『ディパ-テッド』の受賞理由は、大手映画会社製作(註:『硫黄島』と同じワーナー・ブラザーズ)の映画の中でもハリウッドらしいスターが総出演し、興行収入の面でも成功し、なおかつア-ティスティックなクオリティを保った唯一の作品だったから。さらにスコセッシの長年の功績を称えるという意味もある>(だいたいこんな内容。訳まちがってたらごめんなさい)
---なるほど。タイミングとバランスの問題なのかな。
コラムにもあるように、今年は多様な文化・地域からの作品が多かった。その中で『ディパ-テッド』はもっともアメリカ的な作品だったのかもしれません。でも、これとて、<すぐれた香港映画『インファナル・アフェア』の忠実なリメイク>だった。
<『ディパ-テッド』が受賞した最大の理由は、そのストーリーがすばらしかったこと>として、ハリウッド映画がマルチ・カルチュラルになることのメリットを一応認めています。が、この筆者も、スコセッシが「忠実なリメイク」で受賞したことをやや否定的に見ているんではないかな?そういうニュアンスを感じます。
もちろん、リメイクだろうが何だろうが、良い作品が作品賞をとることに反対はしませんよ。ええ、ええ。『ディパ-テッド』は確かによくできています。だけど、あのスコセッシが、「忠実なリメイク」で受賞して、それでホントにいいのか!?
しかも一般のアメリカ人観客には、それが「忠実なリメイク」だと認識されていないのではないか?・・・というところに、なんとも釈然としないものを感じるわけですよ。
よほどの映画好きじゃなければ、わざわざオリジナルの外国映画を観る人なんてアメリカにはそんなにいなさそうな気がするしね。そういう状況で、本当にハリウッドはマルチ・カルチュラルになったと言えるのだろうか??
まあ、この件に関しては、いろんな人の意見を見て、また思うことがあれば記事にしてみたいと思います。
とりあえず、フォレスト・ウィテカ-の主演男優賞受賞おめでとう♪♪ 感動的なスピーチだったそうです。
それと、長編ドキュメンタリー部門で、「となりのサインフェルド」のジェリー・サインフェルドがプレゼンターをつとめました♪
いまはこれで満足しておこうっと。
『ディパ-テッド』感想記事は→こちら。
(master of my domain様、感謝します)
さっき結果を見て、びっくり。
なんと『ディパ-テッド』が作品賞ですと!
・・・う~む。アカデミー賞の選考って、それほど単純ではないのね。
『硫黄島からの手紙』だと信じこんでいたわたしの読みは、甘かった・・・。
他の受賞は、あてずっぽうの予想がわりと当たっていたので驚きましたが、それだけ下馬評通りの結果に終わったということなんでしょうね。
今年の授賞式、司会はエレン・デジェネレス。ウーピー・ゴールドバーグ以来二人目の女性MCだったそうです。
エレンはスタンダップ・コメディアン/女優で、レズビアンであることをカミングアウトしている。『ウーマン・ラブ・ウーマン』という映画でシャロン・ストーンの恋人役を演じているのを観たことがあります。
さて、作品賞に関して、LAタイムズインターネット版コラムにKenneth Turanによるわかりやすい分析がありました。
原文は→こちら。
<『硫黄島からの手紙』は、もっともアカデミー作品賞らしい映画だが、イーストウッドはここ数年の間で何度も受賞しているため、今回は見送られた。・・・
<『ディパ-テッド』の受賞理由は、大手映画会社製作(註:『硫黄島』と同じワーナー・ブラザーズ)の映画の中でもハリウッドらしいスターが総出演し、興行収入の面でも成功し、なおかつア-ティスティックなクオリティを保った唯一の作品だったから。さらにスコセッシの長年の功績を称えるという意味もある>(だいたいこんな内容。訳まちがってたらごめんなさい)
---なるほど。タイミングとバランスの問題なのかな。
コラムにもあるように、今年は多様な文化・地域からの作品が多かった。その中で『ディパ-テッド』はもっともアメリカ的な作品だったのかもしれません。でも、これとて、<すぐれた香港映画『インファナル・アフェア』の忠実なリメイク>だった。
<『ディパ-テッド』が受賞した最大の理由は、そのストーリーがすばらしかったこと>として、ハリウッド映画がマルチ・カルチュラルになることのメリットを一応認めています。が、この筆者も、スコセッシが「忠実なリメイク」で受賞したことをやや否定的に見ているんではないかな?そういうニュアンスを感じます。
もちろん、リメイクだろうが何だろうが、良い作品が作品賞をとることに反対はしませんよ。ええ、ええ。『ディパ-テッド』は確かによくできています。だけど、あのスコセッシが、「忠実なリメイク」で受賞して、それでホントにいいのか!?
しかも一般のアメリカ人観客には、それが「忠実なリメイク」だと認識されていないのではないか?・・・というところに、なんとも釈然としないものを感じるわけですよ。
よほどの映画好きじゃなければ、わざわざオリジナルの外国映画を観る人なんてアメリカにはそんなにいなさそうな気がするしね。そういう状況で、本当にハリウッドはマルチ・カルチュラルになったと言えるのだろうか??
まあ、この件に関しては、いろんな人の意見を見て、また思うことがあれば記事にしてみたいと思います。
とりあえず、フォレスト・ウィテカ-の主演男優賞受賞おめでとう♪♪ 感動的なスピーチだったそうです。
それと、長編ドキュメンタリー部門で、「となりのサインフェルド」のジェリー・サインフェルドがプレゼンターをつとめました♪
いまはこれで満足しておこうっと。
『ディパ-テッド』感想記事は→こちら。
ごめんちゃい(←何歳だよ私!)