在来線から新幹線に乗り換える間が20分ほどある。別の在来線のホームを見わしたが、撮るべき列車もまだ居ないようである。
時間がないので、古レール探しに、方針を転換した。屋根を見上げると、古そうな木造の造り。むむむ・・・、これならまだ一つくらいは発見がありそうだ、と直感。
クラシック・レールは、素人です。
熊本駅ほどですから、もう誰かが徹底的に調査済みなのではと、頭をよぎるが・・・。また、無駄なことをして・・・!
後でネットを調べたら、熊本駅にも関しては、あまりというか、ほとんどないようだ。”なしてかいた!””どげんして?”(いずれも、熊本弁で、どうしてでしょうか?の意味)
駅舎よりのホームで見た物である。どなたか確認され、画像を撮られたら、ぜひ紹介していただきたい。
1.ボルコウ・ボーン株式会社(Bolckow, Vaughan & Co.) 1897年製
生憎、コンパクトデジカメしかなく、かなり上の方にあったので、かろうじて撮影。しかし、これは目視により現認したので、間違いはない。この鉄の柱は、この、イギリスのボルコウ社の、ものと別の物とが、溶接で一本につながれていた。小樽駅のが、1902年のなので、こちらが5年ほど古い物になる。
ただ気になるのは、年号の後に「CTK」の文字が見える。これは、普通には岡山にあった旧「中国鉄道」を示すものだとされている。どうしてここに? という疑問が、当然出てきますよね。
2.カーネギー社製か? 1927(?) IIIIIIIIII とも読めるが???
カーネーギーの文字は見当たらなかったが、ローマ数字の製造年と、その前に置いてある192?(?は7にも、1にも見えるが)刻印が、同社のレールを連想させる。