星菫派

日記や趣味

古レール カーネギー社製1900年12月 小樽駅

2011-05-27 | クラシック・(古)レール

小樽駅の1番ホームの中程の鉄柱には、カーネギー社製のクラッシク/レールが、表示されている。別の(3か4番)ホームには、B & V 社のものが表示されているはずだ。

他にもないかなと、ホームの鉄柱の廻りを下から上へと、そして、表から裏へと1本ずつ眺め回していると、乗っている人もまばらな、停車中の電車から、若い男の人がこちらをいぶかしい目で見ている視線に気がついた。

やっぱ、変なんだ!オレ! 普通じゃないと思われているに違いない。

屋根付きの一番突端の柱(南小樽駅方向を向いてだよ)に、やはり同じカーネギー社の1900年12月ものが、あった。上の写真の物と同じ物だ。こちらの方はグレイっぽいペンキで塗り込まれているが、刻印がわずかに読める。

 

 


熊本駅にクラシック・(古)レールを見る

2011-05-27 | クラシック・(古)レール


在来線から新幹線に乗り換える間が20分ほどある。別の在来線のホームを見わしたが、撮るべき列車もまだ居ないようである。
時間がないので、古レール探しに、方針を転換した。屋根を見上げると、古そうな木造の造り。むむむ・・・、これならまだ一つくらいは発見がありそうだ、と直感。

クラシック・レールは、素人です。
熊本駅ほどですから、もう誰かが徹底的に調査済みなのではと、頭をよぎるが・・・。また、無駄なことをして・・・!
後でネットを調べたら、熊本駅にも関しては、あまりというか、ほとんどないようだ。”なしてかいた!””どげんして?”(いずれも、熊本弁で、どうしてでしょうか?の意味)
駅舎よりのホームで見た物である。どなたか確認され、画像を撮られたら、ぜひ紹介していただきたい。

1.ボルコウ・ボーン株式会社(Bolckow, Vaughan & Co.) 1897年製

 生憎、コンパクトデジカメしかなく、かなり上の方にあったので、かろうじて撮影。しかし、これは目視により現認したので、間違いはない。この鉄の柱は、この、イギリスのボルコウ社の、ものと別の物とが、溶接で一本につながれていた。小樽駅のが、1902年のなので、こちらが5年ほど古い物になる。

ただ気になるのは、年号の後に「CTK」の文字が見える。これは、普通には岡山にあった旧「中国鉄道」を示すものだとされている。どうしてここに? という疑問が、当然出てきますよね。


2.カーネギー社製か? 1927(?)  IIIIIIIIII とも読めるが???

 カーネーギーの文字は見当たらなかったが、ローマ数字の製造年と、その前に置いてある192?(?は7にも、1にも見えるが)刻印が、同社のレールを連想させる。