漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

貫之集 391

2024-05-11 04:52:53 | 貫之集

うちむれて こえ行くひとの おもひをば かみにしまさば しりもしぬらむ

うち群れて 越え行く人の 思ひをば 神にしまさば 知りもしぬらむ

 

群れだって稲荷山を越えて行く人々の心中を、稲荷の祭神はよくご存じであることだろう。

 

 詞書は 390 と共通で、こちらも二月初午の稲荷詣でを詠んだ歌です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。