庶民の独り言

僕の思いつき

バックでの出庫

2011年04月24日 | 独り言

4月のJAFメイトの事故ファイルに「危険!バックでの出庫」というの掲載されていた。
内容は前向きで駐車し出庫する際に事故を起こすという内容。
コンビニで買い物を済まし出庫する際に右側から来た自転車をはねたという内容。
加害者は
「左から来る車だけを注意すればいいと思いこんでしまったのか、右側を全く見ておらず(略)」と言っています。
これは車だけしかを見ていない典型例だと思う、これはバックに動作に限らず前進でも同じだと思う。
例えば横道から合流する時、みんな停止線では止まらずそのまま歩道を通過し道路の寸前で停止し右側から車が途切れないか右側しか見ていない。反対方向の左側は車が来ないから全く見ていない、見る対象を車と限定しているから。
さてこのことはおいておいて事故ファイルに戻るとして
一昨年の3月に兵庫県内の大型商業施設でバックで出ようとした車が自転車と衝突、自転車の男性が無くなる死亡事故が起きたそうです。
この事故を受け兵庫県警が2006年から3年間で発生した出庫時の事故を調査したそうです。
そして人身事故では前向き駐車からのバック発進時の割合が85%だったそうです。
兵庫県警交通企画課の磯本次席のコメントとして
「都市部より郡部のほうが割合が高く、駐車場も広くて車も人も少ない郡部では警戒心が低下するのか後方の安全確認を怠りがち。まったく見ていなかったケースも少なくありません。(あとは省略)」
このコメント全くその通りだと思う。
この間この通りの状況に遭遇した。
四国のある地方に出かけた時のこと、そこは田舎です。
ちょうど駐車場に向かって歩いていた時のこと、前向きで止めてあった車に小走りでドライバーが乗り込んだ。
このとき僕はその車の後ろに差し掛かろうとしていた、そしてこのドライバー後方確認しないだろうなと思ったので立ち止まった。
案の定、ドライバーはエンジンを掛けすぐに後方確認を全くせずにバックした。
サイドミラーすら見ないですからね、そこはだだっ広い駐車場でした。
発進後、「やっぱり見なかったか」と思うのと同時に危険予知は大切だなと改めて思った。
危険予知をせずに立ち止まらずにそのまま歩いていたら僕は轢かれていた。
しかもこのような広い駐車場での発進はゆっくりではなく、みんな勢いよく発進する。
その人も勢いよく発進していた。
そしてこの事故ファイルのことを思い出した、事故ファイルで書かれていたそのものの状況だなと。
コメントでは「まったく見ていないというケースも少なくありません」とあるが、ほとんどがそのようなケースではないのかなと思う。
ただみんな見たけど見落としたと警察に言うだけで。


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