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氷室の仕込み

2006-01-29 | 北陸・金沢の思い出
つけっぱなしにしていたTVから、懐かしいニュースが流れてきました。
今日、金沢で、氷室の仕込みがあったと。

氷室とは、ご存知のとおり、天然の氷を夏まで保存しておくための小屋です。
江戸時代、加賀藩主が冬に貯蔵した雪を将軍に献上したのにちなみ、毎年金沢の奥座敷、湯涌温泉にある氷室小屋に雪を詰めます。
確か、当時は城内(今の兼六園)の室(むろ)に貯蔵していたのですが、湯涌温泉の観光協会が温泉街の観光行事として復活させたと記憶しています。
観光客も雪詰めを体験できるようです。

今日詰めた雪は、6月30日の「氷室開き」まで保存します。
翌7月1日は「氷室の日」といって、素朴な氷室饅頭を食べるならわしがあります。

こういう伝統を大切にする金沢が、私は好きです。

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