今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

なんとなく秋鮭でチャンチャン焼き

2017年09月18日 | グルメ
先に言っておくと塩辛い、甘しょっぱい味付けは苦手!

でも好きなモノだけ食べていても覚えられない。
え?、こんな方法が?って事から学ぶ事もある。

本来ちゃんちゃん焼きは、生鮭のフィレとか大きい塊で作るみたいだが、秋鮭の端っこばが余っていたので、先に塩胡椒を軽くしておいて(塩鮭なら胡椒だけ)

タレは味噌4、酒1・みりん2・砂糖2ぐらいの割合で混ぜておく(バターが有塩ならその分の塩気も差し引いておく、勿論、上記で鮭に塩胡椒した分や、もし生鮭が無くて塩鮭を使う時も塩梅を考える、もう感性の部分になってくるけれど、その感性がウマい)

甘めだけれど、酒臭くない感じ↓
・酒臭かったら味噌を足してキレを出し
・塩辛かったら砂糖で調整、
・甘かったら酒でキレを出してマスキング
↑この△(トライアングル)の関係が成り立つ気がする(気のせいかもしれないが)。
好みでニンニクをすりおろしたモノを入れる場合もある(←それも美味しそう)
※写真みたいにあまり増やし過ぎない事

具材はある材料で、秋だから「しめじ」とか入れると美味しそうだけれど、無かったので。
・タマネギ
・ピーマン(何処を食べてもピーマンだと嫌なので、少し大き目にしてツライ事は一瞬で終わらす、全体の味をスッキリと〆たり、しし唐や青唐辛子の様な青い香味野菜的な効果も期待出来るので使える奴ではあるのだが・・・)
・ニンジン
・キャベツ(←葉モノは熱を通すとかなり少量になるので超大量に、特に蒸し煮は減りが早い気がする)。

フライパンを温め、バター?を溶かして(チャンチャン焼きの味が嫌いなので溶かし過ぎたか)

鮭を両面焼く本当は身から焼いて皮目をパリっとさせたいから皮目は後らしい、知らなかった)

鮭に火が入ったら(皮目下ね)、鮭の周囲に野菜をおいていく(火が通りにくい野菜がなるべく下)

タレをまわしかけて

蓋をして中弱火~弱火で蒸し焼き。

こんなに野菜から汁気が出るのかー!!、タジン鍋みたいだなー(←この技術、早く焦げ付かないで火を通したい時に使える!!)。
なんでも加熱し過ぎると塩辛くなるので、途中で味をみて止める。
(すぐに食べず再加熱する場合はその時に塩辛くなる分も含めて余熱でも入るし、加熱時間を差し引いておく!!

完成したら、鮭を大目に壊して(まあ、元々が端っこばだから・・・だからフィレを使うのね)、野菜と軽く合える。

保温を考え豪快にフライパンのまま食卓に運ぶか、皿やホットプレートに盛って完成(汁は多いと野菜類が吸って塩辛くなるので多い分は取り分けておいた方が安全:写真奥)

お、ウマイじゃん!!、なるほど、なぜ北海道が味噌ラーメンが多いのか解ったのと、北海道という【地域】の味のポイントが掴めた気がする。
味噌バターラーメンの上に乗っかっているコーンの味みたいなイメージを想像すると解り易い。

 ビールといきたいが(沖縄は泡盛・九州は焼酎・北越や東北は日本酒のイメージがあるが、北海道の人は何を呑むのだ?、なんか日本酒が合いそうな気もするが)、やはり白いご飯と合う!!
・美味しいけれどバター?を入れ過ぎたかな?(でもバター?入れると美味しいんだ!!)
・血圧の事もあるので食べ切れなかったら後日食べても良い(自分は余らせた)、あくまでご飯のおかずなので主食みたいに食べない事!!・・・又、魚や野菜を足して加熱し食べても良い

余ったちゃんちゃん焼きを使って

温めたフライパンに油を敷いて、ニンニクとタマネギ(←今回のタマネギは繊維を断ち切ってみた♪大根の味噌汁みたくならなくて良いかなって、別に大根の味噌汁を卑下している訳ではないけれど、でもあんまり好きじゃないな・・・大根臭くて)を、タマネギがガリガリしなくなる半透明より少し先まで、やや弱めの火で炒め

モヤシとキャベツをサッと炒め、

余ったちゃんちゃん焼きを入れ(水分が多かったから、タレになる)

余っていたスープで溶き

味の調整で少し味噌を溶いて(←塩分摂るなぁ~)、1分~2分少し塩辛いぐらいに煮詰め、胡麻油を少し垂らして

茹でて丼に入れておいた麺に盛ると「札幌式」で作る味噌バターラーメンになる。

強制的に味噌バターだけれど(そんなにバター風味は思っているほど強くはない、うっすらと言う感じ)、これが又、美味しいんだ(一味や七味をかけるとより和風になる)。
※卵と味噌はあまり合わないと思っているので入れない、味噌の大豆の粒子がボソっとしているし、お互いぼかしてマスキング出来るモノ同士だから、相殺されて、全体のイメージがボヤケル)
野菜も摂れるし。

 ・ちゃんちゃん焼きは肉好きの野菜嫌いな若い子や子供には、ちょっとツラいかも、子供のうちは舌の味蕾の数が大人より多いので、甘塩っぱい味を感じ過ぎて刺激が重くツラく感じるんだ!!
だから近年は中国の四川なんかでも子供のうちは辛いものは与えず、なるべく素材本来の味を覚えさせる教育を始めているという。


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