piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

月曜 水曜クラス

2011年03月28日 | 音楽教室
卒業式、終業式も中止になった学校があり、その流れで4月の授業もきちんと計画がたてにくいという理事会の判断で 月曜水曜の目白クラスは休講が決まりました。
発表会に出なかった始めたばかりのMちゃんや 4月からスタートしましょう!と決めていた新しい生徒さんたち、
発表会後それ以前より自信をつけて新しい曲に意欲満々だった子供たちに会える事を ひとつの希望(おおげさだけど)のように楽しみにしていたのですが 連休明けからとなりました。それまでちゃんと毎日ピアノを弾いてほしいものだが、多くは望むまい(‐ ‐;)

東京の桜が咲き始めたようです。
今年の桜は 特別目にしみることでしょう。



factory of dream 夢を作る工場  by 2355

2011年03月25日 | weblog
2週間がたちました。
それ以前からファンになっているNHK教育テレビで23:55から放送している5分番組も自粛していた放送が数日前から再開されています。
この番組はおやすみ前にちょっとほっとできるものを作りたいというスタッフの優しさとセンスにあふれていて 本当に毎晩素敵なものを作るなあ。と感心しながら きっちりリラックスさせていただいています。ありがとうございます。
(0655は今日も一日がんばって。というエール)

4月から月~木だったものが月~金で放送拡大なのだから人気がある証拠でしょう。
特に2355でここのところ放送している 「夢を作る工場」というアニメと歌は素晴らしいです。
人の暖かさとペーソスに何度みても涙が出てくる。
 
 曲 I don't want to play in your yard
歌  Peggy Lee
作詞 Philip Wingate
作曲 Henry w.Petrie
アニメーション  佐藤雅彦 石川将也 山本晃士ロバート 安本匡佑

素敵なアーティストたちに心から拍手です。
明日が今日より素敵な日になる気がしてきます。真夜中は停電にならないので(笑)、この工場でたくさんの人の夢を作ってもらって 自分たちで叶えよう!

http://www.nhk.or.jp/e2355/

今晩は3月の 「よんきびう」(・ならびかえて きんようび)なので2355はやってません…。 

ヒラリー・ハーン東京公演中止

2011年03月24日 | 演奏会
今夜オペラシティであるはずだったヒラリー・ハーンの演奏会が中止になりました。
チケット払い戻したら被災地に募金します。

今年のウィーンフィル日本公演はゲルネがマーラーを歌うそうで、そのニュースを3月11日の午前に訊いて、失神しないように聴きにいかなくちゃ。なんて考えていたのですが、そのすぐ後この天災を目の当たりにし、それ以前のままというわけにはいかないような気分になっている。
私の気分ではなく、この被災で東京もかなり疲弊している。この10月のウィーンフィル公演も中止になる可能性もあるのかもしれません。


写真は参考までに美しいハーン(Vl)&ゲルネ(Br) バッハのマタイ受難曲やカンタータの中から ゲルネの歌にハーンのヴァイオリンがオブリガートする録音のジャケットです。
この天災から全く音楽を聴く気分になれず、(レッスンでピアノは聴いて、弾いていますが)早く大好きなCD
をゆったりと聴けるようになりたいです。




動き出すしかない

2011年03月22日 | 音楽教室
発表会後 新しい曲がスタートしています。
月の光、ラヴェルのソナチネ、悲愴ソナタ、バルトーク「ルーマニア舞曲」…
年中さんたちは 発表会を経験してから一気に成長しました。
ちょっと難しい曲にチャレンジしたので、それまでの楽譜が簡単に感じ苦もなく進んでいきます。ごほうびシールを選ぶ時間も早くなっている!(笑)決断力さえアップか!?
年長さんも4月から一年生。音楽的に!弾く事を要求しても大丈夫、こんなことまだ無理かな?と思っても言うだけ言う。トライする。すぐできなくてもやろうとする気持ちは伝わる。云わないより云うべきだと確信。
生徒さんが成長しているのを実感することが一番の喜びです。
普段のレッスンで「う~ん、先週、先々週から変わってないなあ。ぶつぶつ」ということは誰しもあるのですが、発表会を挟むと 確実に上達しているのだ。でもきっと「先週と変わってない。ぶつぶつ」という感想は言い続けるのがせんせいの役目だなと思っています。

それにしても計画停電。
生徒さんたちと時間調整をしながらレッスンをしています。
今日はとうとうレッスン中 停電に突入。雨模様の夕方、ブラインド全開でかろうじて楽譜と鍵盤は見えました。
「昔ストーブ」を出動させる時間はなかった(エアコンで暖房していたから)ので部屋がどんどん寒くなってレッスン終了しました。
いつまで続くかこの停電…。これでナイター開催なんてことになったら ぐれてやる。
信号があるのに、ついてない交差点を車が譲り合いながら走っているのだ。普段よりドライバーが優しくなっているのが泣けます。このお互いさまだからね、という気持ちが薄れる頃が怖いです。
珈琲の豆を挽くのに数年前挽いてる時間ない。と電動ミルを買ったのですが 昔のミルも復活。(祝)
生まれながらの?アンチジャイアンツでしたが アンチ電化でいこうじゃあないの。

さて私の新しい課題は シューベルト ピアノ三重奏曲 ノットゥルノです。
franzの時代もろうそくの灯りしかありませんでしたね…。心に沁みます。
このろうそく12時間使用可能。以前生徒さんにいただいてずっとしまってあったものです。(ありがとう!舞ちゃん)
電池もない。このろうそくも使い切ったらどうしたらよいのか?
停電の夜はほんとに悩ましい。



蛍の光

2011年03月18日 | 音楽教室
昨日の計画停電は16時前から、北風の寒い日だったが雲がなくてお日さまの光で本が読めました。
停電が計画どおり実施されるので、それをさけてレッスンに来た子供は その前夜の停電中ママが声に出して問題を出し、それに答えて勉強したと楽しそうに教えてくれた。
そのお宅は電子ピアノなので、停電だとピアノが弾けないので、停電前に練習したとのこと。

また学校が休校になった子供はしかたなく!?ピアノを弾いているらしい。

停電というのは音まで変わるのですね。
この静寂は 市街ではなかなか得難い。

♬ 蛍の光、窓の雪…を思わず口ずさんで、ついでに「哀愁」という映画→ヴィヴィアン・リーの美しい横顔という回路をたどった。

しばらくして電池の買い置きがなくラジオが聞けないので、福島原発が大事に至らぬよう命がけで放水作業をしてくださっている関係者のことを思った。彼らはヒーローですね。彼らの命まで奪わないでください。

すっかり日が暮れて 18時半過ぎには 家の電化製品が次々と通電。
勝手にテレビがついた。

それから私はすっかり節電ばあさんと化したのだった。




「停電の夜に」

2011年03月16日 | 音楽教室
…というジュンパ・ラヒリの短編集はたしか停電の夜に夫婦がお互いの不満をぶちまけてしまう恐ろしい話だったか、停電になって 私たち夫婦も そうなってもややこしいので(笑)歩いて25分の独り暮らす父の家に夫と行った。
今日二日ぶりに動いた電車も止まり、信号もついてない。ほとんど真っ暗なのに なぜか歩く自分たちの影が道路に…。
月の明かりでした。
見上げると星もたくさん。
スキー場にきたみたい。
静かで風もあって寒い夜なんだけど そんなに怖くない住宅街の道。自転車や車も通っていたけれど。
月明かりが こんなに力強いと思わなかったです。
被災者のことを思い 今できることをやるしかない。

同じようにこの月を見ていた生徒さんとおかあさまがいたことが 今連絡事項のメールやりとりでわかりました。
この夜空の下に被災地がある、と思ったと。
小さな子供たちは無邪気だけど ショックを受けた子供たちもたくさんいるでしょう。

そうだ彼女の次の曲は「月の光」。私の携帯アドレスは月の涙。これは関係ないか^^;
これからも 停電はあるでしょうが 今晩の月は忘れないでしょう。

私の家が3グループに属することがおかげで判明しました。
少しは予定がたてられるかも。








枯れそうだった花

2011年03月15日 | 音楽教室
6日にいただいた美しい花たち、水不足で苦しんでいる人が大勢いる中、水を変えています。
まだまだ咲き誇っている中 首部を垂れ花びらが落ちた花だけ花器から取り出し 茎を水切りし、小さなグラスに移し替えた。それから3時間 みるみる元気を取り戻してきました。

一瞬もう捨てようかと迷うほどしんなりした花がまた上を向きました。
うれしいです。移し替えた時点で写真を撮っておけばよかったと思うくらい こんなへたな写真でも大きな差があるんです。

避難所で 途方に暮れている方々を重ねてしまいます。
どうか あきらめないで、と祈る事しかできません。

3月11日の地震から3回夜が明けた

2011年03月14日 | 音楽教室

この災害で無傷な私に出来る事は何か。
今この時点で助けを求めている人がいると思うといたたまれない気持ちです。
報道で知る悲惨な事態に胸を痛めてばかりはいられない。
これから、だ。


本日 月曜クラスはレッスン中止を土曜日の時点で決定されています。事務所から連絡がいっているはずです。
土日の近所の子供たちは親御さんが送り迎えをしてくださって、レッスンをしました。
ある親御さんはピアノなんか弾いている場合じゃないんですが、といいながら私もそう思いながら、でもレッスンをした。でも子供は無邪気で、発表会の次の曲の話で目を輝かせている。
少なくともそのとき地震の事を忘れている。
この小さな子供たちのために日本は負けちゃいけない。
迷いが消えることはないが いつかどこかで音楽が誰かの心を慰める事があるかもしれないと信じるしかない。

PS .水曜クラスも中止が今決まりました。










音鳴り止まず、、、

2011年03月10日 | 音楽教室
まだ全員とお話はできてませんが、発表会出演者は早くも次の曲へ意欲高まっています。
私もすぐに あなたは次はこの曲がいい!と決められないくらいピアノソロ曲はた~くさん種類があるので、順番順番(^^)また違う作曲家、同じ作曲家でも若い頃、成熟期、晩年でもその変化を楽しむことができるし、星の数ほどあるなか なるべくベストマッチを選びたいものです。

私もやっといただいたお花をじっくり自分で淹れた珈琲をお気に入りのカップで飲みながらじーっと愛でる時間がもてました。昨年9月の演奏会でいただいたお花はたしかアップせずにいたのですが、今回は写真がうまく撮れませんが^^;アップします。ほんとにきれい。
お花のためには まだまだ寒い方がいいなあ。ありがとうございました。

発表会無事終了

2011年03月07日 | 音楽教室
昨日 発表会終了しました。
本人の努力は勿論ご家族のご協力のおかげを持ちまして みんないい演奏ができました。
感謝申し上げます。ありがとうございました。
最後数日のがんばりは表彰状ものです。(もっと前から準備しておけばもっとすごいっていつも思うけど…)
ちいさなお子さんの初舞台はママたち 自分が代わりに弾きたいくらい歯がゆいおもいをされたかもしれません。
でもみんなつらかった分、最後は笑顔。お疲れさまでした~。

一番心を動かされたのは、同じレッスン日の仲間たちを応援する子供たちの優しい気持ちです。
ステージ袖で 自分のドキドキを忘れ 「あの子、きっとすごい練習したね!」と自分のことのように喜んでくれた子供たち。自分の子供時代、そんな余裕も優しさも持ち合わせていなかっただろうと思い返し、彼女たちにまたひとつ教わったのでした。
きっとご家庭の雰囲気もそうなんでしょうね。

高学年、社会人の人たちは本業だけでも大変なのに、その中練習する時間を作りレッスンに通い、人前で発表する場所へチャレンジする。確実に云えることは練習というのは何でも楽しい事よりつらい事の方が多いのに、それなのに逃げなかったみんな 素晴らしいです。
毎年私もテンパってしまって 途中、「来年は休もう」と思う、生徒さんたちも「なんで発表会なんてあるんだよ!』(怒)という時期があるだろうけど、終わってみればひとつ大人になってさあ次は何弾こう?気分。
年々子供たちの個性が伸びて 演奏のレベルも他のクラスさまに誇れる内容だったと自負しております。弾くだけでなく、しっかり音楽していた人が増えました。

発表会の後、ダウンした人も数名。つらかったでしょう…。あの状態でよくがんばってくれました。

この発表会を最後にしばらくピアノをお休みする人。
いくつかの思い出が、よみがえってます。
怒ってしまったこと。
彼女たちのピアノに感動したこと。
練習が嫌いだけどママのために弾くって泣いた子。私ももらい泣きした。
お別れはかなりさみしい。みんながんばって いい女になるのじゃ。また会いましょう、だね。 

笑ったのはリハーサルで弾いたあと、さあ本番、とステージ袖に集まった年中さんたち、
「さっきみたいにうまく弾けるといいね。」
「えっ もういっかいひくの?」
「えーっ これから本番だよ!」
「ほんばんってなーに?」

これからゆっくりみんなの録音を聴きますね。
写真とCDはしばらくかかりますが お待ち下さい。

今回発表会翌日私は太もも両足が筋肉痛。階段を降りるのに時間がかかる。スキーした翌日みたいなんですけど、なんでだろう?

最後になりましたがお花、写真、ステージ、アナウンスのみなさま 助けてくださってありがとうございました。