Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

家族の夏休み・・・「日本科学未来館」編 Part2

2006-08-25 10:19:05 | Weblog
気がついたら、夏休みも今日を入れても、あと6日!!
ということで、案の定『宿題』に頭を悩ませて…いるのは、“はは”のほうかもしれません。

kirikouも、やろうと思ってはいるのでしょうが
何やかやと遊びに夢中で、宿題に落ち着いてむかえる状況ではありません。

皆さまのところは、きちんと「構造化」が進んでいらっしゃるかもしれませんが
我が家は、お話だけの「構造化」なので
そのあたりは「“はは”の不得意分野」と誤魔化して、手付かずにおりますところに
最大の問題点と課題があることは明らかです。


さて、まだまだ暑さも厳しく、やらねばならないこともあり
されど、やりたいこともアレコレあって、結局そちらを優先したりで
集中してブログに向かう時間と体力がありませんでした。


振り返ってみると、今年の夏休みは

kirikou は、1泊の宿泊学習と2泊のキャンプに2回参加して

テーマは「可愛い子には、旅をさせよう!」

目標は「みんなと一緒に、時間に遅れないように行動しよう。」

    「自分のことは、自分でしよう。」          など、でしたが    

成果のほうは、これから少しずつ振り返っていこうと思います。

一方、家庭での「規則正しい生活」や「学習する習慣」などは
残念ながら、ほとんどできていなかった上に

「もうすぐ9歳」という、ある意味での予想以上の「成長」に伴う

“はは”にとっての抵抗感
(つまり「言うことを聞かない」―別に押し付けているわけでもないのに
こちらの意見にも耳を貸さない…ような、主張することは主張してくる…という)

に直面して、“はは”としては、ストレスもかかり
大げさに言うと、正念場に立たされているようなキツイ場面もありました。

といいながらも、私も、スクーリングに出ていろいろ学べて、とても充実しておりました。

kirikouの出かけている「ははの自由時間」には、
思いっきり、糸の切れ掛かった凧のように(大空とまではいきませんが)
興味の赴くままに、いろいろなものを見聞きしたり感じたりすることができて
「いのちの洗濯」とともに「人生に少しの広がりと深み」が加われば
これからも、もうひとがんばりできるかしら…という感じです。

ただし、何と明日明後日のスクーリングのレポートが、まだできておりませんので
この記事を書き終わったら、ラストスパートをかけて仕上げるつもりです。
(このあたりは、kirikouとイヤになるほど、良く似ております…)

夫のほうはというと、仕事の移動があって、また新しいところに出向いておりますが
毎日、汗をかいて働いてくれていますので、ほんとうにありがたく
家族3人、おかげさまで、つつがなく暮らしていられるというところでしょうか。


ただひとつの気がかりは、この暑い陽気の中
おじいちゃんの体力的なこととおばあちゃんの精神的体力的な心配が出てきました。

そのあたりについてのお話も、少しずつしていきたい気もいたしますが…
もう少し、考えてみたいこともありますので、それはまた別の機会にいたします。


ところで、今日の午前中は「はまっ子の夏休み大会」があり
子どもたちがゲームなどをするイベントにkirikouも、先ほどやっと支度をして出かけましたので
kirikouも私も宿題は、午後にすることにしましょうか…

そんなこんなで、家族3人で夏休みらしいお出かけをしたのは

「明日の神話」「日本科学未来館」だけということになってしまい

夏休みの終わる前に、「家族の夏休み」の続きだけは、書いておきますね…

(記憶のスイッチボタンをまわして、時間をさかのぼっていきながら…
さて、どんな言葉や情景が思い浮かんできますやら…)


そうでした!

閉館時間まであとわずかになって、kirikouにそのことを言うと
急に思い出して、ひとりで外に向かって飛び出していきました。

はじめは、場所もわからずに大慌てでエスカレーターを降りて
1階の特別企画展『もえる森 とける大地「マンモスからの警告」展』
入りました。(以下に、HPより転載します)


特別企画展
もえる森 とける大地「マンモスからの警告」展
YUKAGIR MAMMOTH MUSEUM FROM SAKHA, LAND OF PERMAFROST
サハ共和国の永久凍土から現代に甦った冷凍マンモスと対面し、
絶滅にいたった当時の環境と地球温暖化が叫ばれる今の環境を見つめ直し、
将来へのメッセージにつなげる特別企画展です。
開催期間:2006年7月1日(土)~9月3日(日)


ところで、なぜこんなに急いだのか…?という理由は、
実は、また昨年の6月まで、時間をさかのぼることになります。

おそらく、この企画展で展示されているマンモスを
昨年の「愛・地球博」の際にご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

私たち家族も、従妹を誘って、昨年の6月に2泊3日の駆け足で「愛・地球博」に行ってきました。

時間的にも限られていましたし、事前予約は取れませんでしたので

地球博の雰囲気を味わって、何かオモシロいもの珍しいものが観られればいいなぁ
という位の気楽なつもりで出かけました。

というのも、私や夫は、その前の「エキスポ70」の大阪万博に
今思うと、当時としては家族そろって大阪まで行くという、大変な思いをして行ったことがありました。

でも、子ども心には、行列に並んで「月の石」を見た、
~館に入ったという事実らしきものが、ぼんやりと残っているだけで
一番印象深かったのは、思うにあの「太陽の塔」の大きさや目新しさだったような気がします。

まぁ、それでも、小さいときにみんなで地球博に出かけたんだなぁという
程度で充分だと思っていました。

ということで、並んで長時間待つようなパビリオンには入れないことを
前もって説明もして納得していたつもりでしたが

やはりkirikouたちは、目玉とされる「マンモス」や「ロボット」に興味があったらしく
今回、やっと見られることになったのです。

ちなみに、私が地球博で、良かったと感じたのは『地球市民村』でした。

そこでは、天井に丸いスクリーンがあって、畳や座席に寝転がって
映像を眺めながら、ほんとうに寝てしまったり休みながら

地球や自然と一体になる感覚や不思議な空間と時間の流れを味わえたと思います。

(「アースドリーミングシアター」という名前だったことを、今はじめて知りました!!)

(あとは、「大地の塔」の前の霧のような涼しさと
「風」(WIND):風を動力とした不思議な楽器「音具」
が、
チベットの回すアレ…マニ車でしたっけ…に似ていて
kirikouが気に入って、ぐるぐる回していたことと
インド館や国連館も印象に残っています。)

まったく、とんでもないところまでお話が飛びましたが
やっとこれで「マンモス」を間近に見ることができました。

目の前に置かれたマンモスの頭は、不思議なくらいきれいなものに見えました。

耳が、とても小さいのが気になって、近くにいる職員の方に聞いてみると
確かに、寒いところに住んでいるので、熱の発散の必要がないことなど
教えてくれました。

空いていたので残り時間はわずかでしたが、じっくりゆっくり観ることができ
kirikouも、ガラスにへばりついて見ていました。

サハ共和国の人々の笑顔は、まるで親戚の人のように親しみ深く感じましたし
一頭で、家族を含め20~30人の1か月分の食糧になったと、
パネルに書いてあったと思います。(メモが見つからず、うろ覚えです…)

人とマンモスが、かつての地球上で共存していたことを
ふと、目の前に見ているような感覚に陥りました。


それから、黄緑色の葉っぱの形に切られた色画用紙に、地球やマンモスに向けて

思い思いのメッセージを書いて、おみくじのように結び付けるコーナーもありました。



家族のそれぞれにとって、有意義で楽しくオモシロく

またまた、いろいろありながらも、何とかかんとかそれなりにスゴすことのできた

「夏休み」でした!!


何かを感じたり、いろいろなことを経験したり

いろいろな人たちと関わりながら、

なにか得るものもあり、すてるものもあったような…

どこか成長することもできたような…変わらないものもあるような…

記憶の中で、どこかにいつまでも生きつづけるものたちに

もしかしたら、出会えたような…気がしています…

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