Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「地球データマップ」

2007-03-02 15:20:14 | Weblog
月曜日に、熱も38度8分まで上がってしまったkirikouですが…

耳鼻科を受診して検査の結果、やはりインフルエンザのB型ということでした。

kirikouの通う小学校でも、この時期になって、感染が広がってきているようです。

お薬は…タミフルではなくリレンザという
吸入の抗インフルエンザウィルス剤を処方していただいて
おかげさまで3日目には平熱に下がって、ずいぶんと元気になりました。

お薬のお話は…とても、むずかしい部分もありますので、ここでは、あえていたしませんが

お医者さんに、遠慮せずにきちんとお薬のご説明などをしていただいてください。

患者といっても、わからないこと心配なことは、確認して納得したうえで
自分で選択するという姿勢が、とても大切だと思います。

お医者さんによっては、伺いにくい雰囲気の先生もいらっしゃるかもしれませんが…
必要な情報を、きちんと患者さんに提供するのは、医療に携わるものとして
当然の義務だと思いますので…


さて昨日は、熱も下がってすっかり元気が出てきて、
家の中でどうにもヒマをもてあましていました。

大好きな○○○カードを出してきて眺めてみたり、アニメ番組を観たりして過ごしていました。

そんな中、教育TVの11:30~11:50「地球データマップ」で
「失われゆく言葉」 という番組を、
kirikouと一緒に観ました。

世界中の言語の多様性の分布が、自然の生物種の多様性のそれと
見事に重なるというデータは、とても興味深いものでした。

また、世界中にたくさんある言語が、さまざまな理由から
奪われたり、失われていくという事実は、驚くべきことでした。


調べてみると中学・高校生向けの番組のようでした。

実は、どうも以前購入した

「NHKスペシャル『データマップ63億人の地図』いのちの地図帳」に

番組の構成が似ているようで、どこか関連しているような感じです。

以下に番組HPより転載いたします。http://www.nhk.or.jp/datamap/top.html

環境問題・南北格差・戦争・・・人類はいろいろな問題をかかえています。
「地球データマップ」では、
統計データを地図にしたデータマップで地球と世界の今のすがたを知り、
それが私たちの生活とどうつながっているか、
そして未来のために何ができるかを考えていきます。


■ アンコール放送         ■ 春のテレビクラブ
  1/ 11 自分・世界・地球        4/ 3(火) 魚が消えていく
   18 温暖化する地球         4(水) 難民 故郷を追われて
   25 飢える国・飽食の国       5(木) しのびよる感染症
  2/  1 ひろがる格差         6(金) 「豊かさ」って何だろう
  8 遠くからくる食べもの
  12  11:15am~汚染される惑星
   11:35am~難民故郷を追われて
   15 滅びゆく野生生物
   22 平和への地図
  3/ 1 失われゆく言葉 (ここまでは放送終了)

    8 女と男のいる世界
    15 持続可能な未来へ


番組HPにも、世界地図を色分けして視覚的に訴えるような
データマップが取り上げられています。

モチロン、データのみで、何かを全てカヴァーすることもできませんし

その切り口によって見えてくるものが、全てを物語っているわけではないとしても

現在の地球や各国の置かれている状況や様子を、大まかにつかみとることは
できるように思いました。

取り上げているテーマも、今地球に住んでいる人間として

自然・生き物・環境・社会…そして多様な価値観などをめぐって、
地球規模の視点で、ものを見たり考えていくことを促すような構成になっているようです。

きっと、すぐに解決策が見つかるような問題ではないことばかりでしょうが

まず、そのことをできるだけ偏見を持たずに知ること

さらには、個人の置かれた立場や考え方のちがいを知ったうえで

どうすればいいのかを、できるだけオープンな視点から見ながら

いろんな方々と話し合っていくことで、
少しでも前向きに考えることができたら良いなぁと思いました。


とはいえ、問題はとても複雑な事情や歴史的な背景を持っているようです。

私も、今頃になって気づいたり、あらためて考えてみたりしているところです。

その意味でも、子どもたちが今学校で学んでいることを
大人だからといって、よくわかっているというわけでもないように思いますので

機会がありましたら、春休みにアンコール放送もあるようなので
お子さんと一緒に見てみるのも、面白いかもしれません。


案外、今を生きている子どもたちの持っている感性に

驚くようなひらめきや輝きを見つけることができるかもしれませんね。


さて、金曜日ということで
今年度の通級指導も、今日を入れてあと2回となりました。

熱も下がって、本人に確認したところ「今日は、通級に行くよ~!」ということになって

無事に指導を受けて、少し疲れた様子でしたが、在籍校には戻らずに
先ほど帰宅しました。

クラスのお友だちが、帰りがけに連絡帳を届けてくれました。

担任の先生のコメントに

「あと13日の登校で3-○も終わりです。元気に登校してください。」とありました。

kirikouも、もうすぐ4年生なんですね~!!


ほんとうに、すっかり日差しもあたたかくなって、三月になったことを実感しました…


いつもの帰り道に、私の大好きな沈丁花の香りが広がって

いつのまにか季節がひと回りしたことを、教えてくれているようですね…



   窓越しにひかりの粒がおどってる 三月やよい梅ももサクラ


                          風待人



(相変わらずの駄作ですけど…

「笑う門には、福来る」…と言いますし、それでは、お後がよろしいようで…)


                    

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3 コメント

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リレンザ (RAM)
2007-03-02 20:52:20
末っ子を近所の内科に連れて行ったとき、タミフルを処方されました。リレンザをいただいたことがないですが、耳鼻科だと可能性があるのでしょうか?
何はともあれ、回復されてよかったですね^^
母語と母国語の違いにも関心がありますデス。
返信する
ありがとうございました。 (RYO)
2007-03-02 22:04:00
風待人さん、こんばんは~。
先ほどはどうもありがとうございました。
おみやげまでもらってしまって恐縮です。
とってもオモシロイ対談でしたね。
ものすごくインスパイアされてしまいました。
やっぱりライブで聴くのは本で読むのとまた違っていいですねぇ。
今日、茂木さんが約束を取り付けていた今度芸大で行われる講座も今からとっても楽しみです!
返信する
実は・・・ (風待人)
2007-03-02 23:44:39
RAM さま

リレンザについて・・・私も、たぶん時々覗くサイトに記載があって
なるほど~と思っていたところ
耳鼻科の先生のほうから、それほど詳しくお話があったわけではありませんが
リレンザを出してくださいました。

私でさえも、こちらから先生にお尋ねする時は
やはり少し勇気が要りますね。

相性といいましょうか、信頼できるお医者さんに出会えると
かなりの部分で、安心できるという気もします。

クスリの被害も因果関係など、証明しにくい部分もあるのでしょうが
お子さんを亡くされた方の心中を察するに・・・
そんなことを言っている場合ではないんだろう・・・と親の立場では思います。

なにやら、はっきり言えないところが情けないです・・・


RYO さま

こちらこそ、お話できてほんとうに楽しかったです!!

ほんとうに、ありがとうございました。

想像していたとおりのマジメで一生懸命な方でいらっしゃって・・・

ウチの子も、RYO様のような息子に育ってくれたらなぁ~なんて、想いました。

それから、いろいろな人とそれぞれの良さを重ね合わせて
何かを進めていくことの楽しさや素晴らしさに気づかれたというお話は
最近私も、同じように感じることがあって、納得しました。

これからのRYOさまのご活躍が、とっても楽しみです!!

茂木先生と中沢先生のお話も、本質的な深いお話と
その合間の、飄々とした「かろやかさ」のただよう小気味の良いお話とが
絶妙な感じで混ざり合っていて・・・とても、思い白かったですね~!!

また、何かの折にはお目にかかってお話しましょうね!!
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