中野笑理子のブログ

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その日の感想

2017年10月12日 | 日記
生きていると、誰にでも必ず、

何て日だ!

と言いたくなる日があると思います。
朝いち駅の出口で、隣の人の傘が自分の眉間を直撃して目から火がでるほど痛い思いをしてしまったり。
頭から血を流して意識不明で発見された夫が、救急車で運ばれていると連絡を受けたり。
親戚の家が火事で消火した後に遺体が見つかったので、すぐに確認に来てほしいと警察から連絡があったり。
楽しみにしていた旅行先で第1日目の夜中に、またもや夫が救急車で搬送されたのですぐに帰ってほしいと連絡があったり。
私生活のみならず仕事でも様々なトラブルがあったり思わず、やってらんねーよ! と言いたくなる時もある。

今まではそんな時、不安に押し潰されそうになったり怒りに我を忘れたり、感情を上手くコントロール出来なくなってしまうこともありました。
これからもきっとまた、いろんな苦難に遭うと思うけれど、最近気がついたことがあります。
面白がるほどの達観はまだ出来ないけれど、心のどこかで俯瞰しているというか、いつかネタに出来るかもしれないと心の中でメモをとる自分がいます。

やにわに紙と鉛筆を取り出してデッサンをとる画家のように、今の状況を文字に起こすとしたら何と書く? と自問自答している自分がいます。
今までそれらは思い出すのもイヤで、無理やり忘れようとお酒に逃げたりすることもあったけれど、イヤな場面を切り取って文字にしたらどうなるだろうかと書いてみる。
思うように上手く書けない時はまだ感情に囚われているのだなと反省したり、上手く書けたら書けたでまた悲しみや怒りがぶり返したり。

悩みながら書いていることがほとんどですが、アンタ書いてる時はホンマに楽しそうやな~と言われて、エッ、どこが? と思わず聞き返し、こんな日があってもいいか、と思ったのでありました。