中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

真夜中の甲板で

2017年09月04日 | 日記

怪談ツアーの高松へ向かうフェリーの中で、怪談会も終わり一旦解散となった後、誰もいない甲板へ出て夜中3時過ぎまで一人で粘ったのですが、ドボンドボンという音は結局聞こえてきませんでした。
海坊主とおぼしき妖怪にも会えず、夜風に震えて船内へ戻ったのでありました。

しかし真夜中の海を眺めながらの読書タイムは、ちょっと良かったです。
日常ではあり得ない、贅沢な時間を味わうことが出来ました。
寝ていないということもあるのでしょうが、夜行バスや列車とは違う、水の上という感覚がフェリーの中で常にありました。
それは何だか不思議な感覚で、地上でないというだけで、こんなにも変わるものなのかと思いました。
高松に到着して港に立ったら、いつもの感覚が戻りましたが、重力とか関係があるのかしら?

そしてまさかのツアー途中脱落。
帰宅してすぐ病院へ向かい、日曜の夜もあまり眠れず、疲れも感じないほど張りつめていたのか、今日になってドッときました。
靴下ちゃんにごはんもあげたし、今夜こそぐっすり眠るゾ!

〈今回のツアーに持って行った本〉
聖徳太子の「未来記」とイルミナティ
オール讀物9月号
酒と肴と旅の空