沈まぬ太陽①～⑤ 著者：山崎豊子

＜Amazonのあらすじ抜粋＞
巨大な航空会社のおそるべき裏面と暗闇…。時代と組織に弄ばれた主人公の過酷な左遷。中近東のカラチ、テヘラン、そしてナイロビへと海外をたらい回しにされた現代の流刑の徒は、企業という猛獣に不屈の闘いを挑む。

上記あらすじはなにやらかっこよさげに書いてありますが、事実を元に構成された一部フィクションの小説です。
一人のエリートサラリーマンが、正義を貫くあまり、腐敗した会社上層部や政治家も巻き込んで、不遇の扱いを受け、耐え続けながらも、信念を貫き通すひたむきさ、それを支える家族の愛をテーマにした小説です。
発表当時、賛否両論いろいろな問題提起された小説でもありましたが、
主人公の恩地元さんの生き方は、我々にはとてもまねできない物ながら、読後もずっと余韻に残るものがありました。
今までに読んで、一番良かったとも思える作品でした。
おすすめです！！！！！

薫山
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