北康利 「白洲次郎 占領を背負った男」

田舎に帰ったときに
父親の書棚より、面白そうな本があったので
手にとって持ち帰って読んだ本です。

想像以上に素敵すぎる内容でした。

昭和史は苦手で知識がなかったせいか
こんな偉大な方が
戦後の日本を良くしようという純粋な思いより
獅子奮迅の働きをしていたのかと思うと
身震いしました。

青年期から老年期まで
本当に熱い生き様でした。

普通であれば、要職を目指して
利権をむさぼることも十分できたのに
清廉潔癖で勲章もほしがらないなんて
普通の人にはまねできません。
今の政治家の皆さんもぜひ読んでいただきたいと思う内容です。

久しぶりに自信を持ってお勧めできる本です!


薫山