学生の時に友人に薦められて読んだ本です。その友人いわく、この本はとても面白いよと言ってました。こんな本が面白いわけなかろうと思いつつも読みすすめましたら、見事にハマりました。
言葉の表現力、言葉の力というものが、いかに素晴らしいものなのかという感動を得られました。
現代人は、理性に抑制されて感動する機会が少ないと思います。
魂の奥底より、迸る感動。それは、美しさ?怒り?悲しみ?喜び?
言葉でそれを表現するゲーテの熱き心(表現力)に深く胸をうたれてしまいました。
たとえば、大事な人(恋焦がれる人)を想像してみましょう。
その人のすばらしさ、美しさを讃える台詞を何行にもわたって表現できる人って
いないと思います。
最近、感動してないなぁ。。。とお嘆きの方!
もし、読んでいませんでしたら強くおすすめします。
[ちょっとあらすじ]
あらゆる学問を究めた老学者ファウスト教授の魂を得る為に悪魔メフィストフェレスが、悪魔の力により若さを、美女を、財産を与えます。最後にファウストは悟りにも似た大事なことに気がつき、有名な「瞬間よとまれ、お前はあまりにも美しい」と言う台詞、そして感動の大団円を迎えます。
すべては、エンディングに向けての過程であり、このエンディングは魂の昇華ともいえる高次元の境地ともいえるファウストの感動の独白で帰結しているので、
涙腺ゆるめで、笑い上戸の感動しやすい薫山のツボを深くえぐる作品でした。
しかし、友人たちとの雑談でこの本が好きだというと、世間の風は冷たく、楽しく話していた雰囲気の温度が氷点下に下がる経験を何度かしているので、封印しております。
ちなみに岩波書店の本では、一部、二部の二巻構成になっています。
[残念ながら大きな書店でないと売ってるとこ見たことないですね。。。]
薫山 (1451)
言葉の表現力、言葉の力というものが、いかに素晴らしいものなのかという感動を得られました。
現代人は、理性に抑制されて感動する機会が少ないと思います。
魂の奥底より、迸る感動。それは、美しさ?怒り?悲しみ?喜び?
言葉でそれを表現するゲーテの熱き心(表現力)に深く胸をうたれてしまいました。
たとえば、大事な人(恋焦がれる人)を想像してみましょう。
その人のすばらしさ、美しさを讃える台詞を何行にもわたって表現できる人って
いないと思います。
最近、感動してないなぁ。。。とお嘆きの方!
もし、読んでいませんでしたら強くおすすめします。
[ちょっとあらすじ]
あらゆる学問を究めた老学者ファウスト教授の魂を得る為に悪魔メフィストフェレスが、悪魔の力により若さを、美女を、財産を与えます。最後にファウストは悟りにも似た大事なことに気がつき、有名な「瞬間よとまれ、お前はあまりにも美しい」と言う台詞、そして感動の大団円を迎えます。
すべては、エンディングに向けての過程であり、このエンディングは魂の昇華ともいえる高次元の境地ともいえるファウストの感動の独白で帰結しているので、
涙腺ゆるめで、笑い上戸の感動しやすい薫山のツボを深くえぐる作品でした。
しかし、友人たちとの雑談でこの本が好きだというと、世間の風は冷たく、楽しく話していた雰囲気の温度が氷点下に下がる経験を何度かしているので、封印しております。
ちなみに岩波書店の本では、一部、二部の二巻構成になっています。
[残念ながら大きな書店でないと売ってるとこ見たことないですね。。。]
薫山 (1451)