SAITO Lab. BLOG

齋藤研究室

Happy New Year 2018

2018-01-03 17:56:29 | Information
旧年中は大変お世話になりました。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ハイデガー研究会編オンラインジャーナル『Zuspiel(ツーシュピール)』第1号(2017年)刊行

2017-12-31 17:51:44 | Information
ハイデガー研究会編オンラインジャーナル『Zuspiel(ツーシュピール)』第1号(2017年)が、2017年12月27日に刊行となりました。

2017/11/25(土)青山学院大学で開催された「『存在と時間』刊行90周年記念シンポジウム」での開会記念講演・一般発表・ワークショップ・シンポジウムの論考全19本を収録しています。

ジャーナルタイトルのZuspielは、ドイツ語で「(球技における)パス、送球」を意味しますが、これをハイデガーは『哲学への寄与』で伝統的形而上学との間での応酬(投げ渡し=投げ合い=投げ送り=遣り投げ)といった意味をもつ術語として使用しています。これにならい、ハイデガーならびに哲学をめぐる世代間の活発な議論の応酬の場として、本ジャーナルは『Zuspiel』と命名されています。



Heidegger Gesellschaft Tokio (Hrsg.) Zuspiel, Bd. 1, 2017.
ハイデガー研究会編『Zuspiel』第1号、2017年

目次
開会記念講演
森一郎「『存在と時間』はどう書き継がれるべきか」(1-13)

一般研究発表
高井寛「私たちは自分が何をしているかを知らない」(14-29)
鈴木優花「本来的に話すこと――不安の惹起をめぐって」(30-42)
安田悠介「歴史の時間と自然の時間――『存在と時間』の時間論について」(43-54)
瀧将之「なぜ「私たちは真理を前提せざるをえない」のか?」(55-69)
木村史人「現代技術は不安を惹起するのか――『存在と時間』における技術論の射程」(70-88)
山中健義「ロムバッハの構造存在論における「現象」と「存在」の問題――ロムバッハの前期ハイデッガー解釈に関する一考察」(89-100)
​小村優太「ハイデガーによる真理論の系譜の再検討――アヴィセンナからイサク・イスラエリに遡ることは可能か」(101-109)
戸谷洋志「反ハイデガー的転回のあとで――ヨナスにおけるヒトクローニングへの実存主義的批判」(110-119)
大江倫子「『存在と時間』の彼方へ――デリダ『ハイデガー』講義の視点から」(120-134)

​ワークショップ1「ソルゲ(気遣い・憂愁・ケア)」としての現存在のありかたをめぐって
古荘真敬「「ゾルゲ(気遣い・憂愁・ケア)」としての現存在のあり方をめぐって」(135-144)
丹木博一「Sorge概念の射程と限界」(145-157)
川口茂雄「「まだ憂いをご存じなかったのですか?」―――『存在と時間』197頁の脚注が、私たちに示唆するもの」(158-166)​

ワークショップ2「意味・解釈・翻訳」をめぐって
西山達也「示されているものへと向かう存在」(167-177)
森田團「罪のしるしとしての現存在――『存在と時間』における言語の根拠への問い」(178-191)

シンポジウム
高田珠樹「『存在と時間』――もう一つの筋書き」(192-198)
相楽勉「「自然に関わる感情」の観点から『存在と時間』を読む」(199-204)
加藤恵介「デリダの「ハイデガー講義」について」(205-213)
​齋藤元紀「気遣いえぬもの」(214-225)

どうぞご一読下さい。
https://heidegger2017.wixsite.com/mysite/zuspiel
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ギュンター・フィガール『問いと答え』監訳刊行

2017-12-08 10:04:08 | Information
ギュンター・フィガール著/齋藤元紀、陶久明日香、 関口浩、渡辺和典監訳『問いと答え』2017年11月22日に法政大学出版局より刊行となりました。ドイツのハイデガー協会会長を務めた現象学研究の泰斗による、哲学者との「開かれた対決」の記録。ぜひご一読ください。



http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-01071-2.html
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『存在と時間』刊行90周年記念特別シンポジウム「ハイデガー『存在と時間』2017」2017/11/25開催のお知らせ

2017-07-13 23:17:25 | Information
ハイデガーが『存在と時間』を刊行したのが、今をさかのぼること90年前の1927年。
今年、ハイデガー研究会では総力を結集して『存在と時間』刊行90周年記念特別シンポジウム「ハイデガー『存在と時間』2017」を2017年11月25日(土)立正大学にて開催します。



プログラムは、開会記念公演、一般研究発表、ワークショップ、そして『存在と時間』の現在を討論するシンポジウムで構成。また、年内にはシンポジウム全原稿を収録したオンライン・ジャーナル「Zuspiel(ツーシュピール)」も刊行予定。
一般研究発表の公募要領、開会記念公演・ワークショップ・シンポジウムの登壇者は近日特設ウェブサイトにて公開します。
ハイデガー研究会の新たな挑戦に、ぜひご期待ください。

***
『存在と時間』90周年記念シンポジウム「ハイデガー『存在と時間』2017」開催のお知らせ
1927年に『存在と時間』が刊行されてから90年を迎える本年、ハイデガー研究会では「『存在と時間』2017」と題し、2017年11月25日(土)立正大学にて特別シンポジウムを開催する運びとなりました。
刊行から90年、『存在と時間』については、これまでじつに多くの論者たちがさまざまに言及を行ってきました。わが国でも、これまでに刊行された『存在と時間』にかんする論文や研究書は膨大な数にのぼります。

わけても2007年には、秋富克哉・関口浩・的場哲朗編『ハイデッガー『存在と時間』の現在――刊行80周年記念論集』(南窓社)が刊行され、「成立と途絶」、「哲学知の諸相」、「種々の対決」という三つの局面から『存在と時間』の思想を総括する試みが行われました。

刊行から90年を迎えた今回のシンポジウムでは、そうしたこれまでの豊かな研究成果に加えて、近年の新たな研究動向をも踏まえつつ、専門研究者のみならず、幅広くハイデガーに関心を寄せる者が結集し、『存在と時間』の意義と制約をあらためて徹底的に議論しあうことを目指します。



開会記念講演では、わが国のハイデガー研究を代表する方をお招きし、ハイデガー研究のこれまでとこれからについてお話いただきます。

第Ⅰ部「研究発表」では、一般公募による研究発表を行います。ハイデガーのみならず、『存在と時間』に関心を寄せる研究者であれば、基本的にどなたにも発表の機会を設けます。
(応募要領の詳細は近日特設ウェブサイト上にて公開いたします)

第Ⅱ部「ワークショップ」では、現在活躍中の精鋭研究者たちがモデレーターとなり、最新の研究テーマをめぐって、討議を行います。

第Ⅲ部「シンポジウム『存在と時間』2017」では、わが国のハイデガー研究・哲学研究で著名な方々をお招きし、『存在と時間』の意義と制約について、フロアのみなさんと一緒に徹底的に議論していただきます。

なお、シンポジウム終了後は、懇親会も予定しています。

​*

『存在と時間』を存分に論じ尽す一日。
みなさまぜひご参加ください。

​*

なお、開会記念公演、一般研究発表、ワークショップ、シンポジウムの全原稿を収録したオンライン・ジャーナル​
Zuspiel(ツーシュピール)
も年内の公開を予定しています。
ご期待ください。


​主催:ハイデガー研究会
​​協賛:岩波書店・法政大学出版局
https://heidegger2017.wixsite.com/mysite
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【書評】アメリカ革命の精神は蘇ることができるか 理想の政府をめぐるアレントの格闘を読み解く|仲正昌樹著「ハンナ・アーレント「革命について」入門講義」(作品社)

2017-04-05 19:33:22 | Information
仲正昌樹著『ハンナ・アーレント「革命について」入門講義』(作品社)についての書評を週間読書人に寄稿しました。オンラインでは無料で読むことができます。ご一読いただければ幸いです。

【書評】アメリカ革命の精神は蘇ることができるか 理想の政府をめぐるアレントの格闘を読み解く|仲正昌樹著「ハンナ・アーレント「革命について」入門講義」(作品社)|評:齋藤元紀(高千穂大学教授・哲学)|週刊読書人3/24号

http://dokushojin.com/article.html?i=1073

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2017年度担当授業

2017-04-05 19:02:47 | Information
2017年度担当授業は以下のとおり。

2017/04-2018/03

●哲学A/B(高千穂)[通年・月曜日・3限(13:00-14:30) 1302教室]
身近な事柄をてがかりに、「哲学すること」の最初の一歩を踏み出すための「哲学入門」の講義です。

●倫理学A/B(高千穂)[通年・金曜日・3限(14:40-16:10) 1102教室]
善さとは何か、生きるとはどういうことか。善き生をおくるにはどうしたらいいのか。具体的な場面に即した「倫理学入門」の講義です。

●齋藤ゼミI(高千穂)[通年・月曜日・2限(13:00-14:30) 5301教室]
基礎的なスタディー・スキルと思考力を身につけることを目指します。

●齋藤ゼミII/III(高千穂)[通年・金曜日・4限(14:40-16:10) 5301教室]
哲学的・倫理学的思考による諸問題へのアプローチと解決のためのトレーニングを行います。

●齋藤ゼミIV(高千穂)[通年・金曜日・5限(16:20-17:50) 5301教室]
高度な哲学的・倫理学的思考の養成と卒業論文制作の指導を行います。

***
●哲学特論(存在論)BI・BII(東京女子大学)[通年・月曜日・5限(16:35-18:05) ー 教室]
存在論を中心に現代哲学の諸根本問題について考察します。

●形而上学研究Ⅰ(法政大学大学院)[通年・水曜日・2限(11:10-12:40) 803教室]
ハイデガーの『存在と時間』の読解を行います。

●現代文明学演習5(立教大学大学院)[春期・水曜日・4限(15:00-16:30) 4252教室]
エルネスト・グラッシ『形象の力――合理的言語の無力』の読解を行います。

●哲学講義1(立教大学)[秋期・水曜日・4限(15:00-16:30) 5302 教室]
現代哲学の諸根本問題について考察します。

https://sites.google.com/site/motokisaitolab/home/lectures

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Happy New Year 2017

2017-01-02 23:47:00 | Information

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『終わりなきデリダ――ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』2016/11/25刊行のお知らせ

2016-11-21 15:58:53 | Information
ハイデガー研✕日本サルトル学会✕レヴィナス研✕脱構築研の4研究団体合作による論集『終わりなきデリダ』(法政大学出版局)いよいよ11月25日刊行です。
デリダの講演を皮切りに、内外の力作揃いの論稿、そして充実の文献案内を収録。ご一読下さい。



目次
 はじめに(西山雄二)

出来事を語ることのある種の不可能な可能性(ジャック・デリダ/西山雄二・亀井大輔 訳)

 第一部 デリダ×ハイデガー

序(齋藤元紀)
人間/動物のリミトロフィー──ジャック・デリダによるハイデガーの動物論講義(宮崎裕助)
精神と動物について──ハイデガーとデリダ(齋藤元紀)
前代未聞、音声中心主義(川口茂雄)
ハイデガー、デリダ、現前性の形而上学──その「批判」の解明(峰尾公也)
脱構築の継承と「言語の問題」──一九六三──六五年のジャック・デリダ(亀井大輔)

 第二部 デリダ×サルトル

序(澤田 直)
サルトルとデリダ、犬と猫──動物の思考(フランソワ・ヌーデルマン/翠川博之 訳)
ポスト実存主義者としてのジャック・デリダ(西山雄二)
文学と哲学の分有──デリダとサルトルの文学論(澤田 直)
サルトルとデリダの「視覚」(藤本一勇)
デリダとサルトル──脱構築の後、ヒューマニズムについて考える(北見秀司)

 第三部 デリダ×レヴィナス

序(渡名喜庸哲)
犬だけでなく──レヴィナスとデリダの動物誌(オリエッタ・オンブロージ/馬場智一 訳)
暴力と言語と形而上学──「言葉の暴力」をめぐるレヴィナスとデリダの相違と交叉(小手川正二郎)
デリダはレヴィナス化したのか──「暴力と形而上学」から『最後のユダヤ人』まで(渡名喜庸哲)
待期の贈与──モース・デリダ・レヴィナス(藤岡俊博)

「デリダとハイデガー、サルトル、レヴィナス」に関する文献案内(桐谷 慧・島田貴史・長坂真澄・松田智裕・吉松 覚)

http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-15081-4.html
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『リクール読本』合評会2016/12/10開催のお知らせ

2016-11-12 19:14:47 | Information


来る2016年12月10日(土)に早稲田大学 戸山キャンパス39号館 5階第5会議室にて、『リクール読本』(法政大学出版局、2016年)合評会が開催されます。
執筆者の方々はもちろん、著名なコメンテーターの方々とご一緒に、当方も登壇します。
リクールの哲学はもちろん、解釈学、現象学、分析哲学、宗教学、精神分析等々に関心を寄せる方々にとっても必聴の催しです。予約不要、参加費無料。みなさまぜひご来場ください。

---------------------------------------------------
リクール読本 合評会
2016年12月10日(土曜)
早稲田大学 戸山キャンパス 39号館 5階 第5会議室
【来聴歓迎・予約不要】
13:00 開会  司会:川﨑惣一(宮城教育大学)
    編者挨拶:鹿島徹(早稲田大学)
13:10 セッション1 杉村靖彦(京都大学)
13:45 セッション2 齋藤元紀(高千穂大学)
休憩
14:35 セッション3 伊東俊彦(相模女子大学)
15:10 セッション4 佐藤香織(首都大学東京)
休憩
16:00 全体討議
17:00 閉会
----------------------------------------------------
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『終わりなきデリダ――ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』2016年11月刊行のお知らせ

2016-10-09 23:05:54 | Information
脱構築研究会×ハイデガー研究会×レヴィナス研究会×日本サルトル学会の4団体協力のもと、論集『終わりなきデリダ――ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』が法政大学出版局より2016年11月に刊行となります。

脱構築研究会×ハイデガー研究会×レヴィナス研究会共催による2014年10月のワークショップ、脱構築研究会×日本サルトル学会共催による同年12月のワークショップ、さらにハイデガー研究会×脱構築研究会共催による2016年7月のシンポジウム、それぞれで発表された論稿に加え、さらにデリダの講演「出来事を語ることのある種の不可能な可能性」、デリダと各哲学者にかんする文献案内を収録。

デリダは、ハイデガー、レヴィナス、サルトルの思想をいかに読み、いかに論じたのか。動物、現前、実存、贈与、他者、文学、弁証法、ユダヤ性ほか現代哲学をつらぬく主題をめぐり強靱な思考を展開した四者の思想的布置を気鋭の研究者たちが考察します。ご期待ください。

『終わりなきデリダ――ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』齋藤 元紀:編, 澤田 直:編, 渡名喜 庸哲:編, 西山 雄二:編
http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-15081-4.html
コメント
この記事をはてなブックマークに追加