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コーポレートガバナンス Harvard Business Review ←不祥事の謝罪方法などリスクマネジメントも #senbook

2016年02月22日 | book

ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016年 03 月号 [雑誌] (【特集】コーポレートガバナンス)

『コーポレートガバナンス』ダイヤモンド・Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2016年 03月号 [雑誌]
を読んで印象的だったのがこれ。

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コーポーレートガバンスというと企業統治なんていうけど、今は特にコンプライアンスや戦争や震災などのディザスター対応、不祥事やリコールなどに対する社会的対応のダメージコントロールなどのリスクマネジメントへの対応しっかりできることが、コーポーレートガバナンスで重要なんだと思っている。

そんな中で今回のコーポレートガバナンスは、一番最初が

『不祥事への備えはあるか 企業が正しく謝罪する方法』

となっており「なるほど」としっくり来た一冊。

・自責の念を伝えよ。
・鈍感になるな。
・率直さを示せ。
・謝罪相手を間違えるな。
・メッセージを伝えよ。

など、言葉にするとそうなるんだろうなという内容が記載されているので整理するには良いと感じました。

特に、謝罪相手は重要かなと。
自社製品の購入者なのか、購入者ではないけどブランド支持者なのか、不祥事による被害者なのか?もう少し社会全般なのか?など相手によって対応すべき内容や、伝えるべき内容はかわってきますからね。

また不祥事の謝罪対応以外にも、コーポレートガバナンスの対象範囲は広いのでこんな目次になっています。

伊藤レポートの真意とは
 
 →日本のROEに関する提唱
  日本企業は資本効率が悪い

最高の取締役会のつくり方

サクティビストを出し抜く穂方

「ほぼ日」の常識は、資本市場の非常識か

 →人に喜んでもらう価値

コーポーレートガバナンスの3つの原則

 →キーワードは
  1)長期的視点
  2)取締役会の人材
  3)株主の声の反映

上場企業の覚悟(マネックスの松本社長の記事)

管理者とか経営者じゃないからコーポレートガバナンスは関係ないかというとそうでもなくて、ベンチャー企業の社長や取締役と話す機会が多い場合であれば、常にこの視点を持ちつつ事業も回しているわけですし、専門家ではなくても、管理者ではなくても、コーポレートガバナンスについて今のトレンドは何か?知っておくと良いと思います。


ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016年 03 月号 [雑誌] (【特集】コーポレートガバナンス)

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