思うがままに

Step by Step

数曽寺山塊最高峰へ

2009-01-29 | 山登り・ハイキング

朝早くから図面一式を客先にメール送信
これで一息
でも、明日から次の仕事が待ってる。。。。

今日は妻の父の命日で六甲のお墓へ
私は山行きの用意をし、妻を車に乗せてお墓へ向かった
朝早かったからか神戸市内は比較的空いていた
天気もgood 朝方は少し冷え込んでいたが今日は暖かくなるらしい

妻は「どこへ行くの?」と訊いたが「疲れてるからどっか近くの山に登るわ」と曖昧に答えた
これから出勤する妻をJR六甲道で下ろし、ナビを前もって決めていた数曽寺辺りにセットした

ここからだと山越えで行くのかと思ったが、ナビは2号線を森友まで向かえと指示した
ナント遠回りだこと・・・
私は適当に近道を選んで目的地へ向かった

ネット情報でよく見る「馬瀬公民館」
何度も通っているがピンとこない
『ああーあれかぁー』と、そこに停めようとしたがチェーンでガードしてあった
仕方なく馬瀬の集落に入って行った
集落と言っても数えるほどしか民家がなかった
細い道を走って行くと住吉神社があった
この辺りで停める所はないものか?と見廻したが無い
更に走って池の手前辺りに来た時、左側にブラ下がった赤いテープが見えその向こうに鉄塔の案内板が立っていた
充分道幅のある池の堰堤に車を停め先ほどの赤テープの所を覗いてみた
『なるほど、ここから168の鉄塔へ登れるのかぁ』と、ひとり納得
車に戻り、さて車をどこで切り返すか?
もう少し先へ車を進めた
すると、池の右最奥部に旋回場所があり、車で行ける道もそこで行き止まりとなった
車を降りて様子を見てみた
すると、鉄塔No.169への案内板が立っていた
169の文字だけで、170の文字は無かった
つまり『この谷から170へ登る巡視路は無い、別の所に巡視路がある』ということを暗示していた訳だ
168の案内板には169、170の双方の記載があったのに170へ登る案内板だけが見つからなかった
????
では『鉄塔No.170への巡視路の入口は?』 → 池から東方向に700mほど離れた場所にあった



さて、数曽寺山塊最高峰(459m)は大坂山(450m)に二度登りながらもただ眺めていた山だ
大坂山からだと往復にそれほど時間はかからないだろうが、それより数曽寺谷からではなくそのピークの麓から登ってみたいという気持ちが強かった
そのヒントをいつも参考にさせて頂いてる"ゆったりさん"のHPの大坂山~P459から掴んだ

"ゆったりさん"の文面引用
『(大坂山からP459へ向かう)尾根の途中からP459までの尾根が一望できるところがある、途中小ピークで南に下っている踏み跡がある、山好きな人が下るところなのだろう。11:30目標であったP459についた。山頂には数曽寺最高峰と書かれた古いプレートと大坂山にあった物と同じプレートが木につり下げられていた。』
赤字の文字とそのページ内の参考地図で登れると確信した
(但し、ゆったりさんの参考地図で鉄塔168の巡視路入口(池奥)は169の間違いで、168の巡視路入口は池堰堤近くにある)

更にその後、"うろさん"のHPのウツロウ山(459m)も読ませて頂いた
"うろさん"は大坂山と"ゆったりさん"の文面の小ピークとの間の鞍部から巻き道を降りて鉄塔168へ向かわれたようだ
そう言えば、ピークへの直登り以外に大坂山側の方向に薄い踏み跡があったような気がする(?)
"ゆったりさん"の参考地図にはその巻き道への分岐が記載されていないが、"うろさん"は2001年に登られて既に踏み跡が薄くなっていて見落とされたのかも知れない

初めて向かう所は、そんなルートマップがホントに助かる
私のような小心者にはそれが頼りだ
それと、誰かが実際に歩いたという事実と薄くても良いから踏み跡があるということも・・・・
あまり薄過ぎるのも困るが(笑)


11:20頃 池の堰堤に着いた
最奥中央が数曽寺最高峰(459m)である
目の前の鉄塔はNo.169


堰堤から見た里山、向こうは三草山 (この左奥を更に東側に行くと鉄塔No.170の案内プレートがある)


11:40 出発 (車を停めた堰堤は十分な道幅がある)


11:40 鉄塔No.168の巡視路入口

巡視路は整備されて快適だ それに今日は暖かい!



11:48 鉄塔No.168が見え、その上が大坂山と最高峰(P459)との中間点のピークだ


11:59 鉄塔No.168に到着(巡視路入口から19分)


向こうはNo.167 あそこからそのまま登って行くと大坂山だ



こっちはNo.169 あれからもここ(No168)と同じように真上のピークに登れるのかも知れない

車を停めた池が見える

大坂山から南に伸びる支尾根


さあーお昼だ!
手作りの風防で春のようなそよ風を遮って鍋焼きうどんを温め、おにぎり2つを食べた
それにしても暖かい! 半袖の下着1枚でも充分だ!
そして なんかすごく幸せな感じ・・・ 久しぶりの山だからか?


12:49 大坂山とP459の中間点のピークへ出発
     入口が分かり難かったので枝や木を切っておいた

手前は169 向こうが170であそこへ向かって下山する予定

池の堰堤に停めた車が見えた 向こうは三草山

車上荒らしに合いそうな場所でないことは確かだ

シダと藪コギで疲れる! リュックを枝が引っ張るからたまらん!
前を見てもピークが見えない どの辺り?と鉄塔168を振り返る


13:12 ピークに到着 (鉄塔168から23分、意外と早かった)

数曽寺山塊最高峰への尾根道は中腰で歩かねばならない
けれど、先ほどの登りと比較すると遥かに楽だ


13:34 P459に到着!(鉄塔168から45分)
     山頂はあまり広くないし、眺望は北面のみだ それに邪魔な木も多い
     確かに大坂山で見たプレートがかかってる(小心者の私には真似が出来ない)


誰かが木を切った跡があった
私も少し切ってあげようとノコギリを取り出して邪魔な木を切った
次回は南面が眺められるようにしたいなぁ(ここは国有林らしいが・・・)

この前登った金城山やカラカサ山も見える

あれは三角点山かな? あれは白山? はっきりと断言できない




14:24 山頂で50分も遊んでしまった! さあ下山しよう
     プレートの右側を進んで行けば良いようだ


うむーあまり良くない でも鉄塔168からの登りよりはましかも

ホントにこの道で良いのか?と下界の様子を確認したいが木が邪魔して見えない
しばらくして少し良い場所があった
この道で間違いないと確信
下界がもっと見易くなるように木を切っておいたが、丁度その時、消防車のサイレンが響き渡っていた
何事だろう?


鉄塔170が近づいてきた

手前から鉄塔169、168、167・・・ (私は168から登って行った)


右側は鉄塔170で左は171
情報によると、目の前の小ピークの手前から馬瀬に降りる登山道があるようだ

また藪コギ


15:14 鞍部に着いた (P459から50分、途中木を切ってなかったら40分くらいかも)

確かに[馬瀬]のプレートがぷら下がっている
"ゆったりさん"や"うろさん"は、この道を登り降りされたようだが、あまり行きたくないような感じがした
それより私は鉄塔170を目指し巡視路を降りて行こうと決めた
巡視路がどこへ辿り着くのか分からなかったが鉄塔168のプレートに170の文字があったので、いずれにせよ馬瀬のどこかに辿り着くことは確かだと考えた


P459を振り返る




鉄塔170まであと少し


15:24 鉄塔170に到着(P459から1時間)


P459を振り返る
左側のピーク→右側のP459→尾根伝いにここまで来たことになる


目の前は巡視路 極楽道だ!


途中299mの三角点があった




目の前は地図では234mのピーク
どうやら、この下が分岐だろう


15:36 分岐(鉄塔170から12分)
     (このまま真直ぐへの踏み跡もあったが私は右(西)へ)


これが鉄塔No.170の案内プレートだ!


巡視路を西に向かって降りて行った

淋しい静かな森だ


15:44 目の前に赤テープがあり、その向こうは明るかった


この場所は丁度堰堤の下のようだ


15:45 戻って来た (P459から約1時間20分)
     あまり眺望は良くなかったけど凄く楽しかった!!


再度、池奥の所へ向かった
ここまで車が入れて旋回可能


鉄塔169の案内プレート
ここから170へも行こうと思えば行ける訳だ


車に戻り、池の水で車を洗ってあげた

今日も誰とも会わなかった
里の人も見なかった

会ったのは春のような陽気の中、空を楽しそうに飛ぶ小鳥と悠々と舞うトンビ(?)だけだった
ああっ それとすぐ下の住吉神社の池に水鳥(?)もいたなぁ
鳥の名前もさっぱり分からない


"ゆったりさん" "うろさん"
ありがとうございました  久しぶりの山登り 楽しかったです



最新の画像もっと見る