このところ、突然の訃報が続き気持ちが沈む日々が多く
気晴らしに友人を誘って出かけることにした。
梅雨の晴れ間
観音寺、通称あじさい寺にアジサイを見に行った。
あじさい祭り開催中で多くの参拝者でにぎわっていた。
アジサイ観賞の前に本堂でお参りして
甘茶と お抹茶を頂いた。
ガラスのお茶碗と、あじさいの生菓子が季節感たっぷり
住職さんから350種5000株のあじさいのお話を聞いてお庭へ。
住職さんが廃線になったJR可部線の枕木を一本ずつ並べて作られた
山の斜面の階段を登りながら、あじさいを観賞。
本堂の横に沙羅の木が白い花をつけていた。
朝に咲いて夕には散ってしまう別名、一日花
平家物語の祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。・・・
人の世の無常を象徴した可憐な花
たった一日の花の命でもこの花は不幸だとは思ってないはず
一日を清楚に可憐に懸命に咲いて落花する・・・
与えられた今日を大切に生きなければと心に誓ってあじさい寺をあとにした。