不遇のTE37

2011年07月05日 | 




ブルーメから、更に1台。
不遇というのは少々言い過ぎかも知れませんが、
先代のTE27から大きく人気を落とし、
歴代のレビンの中でも、不人気車の印象が強い車です。
そして、この次のモデルである、
同じ2TGを積んだTE71から人気が復活し、
更にその次世代である、4AGを積んだAE86は、
最後の軽量FRとして爆発的な人気を博したわけです。

ちなみに私は、過去にセカンドカーとして、
TE71を所有していた時期があります。

話は戻りますが、
このTE37は排ガス規制の真っ只中にあって、
一時期、生産が中止されました。
したがって、生産、販売台数は少なく、
今では、なかなかお目にかかれない、
レアな旧車となっています。

若かりし当時、
私は同モデルのトレノに憧れていました。
免許を取得して、
最初に所有しようと考えていた車には二つの候補があり、
一つはランサーセレステ、
もう一つは、TE37世代のトレノでした。
実際には、
思い入れの強かったセレステを購入したわけですが、
このTE37世代も、同時代の淡い思い出として、
記憶に残る車となっています。

やはり、久しぶりに実車を目にしたことと、
旧きよき時代の思い出、懐かしさ、強い郷愁に惹かれ、
カメラを向けました。

この車は、綺麗な車でした。
事情が許せば、いえいえ、事情は許してくれないものの、
本音を言えば、ちょっぴり欲しくなっちゃいましたね。





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