MAZDA DEMIO 1500GLリミテッド 初代DW系 1999年式(H11年式)

2015年11月22日 | 








辿りついたのは、この車だった。

車選びのポイントとしては以下のとおり。
地元で現車が確認できること。
激安車の価格帯なので選択肢は皆無なため、低年式過走行の中でも修復歴なしの車。
後方確認が楽な車。
大きすぎず、小さすぎずの普通車。
取り回しがよい。
車体色は明るい系で。
激安車ゆえ、見えない部分の信頼性の確認は困難、よって、ショップに対する信頼感を重視。

ほかにもあるが、大体、こういう感じで数台ほどリストアップしたが、結局、この1台以外は現車を見るまでもなかった。
自分の経験則と勘も精一杯に働かせて、辿りついた車だ。
さて、この車。
走行は10万キロオーバーだが、私が見た印象では、程度がよい。
何より、ショップの代車で使われていることが、決め手になった。
陳列してある車では無く、代車で使われているということは、定期メンテが施され、エンジンを中心とした状態は良く保たれている。
車は、普段から動いている車の方が状態はいい。
この型のデミオは、かつて、妻が乗っていた。
当時の妻の車は、同じ初期型の水色で、1300cc。
居住性や取り回しはよく、故障もなかった。
私が知る限り、この初期型、トラブルらしいトラブルや特段のウィークポイントはなく、信頼性はいい印象。
デザインはご覧のとおり、箱形で好みは分かれるだろうが、こういうデザイン、今となっては割り切った無骨感もあり、逆に新鮮に映るようになった。
このDEMIO、綺麗な純正アルミを履いており、アルミ付きスタッドレスも付いている。
内外装の使用感はあるものの、気になるレベルでは無い。
車検も残1年ある。
試乗したところ、出足がいい。
過去の1300よりは、ずっとパワフルだ。
納車にあたり、お約束の油脂類交換。
そして、ボディ全部を磨きあげてもらうというサービス付き(費用的には3万分)。
しめて、支払総額は192,830円なり。

車好きの私が選びに選んだ、長男の入門用の1台である。

以下、参考情報です。

1990年代中期のマツダは、バブル景気下で開始された多チャネル化戦略の大失敗(クロノスの悲劇)で、経営難に陥っていた。

この危機的状況を立て直すための量販車種として、当時のミニバンブームへ追随する形で既存のコンポーネントを活用し、短期間で開発・市場投入されたのがこの初代「デミオ」である。全長をコンパクトカーの範疇に留めながら、2列座席で荷室を広く採ったシンプルな小型ミニバンである。ミニバンブームの渦中で、機械式駐車場(全高1,550mmまで)に入れない高さのモデルが続出して実用上問題になっていたことから、車高は機械式駐車場に入るぎりぎりに設定された。シートはフルフラット化が可能で、荷室拡大時には同車のクラスを超えた収容力があり、コンパクトカーの中でもスペースと実用性の確保を最大限追求することが設計の主軸となっている。

構造・スタイルとも機能的な「道具」に徹した、一種素っ気ないくらいの実直さが功を奏し、それまで日本の1,300 - 1,500ccクラスに実用的なミニバンタイプの車がほとんどなかったこともあり、直接競合するクラスの大衆車一般に限らず、上級車や軽自動車からもユーザーが移行するなど、市場における幅広い層の支持を得た。自動車ジャーナリストにも好意的に受け止められ、日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞、およびRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。マツダはこの初代デミオのヒットによって経営危機を危うく脱し、デミオは「マツダの救世主」、もしくは「(1990年代における)マツダのカンフル剤」とも評された。

短期間、低コストで開発されたため、ベースにはオートザム・レビューのプラットフォームの系統である既存形のマツダ・DWプラットフォームを使用した。原設計が極めて古いものであったが、操縦安定性は念入りにチューニングとテストが繰り返され、必要な水準の性能は満たしている。エンジンはレビューおよび2代目フォード・フェスティバ同様、1,300ccSOHC16バルブエンジンと1,500ccSOHC16バルブエンジンを搭載する。ただし、燃料供給は電子制御キャブレターから、EGI(電子制御燃料噴射装置)へ改良されている。駆動方式は前輪駆動(FF)のみで、トランスミッションは、5速MTと、1.5L車に4速AT、1.3L車は当初3速ATの設定で、これらもフェスティバ、レビューと同様である。1.5L車は「GL」から始まる2グレード、1.3L車は「L」から始まる4グレードで発表され、全てのグレードでMTとATが選べた(計12車種)。

当初、バックドアにはキーシリンダーやアウタードアハンドルがなく、開けるためには運転席脇のレバーを操作するしかなかった。これは、販売価格を抑えるため大半のグレードに集中ドアロックが設定されなかったことから、多くの他車種と同様、バックドアのロック忘れを防ぐためにこのような設計となっていた。のちにキーシリンダー付きの押しボタン式オープナーが追加され、車外からもバックドアを開けられるようになり、集中ドアロックのみならず主流のキーレスエントリー装備車も増えた。

車体形状は「自由形ワゴン」[1]と称する「小型ステーションワゴン」[2]で、販売当初は「新ジャンルワゴン」としていた[3]。「小さく見えて、大きく乗れる デミオ」[4]や、「SMALL & BIG」[3]のキャッチコピーも付けられていた。また、自動車検査証に記載される車体形状は「ステーションワゴン」となっている(後述の2代目についても同様)。通常、マーチ等のコンパクトなハッチバック車の登録は「箱型」であり、このことからも、荷室の収容力を強く意識したモデルであることがわかる。

旧オートラマを含むフォード店向けには「フェスティバ・ミニワゴン」(略称フェスティバMW)という名称でOEM供給された。

1999年 4月27日 - 昨年販売した「1.3LXリミテッド」「1.5GLリミテッド」が、当初予定よりも1か月早く完売するほど好評だったため、「1.3LX リミテッド」は2,500台、「1.5GLリミテッド」は1,000台限定で追加販売された[15]。


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