ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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On Love/David T.Walker

2007-07-18 22:24:56 | 音楽
Phil Upchurchも好きなギタリストだが、David T.Walkerもいい。
いわゆる歌伴のギタリストとしては、私の最も好きなギタリストと言っていい。
Marvin Gaye、Quincy Jones、Boz Scaggs、Aretha Franklynなど、もう数え切れないアーティストたちのバックを務めているが、
私が最も印象に残っているのは、Marlena Shawの『Who Is This Bitch, Anyway?』だ。
ぽろろん、ぽろろんと所在なさげに奏でられるギターがこの人の魅力かもしれない。
どこか優男な雰囲気が漂っていて、このなんともプレイボーイ的な感じがたまらなくセクシーだったりする。
それがまたMarlena Shawのしっかりとしたボーカルに絡んできて、なんとも官能的な一枚だった。

さてこのアルバムはOdeレーベルから76年に出た、彼のソロ名義としては6枚目のアルバムにあたる。
Minnie Ripertonの「Lovin' You」やBacharachの「Windows Of The World」などのカヴァーなども含め、
文字通り歌うようなギターにはすんなりと身を委ねてしまえる。
白眉はゆったりと自在に奏でる「Feeling Feeling」。
ジャケットがたまらなくエッチなのもたまらない。


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